ラストブレス(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『ラスト・ブレス』が、2025年9月26日(金)に公開されます。
荒れ狂う北海の海底――そこは、光も届かぬ深海300フィート。
命を繋ぐのは、一本の酸素ホース。しかし…その絆が、突然断ち切られる。
残された酸素は、わずか10分。連絡不能。救助不能。絶望の闇に取り残された、
ひとりの潜水士。「生きろ…必ず、助けに行く」仲間たちの執念と、奇跡の力。
そして、人間が最後に見せる“生きたい”という本能。
実話に基づく、衝撃のサバイバル・スリラー。――『ラスト・ブレス』
あなたも、息をするのを忘れる。
この記事では、映画『ラストブレス』のキャストと役どころ、また
あらすじや見どころについてもまとめました。
【イヤホン推奨】映画『ラスト・ブレス』“極限潜水”立体音響予告篇|9月26日(金)ロードショー
スポンサードリンク
ラストブレス(映画)のキャストと役どころ
役名 | ダンカン |
役どころ | ベテランの潜水士。経験豊富で冷静沈着だが、引退を控えており、ラストダイブの任務に臨んでいた。仲間を救うために命を賭けて行動する“頼れる兄貴分”。チームの精神的支柱であり、ドラマの重厚さを支える存在 |
演者 | ウディ・ハレルソン |
生年月日 | 1961年7月23日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』『サンコースト』『チャンピオン』など |
役名 | デイブ |
役どころ | ダンカンとともに作業していた潜水士。状況が悪化する中、冷静さを保ちながらも仲間を失う恐怖に直面する。救出ミッションで重要な役割を担う。若手とベテランの狭間で葛藤する立ち位置 |
演者 | シム・リウ |
生年月日 | 1989年4月19日 |
出身地 | 中国 |
出演作品 | 『バービー』『シミュラント 反乱者たち』『パシフィック・リム』など |
役名 | クリス・レモンズ |
役どころ | 北海のガスパイプラインで作業する若き飽和潜水士。作業中に船のシステム故障でアンビリカル(命綱)が切断され、海底に取り残される。残された酸素はわずか10分。極限状態のなかで生存への闘いを強いられる。物語の中心人物であり、実在の潜水士クリスをモデルにしている。 |
演者 | フィン・コール |
生年月日 | :1995年11月9日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『ドリームランド』『ワイルド・スピード ジェットブレイク』『スローターハウス・ルールズ』など |
役名 | アンドレ |
役どころ | 潜水支援船タロス号の船長。嵐で制御不能となった船を何とか操り、潜水士の命を繋ごうと奮闘する |
演者 | クリフ・カーティス |
生年月日 | 1968年7月27日 |
出身地 | ニュージーランド |
出演作品 | 『MEGザ・モンスターズ2』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『レミニセンス』など |
役名 | クレイグ |
役どころ | 潜水作業の監督官 |
演者 | マーク・ボナー |
生年月日 | 1968年11月19日 |
出身地 | スコットランド |
出演作品 | 『ナポレオン』『オペレーション・ミンスミート-ナチを欺いた死体-』『クエスト・オブ・キング 魔法使いと4人の騎士』など |
ラストブレス(映画)のあらすじ
北海でガス・パイプラインの補修を行うために潜水支援船タロス号がスコット
ランドのアバディーン港から出航した。
経験豊富な飽和潜水士ダンカン、プロ意識が強いデイブ、婚約者としばしの
別れを惜しみながらタロス号に乗船したクリスたち3人は水深91メートルの
海底で作業を開始した。
だが作業中にタロス号のコンピュータ・システムに異常が発生して制御不能
となったタロス号が荒波に流され、そのことで命綱が切れたクリスは深海に
投げ出されてしまう。
クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素がもつのはわずか10分だけ。
海底の潜水ベルに留まったダンカンとデイブ、タロス号の乗組員はあらゆる手
を尽くしクリスの救助を試みるが、それは絶望的な時間との闘いを意味していた。
スポンサードリンク
ラストブレス(映画)の見どころ
実際に起きた潜水事故を題材にした生存確率ゼロパーセントからの脱出を描く
サバイバル・スリラー。
2025年2月にアメリカで公開されると映画『キャプテン・アメリカ ブレイブ・
ニュー・ワールド』に次ぐ興行収入第2位を記録するという驚異のスマッシュ
・ヒットを記録した。
さらに、アメリカ映画批評サイト「ロッテントマト」では観客スコア91%の評価
を得ており「今年最もサスペンスフルな作品」「耐えがたいほどの緊張感」
「手に汗握る水中スリラー」と批評家から絶賛されている。
物語の舞台は完全なる暗闇に覆われ、人間の想像を遥かに超えた水深91m
の海底。主人公は世界中に張り巡らされているパイプラインや通信ケーブルを
守る飽和潜水士。
命綱が切れ、視界が閉ざされ、海上との通信手段は失われ、ボンベに残った
酸素はわずか10分だけというタイムリミットと絶望的な状況が息をもつかせない
サスペンスを生み出していく。
迫り来るタイムリミットが生み出すサスペンス映画としてだけではなく絶望的
な状況でもあきらめない不屈の精神も描かれていく。
また数多くの課題に対処する潜水監督官や潜水支援船の船長の苦闘も描かれ、
自身の職務を全力で全うする男の熱いレスキュー・ドラマとしても見ることが
できる。
経験豊富な潜水士ダンカンを人間味豊かに演じているのはウディ・ハレルソン。
アメリカ・テキサス州出身のハレルソンは舞台俳優として活動を開始し、1986年
に映画デビューした。
社会派監督にして鬼才オリバー・ストーンによる1994年公開の映画『ナチュラル
・ボーン・キラーズ』で主演を務めて一躍注目を浴びた。
1996年公開の映画『ラリー・フリント』でアカデミー主演男優賞にノミネート
され、2009年公開の映画『メッセンジャー』ではアカデミー助演男優賞に
ノミネートされた。
また、2017年公開の映画『スリー・ビルボード』でアカデミー助演男優賞
にノミネートされた。
主な出演作に『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』『猿の惑星:聖戦記
(グレート・ウォー)』寡作でありながらも多くの俳優陣から尊敬を集める巨匠
テレンス・マリックによる『シン・レッド・ライン』『ハイロー・カントリー』
ローランド・エメリッヒ監督作『ミッドウェイ』月面着陸を題材にした『フライ・
ミー・トゥ・ザ・ムーン』『記者たち衝撃と畏怖の真実』、リンドン・ジョンソン
大統領を演じた『LBJ ケネディの意志を継いだ男』などがある。
深海に投げ出される若手潜水士のクリスを演じているのはフィン・コール。
イギリス・ロンドン出身のフィン・コールは兄で同じく俳優ジョー・コールの
影響を受けて演技に親しみ、2012年に子役として映画に出演した。
その後、Netflix配信ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」で兄ジョーと共演
した。テレビ映画「夜の来訪者」への出演を経てテレビシリーズ「アニマル
・キングダム」にレギュラー出演して俳優としての経歴を積み重ね、2018年
公開の映画『スローターハウス・ルールズ』と2019年公開の映画『ドリー
ムランド』で主演に選ばれた。
また、スーパーヒーロー映画『シャン・チー/テン・リングスの伝記』で脚光
を浴びたシム・リウが人当たりは悪いがプロ意識が高い飽和潜水士デイブを
演じている。
さらに歴史大作『ナポレオン』で知られるスコットランド出身の俳優マーク
・ボナー、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に出演したニュージー
ランド出身の俳優クリフ・カーティスも出演している。
パイプラインや通信ケーブルを守る「地球上で最も危険を伴う職業」のひとつ
と言われている飽和潜水士を主役にした息を呑むサバイバル・スリラー『ラスト
・ブレス』で監督を務めるのはアレックス・パーキンソン。
パーキンソンはイギリスを拠点に活動する映画監督、脚本家、ドキュメンタリー
作家として知られている。
人間が置かれた極限状況や自然との関わりをテーマにしたリアルで緊張感
あふれる映像が高く評価されている。
本作は2019年にパーキンソン自身が手掛けたドキュメンタリーを映画化した
作品であり、パーキンソンは映画で題材にしている潜水事故を知り尽くした
人物。
実際に事故が起きた船で撮影し、飽和潜水士の作業手順や機材など細部に
までリアリティーを徹底的に追求した。
加えて、閉所恐怖症的なスリルを感じさせる水中シーンは圧倒的な没入感を
創り出しており、実際の事故映像も映画で使用するなど映画というフィク
ションを越えたリアリティーを観る者に感じさせること必至。
まとめ
『ラスト・ブレス』は、絶海の深海で想像を絶する状況に置かれた人間の生存
本能と仲間への信頼を描く、胸を打つサバイバル・スリラーです。
実話に基づくドキュメンタリーの臨場感と、演出によるドラマティックな再構築
が見事に融合しています。
「命綱や酸素が絶たれたら、本当に人は生き延びられるのか?」という究極
の問いに、実際に起きた奇跡の物語として向き合う姿勢がおすすめ。
公開は、2025年9月26日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ