Mr.ノーバディ2(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『Mr.ノーバディ2』が、2025年10月24日(金)に公開されます。
2021年に公開され、冴えない中年男が突如として暴力と復讐の世界に舞い戻る
痛快アクションとして話題を呼んだ『Mr.ノーバディ』。
その続編となる『Mr.ノーバディ2』では、前作でロシアン・マフィアを相手に
壮絶な戦いを繰り広げた元エージェント、ハッチ・マンセルが再びスクリーン
に帰ってくる。
この記事では、映画『Mr.ノーバディ2』のキャストと役どころ、また
あらすじや見どころについてもまとめました。
映画『Mr.ノーバディ2』日本版予告編<10月24日(金)全国公開>
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Mr.ノーバディ2(映画)のキャストと役どころ
役名 | ハッチ・マンセル |
役どころ | 表向きは平凡な中年男性だが、かつて政府工作や暗殺任務に関わっていた「元殺し屋/元エージェント」 |
演者 | ボブ・オデンカーク |
生年月日 | 1962年10月22日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『Mr.ノーバディ』『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』など |
役名 | ベッカ・マンセル |
役どころ | ハッチの妻。成功しているキャリアを持ち、夫との関係が崩れかけているが、彼と家族関係を修復しようとする |
演者 | コニー・ニールセン |
生年月日 | 1965年7月3日 |
出身地 | デンマーク |
出演作品 | 『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』『Mr.ノーバディ』『ワンダーウーマン1984』など |
役名 | ワイアット・マーティン |
役どころ | 地元のテーマパーク運営者など、物語の舞台となる地域に於いて影響力を持つ存在 |
演者 | ジョン・オーティス |
生年月日 | 1968年5月23日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『アメリカン・フィクション』(Amazon Prime Video)『イン・ビトウィーン』『ホース・ガール』など |
役名 | ハリー・マンセル |
役どころ | ハッチの義理の弟(養子縁組された弟)。家族の一員として、ハッチを助ける |
演者 | RZA(リッザ) |
生年月日 | 1969年7月5日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『クリーン ある殺し屋の献身』『Mr.ノーバディ』『デッド・ドント・ダイ』など |
役名 | アベル |
役どころ | 地域の保安官。警察機構・地元権力として、ハッチの敵または妨害勢力になる |
演者 | コリン・ハンクス |
生年月日 | 1977年11月24日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『エルヴィスとニクソン~写真に隠された真実~』(Amazon Prime Video)など |
役名 | デビッド・マンセル |
役どころ | ハッチの父。かつてはFBIエージェントなどの過去を持つ人物。家庭や戦いにおいて意外な役割を果たす存在 |
演者 | クリストファー・ロイド |
生年月日 | 1938年10月22日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『Mr.ノーバディ』『僕を育ててくれたバーテンダー』『キャンプ・ハイドアウト 悪党をやっつけろ』など |
役名 | レンディーナ |
役どころ | 地元を支配する犯罪組織の女帝 |
演者 | シャロン・ストーン |
生年月日 | 1958年3月10日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-』『ディザスター・アーティスト』『ニューヨーク、愛を探して』など |
役名 | ブレイディ・マンセル |
役どころ | ハッチとベッカの息子 |
演者 | ゲイジ・マンロー |
生年月日 | 1999年1月4日 |
出身地 | カナダ |
出演作品 | 『Mr.ノーバディ』『渡しは世界一幸運よ』(Netflix)『Brotherhood』(原題)など |
役名 | サミー・マンセル |
役どころ | ハッチとベッカの娘 |
演者 | ペイズリー・キャドラス |
生年月日 | 2011年9月20日 |
出身地 | カナダ |
出演作品 | 『Mr.ノーバディ』『Harland Manor』(原題)など |
役名 | 理髪師 |
役どころ | ハッチの元エージェント時代のハンドラー(指令者・連絡係) |
演者 | コリン・サーモン |
生年月日 | 1962年12月6日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『Mr.ノーバディ』『移動都市/モータル・エンジン』『クリミナル 2人の記憶を持つ男』など |
役名 | ダン |
役どころ | 副保安官 |
演者 | ジェイコブ・ブレア |
生年月日 | 1984年1月26日 |
出身地 | カナダ |
出演作品 | 『ミッドウェイ』『モリーズ・ゲーム』『ワンダーワールド 覚醒』など |
役名 | カルトゥーシュ |
役どころ | レジーナの手下 |
演者 | ダニエル・バーンハード |
生年月日 | 1965年8月31日 |
出身地 | スイス |
出演作品 | 『Mr.ノーバディ』『バレリーナ:The World of John Wick』『スカイライン-逆襲-』など |
役名 | マックス・マーティン |
役どころ | ワイアットの息子 |
演者 | ルシウス・ホヨス |
生年月日 | 2001年8月31日 |
出身地 | カナダ |
出演作品 | 『AWAKE/アウェイク』(Netflix)『災厄の家』(Netflix)『Mr.ノーバディ』など |
他、ザラ・ロンゲ、ライアン・ユネス
Mr.ノーバディ2(映画)のあらすじ
ロシアン・マフィアとの決闘から4年後。
ハッチは焼失させた3,000万ドルを肩代わりした組織への借金返済のために
休日返上で任務を請け負っていた。
一方で妻と2人の子どもとの関係は崩壊寸前であり、ハッチはその修復のために
一家でバカンスを計画。
訪れた先は、アメリカで最も古いウォータースライダーが売りだけの何もない
リゾート地。しかしそこは、巨悪な組織を率いて薬物と汚職にまみれた警官を
支配する冷徹な女レジーナが支配する密輸ルートであった。
やがてハッチは地元保安官とのささいなトラブルを機に瞬く間に巨悪組織を
相手にした全面戦争に巻き込まれていく。
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Mr.ノーバディ2(映画)の見どころ
見た目はごく平凡で何者でもないと思われながら、実は一流の殺し屋という
裏の顔を持っている中年男が繰り広げる激しい戦いをユーモアと共に描いた
映画『Mr.ノーバディ』の続編が『Mr.ノーバディ2』である。
ロシアン・マフィアと壮絶な決闘から4年後、焼失させた3,000万ドルを肩代わり
した組織への借金返済のため休日返上で、任務をこなす中年男ハッチが地元
保安官とのささいな衝突から巨悪組織を相手にした派手な戦争に巻き込まれて
いく姿が描かれていく。
前作で「さえない父親」が一夜にして伝説の戦闘マシーンへと覚醒する姿を見せ
たボブ・オデンカーク。
今作ではそのキャラクターがさらに人間的に掘り下げられ、“暴力”と“家族愛”の
狭間で葛藤する姿が強調される。
彼の疲れた表情、無駄のない動き、静かな怒りの爆発はまさに職人芸。
一撃一撃に重みがあり、年齢を重ねた男の哀愁が滲む。
本作の核は、借金と罪の重圧の中で崩壊寸前の家庭を立て直そうとするハッチ
の姿。家族旅行という“日常の象徴”が、一転して修羅場と化す展開は皮肉と
スリルに満ちている。
銃撃戦の最中でも、ハッチの視線の先には常に「家族」があり、その想いが
彼を“再び怪物に変える”という構図が胸に刺さる。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』に出演するなど、俳優として
活躍し、さらに監督や脚本でも活躍していることでも知られている。
圧倒的なスケールで描かれる爆発シーンや日本刀を用いたアクション、ガトリ
ング銃を撃ちまくる爽快なバトルシーンの数々。
前作をはるかに超えた派手なアクションがノリの良い音楽と共にテンポ良く
展開されていく。
ボブ・オデンカーク演じるハッチの父親デビッド役を人気SF映画『バック・トゥ・
ザ・フューチャー』シリーズ3部作でドクことエメット・ブラウン博士を演じた
ことで知られるクリストファー・ロイドが前作『Mr.ノーバディ』に続いて
演じている。
ハッチの妻ベッカ役をデンマーク出身で、母国語であるデンマーク語に加えて
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スウェーデン語を自由自在に操る
美しき女優でコニー・ニールセンが前作『Mr.ノーバディ』に続いて演じている。
巨悪組織の女帝レジーナを演じているのはシャロン・ストーン。前作のロシアン
・マフィアとは異なり、今回は冷酷で知的な女性ボス・レンディーナが敵役。
その一挙手一投足に漂う支配者の風格と、微笑みの裏に隠された狂気が
印象的。
ハッチとの対峙は、単なる「善と悪」ではなく、“破壊と愛”の対話のようにすら
見える。
1992年公開の映画『氷の微笑』で悪女を演じたことで知られる美しく知的な女優。
持ち前の美しさと危険な香りを漂わせてマイケル・ダグラス演じる刑事を惑わす
悪女を演じ切ったことが記憶に焼き付いている。
本作でも漂う色気と美貌で観る者を虜にしていること間違いない。
監督はスタイリッシュで過激なバイオレンスアクションを得意とし『ヘッド・
ショット』や『シャドー・オブ・ザ・ナイト』などを世に送り出したことで
知られるティモ・ジャヤントが務めた。
今回もアクションは圧倒的なスピードと臨場感。監視カメラ視点、車載カメラ、
主観ショットを多用し、まるで観客自身が戦場に放り込まれたような没入感を
味わえる。
特に“プール施設での銃撃戦”や“遊園地アトラクションでの乱戦”は、今作最大の
見どころとして語り継がれること必至。
まとめ
『Mr.ノーバディ2』は、“誰でもない男”が再び立ち上がる理由を見せる、渋く、
重く、しかしどこか爽快なアクション映画。
過去と現在、家族と暴力、そして愛と赦し。それらすべてを拳で語るハッチ・
マンセルの帰還は、アクション映画の新たな伝説になる。
公開は、2025年10月24日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ