フェラーリ(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『フェラーリ』が、2024年7月5日(金)に公開されます。
1957年、59歳だったイタリアの自動車メーカー・フェラーリ社の創業者
エンツォ・フェラーリの波乱と激動の1年を描いた作品。
この記事では、映画『フェラーリ』のキャストと役どころ、またあらすじ
や見どころについてもまとめました。
映画『フェラーリ』予告篇|7月5日[金]全国公開
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フェラーリ(映画)のキャストと役どころ
アダム・ドライバー/エンツォ・フェラーリ
役名 | エンツォ・フェラーリ |
役どころ | イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」創業者 |
演者 | アダム・ドライバー |
生年月日 | 1983年11月19日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ブラック・クランズマン』『マリッジ・ストーリー』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『最後の決闘裁判』『ハウス・オブ・グッチ』『65/シックスティ・ファイブ』など |
ペネロペ・クルス/ラウラ・フェラーリ
役名 | ラウラ・フェラーリ |
役どころ | エンツォ・フェラーリの妻 |
演者 | ペネロペ・クルス |
生年月日 | 1974年4月28日 |
出身地 | スペイン |
出演作品 | 『誰もがそれを知っている』『ペイン・アンド・グローリー』『コンペティション』『355』『無限の広がり』など |
シェイリーン・ウッドリー/リナ・ラルディ
役名 | リナ・ラルディ |
役どころ | エンツォ・フェラーリの愛人 |
演者 | シェイリーン・ウッドリー |
生年月日 | 1991年11月15日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『アドリフト 41日間の漂流』『愛しい人から最後の手紙』『モーリタニアン 黒塗りの記録』『ダム・マネーウォール街を狙え』など |
サラ・ガドン/リンダ・クリスチャン
役名 | リンダ・クリスチャン |
役どころ | メキシコ出身の映画女優 |
演者 | サラ・ガドン |
生年月日 | 1987年4月4日 |
出身地 | カナダ |
出演作品 | 『セクシャリティー』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』『ブラック・ベア』『ヴァンパイアvsザ・ブロンクス』など |
ジャック・オコンネル/ピーター・コリンズ
役名 | ピーター・コリンズ |
役どころ | イギリス人レーシングドライバー |
演者 | ジャック・オコンネル |
生年月日 | 1990年8月1日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『ナチス第三の男』『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』『セバーグ』『こぼれる記憶の海で』など |
パトリック・デンプシー/ピエロ・タルッフィ
役名 | ピエロ・タルッフィ |
役どころ | イタリア人レーシングドライバー |
演者 | パトリック・デンプシー |
生年月日 | 1966年1月13日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』『レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー』『魔法にかけられて2』など |
ガブリエル・レオーネ/アルフォンソ・デ・ポルターゴ
役名 | アルフォンソ・デ・ポルターゴ |
役どころ | スペイン人レーシングドライバー |
演者 | ガブリエル・レオーネ |
生年月日 | 1993年7月21日 |
出身地 | ブラジル |
出演作品 | 『Duetto』(原題)『O Rio do Desejo』(原題)『Piedade』(原題)など |
ミケーレ・サボイア/カルロ・キティ
役名 | カルロ・キティ |
役どころ | イタリア人のレーシングカー及びエンジン設計者 |
演者 | ミケーレ・サボイア |
生年月日 | 1989年9月6日 |
出身地 | イタリア |
出演作品 | 『Brave regazze』(原題)『Looking for Monica』(原題)『Il professor Cenerentolo』(原題)など |
リノ・ムゼッラ/セルジオ・スカリエッティ
役名 | セルジオ・スカリエッティ |
役どころ | 自動車デザインで活躍したイタリア人デザイナー及び企業家 |
演者 | リノ・ムゼッラ |
生年月日 | 1980年10月21日 |
出身地 | イタリア |
出演作品 | 『Ride』(原題)『The Last Planet』(原題)『Tigers』(原題)など |
トンマーゾ・バシリ/ジャンニ・アニェッリ
役名 | ジャンニ・アニェッリ |
役どころ | イタリア人実業家で、自動車メーカー「フィアット」元名誉会長 |
演者 | トンマーゾ・バシリ |
生年月日 | |
出身地 | |
出演作品 | 『恋をするなら今宵のディナーで』『The Unkind』(原題)『Il vegetale』(原題)など |
他
セシリア・マンツィーニ、エリック・ハウゲン、アンドレア・ドレンテ、ジュゼッペ・ボニファーティ
フェラーリ(映画)のあらすじ
1957年、夏。イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創設者である
エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいた。
業績不振によって妻ラウラと共に設立した会社は経営危機に陥り息子ディーノ
が1年前に亡くなってからはラウラとの夫婦生活は冷え切っている。
一方で、愛人リナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロを認知することは
叶わない状況にあった。しかも愛人リナとその息子ピエロとの二重生活が思い
がけずに妻ラウラの知るところとなってしまう。
私生活においても会社経営においても窮地に立たされたエンツォは再起を誓い
イタリア全土1000マイルを走り抜ける危険で過酷なロードレース「ミッレミリア」
に全てを賭けて挑むのであった。
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フェラーリ(映画)の見どころ
F1界の帝王と呼ばれた男エンツォ・フェラーリの情熱と狂気を圧倒的な熱量で
描き出す衝撃の実話を基にした映画が『フェラーリ』である。
2023年にアメリカで公開されるや「壮大で濃密なドラマ」「名優たちの競演」
「傑作」との高い評価を受けた映画『フェラーリ』が2024年7月5日についに
日本で公開されることが決定した。
公開された特報にはレースシーンが映し出され、疾走感と車のエンジン音に
胸が高鳴る。さらに疾走感あふれるレースシーンに加えて柔らかな光が射し
込むシーンもあり、穏やかでありながらも神秘的で重厚な物語を感じさせる。
轟くエンジン音、危険で過酷なレースを思わせる衝突や炎上シーンも特報で
映し出されており、映画本編さながらで片時も目が離せない。
イタリアの高級自動車メーカー「フェラーリ」の創設者エンツォ・フェラーリ
を演じているのはアダム・ドライバー。
特報ではアダム・ドライバーとは最初は気づかないほどであるが、彼が演じて
いるのは1957年当時59歳であったエンツォ・フェラーリ。
1983年11月19日生まれであるアダム・ドライバーは実年齢よりも18歳上の
人物を演じていることは驚き。
アダム・ドライバーは2015年公開の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
2017年公開の異が『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』そして2019年公開の
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でカイロ・レン/ベン・
ソロ役を演じていることで知られている。
リドリー・スコット監督による2021年公開の映画『ハウス・オブ・グッチ』
ではイタリアの有名ブランド「グッチ」創業者で2代目社長アルド・グッチの
長男マウリツィオを演じている。
同じくリドリー・スコット監督による2021年公開の映画『最後の決闘裁判』
にオスカー俳優マット・デイモンと共に出演し、決闘を披露している。
アダム・ドライバーは出演する作品ごとに異なる顔を見せる演技派俳優で、
クリント・イーストウッド、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・
スコセッシという名だたる映画監督の作品に出演している。
エンツォ・フェラーリの妻ラウラ・フェラーリを演じているのは2008年公開の
映画『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー助演女優賞を受賞した経歴を
持つスペイン人女優ペネロペ・クルス。
映画『バニラ・スカイ』ではハリウッドのトップ俳優トム・クルーズと共演し、
ケネス・ブラナー監督による2017年公開のミステリー映画『オリエント急行
殺人事件』にも出演しているペネロペ・クルスは母国語であるスペイン語の
他にもイタリア語、英語、フランス語が堪能な女優である。
ペネロペ・クルスがイタリア語のセリフを披露することになるのかどうか
気になるところ。
監督を務めたのは長年にわたるフェラーリ愛好家であるアメリカ人映画監督
マイケル・マン。マイケル・マンといえば1995年公開のクライムアクション
映画『ヒート』が良く知られている映画監督である。
マイケル・マンは映画『ヒート』で、『ゴッドファーザーPARTⅡ』でアカデミ
ー助演男優賞『レイジング・ブル』でアカデミー主演男優賞を受賞したロバート
・デ・ニーロと『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』でアカデミー主演男優賞
を受賞したアル・パチーノを共演させている。
映画『ブラック・スワン』でアカデミー主演女優賞を受賞したナタリー・
ポートマン、映画『帰郷』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優ジョン・
ボイトも起用したことでも知られている。
マイケル・マン監督作品の特徴は徹底的な人物描写であるといえる。
2大オスカー俳優を共演させた映画『ヒート』では、アル・パチーノ演じる
仕事一辺倒で家庭を顧みることができない刑事と犯罪組織に所属しながらも、
孤独に身を置くロバート・デ・ニーロ演じる犯罪者の内面にまで迫る深い描写
に圧倒される。
映画『インサイダー』では、アメリカの有名タバコ会社の元重役にラッセル
・クロウ、テレビ番組のプロデューサーにアル・パチーノを起用した。
企業と家族との間で揺れ動く元重役にラッセル・クロウが徹底的になりきる
姿は名優アル・パチーノの演技を圧倒してしまうほど。
マイケル・マン監督は映画『インサイダー』に起用したラッセル・クロウを
アカデミー助演男優賞ノミネートに導き、自身はアカデミー作品賞と監督賞
にノミネートされた。
映画『コラテラル』ではハリウッドのトップ俳優トム・クルーズを起用した。
トム・クルーズが初めて悪役を演じたことで話題になった映画『コラテラル』
は平凡で真面目なタクシー運転手役にジェイミー・フォックスを起用し、
フォックスをアカデミー助演男優賞ノミネートに導いている。
イタリア高級自動車メーカー「フェラーリ」の創設者エンツォ・フェラーリ
の内面にマイケル・マン監督が徹底的に迫ることで、エンツォ・フェラーリ
の知られざる一面が明らかになるか気になるところである。
まとめ
F1界の“帝王”と呼ばれたエンツォ・フェラーリの情熱と狂気を圧倒的熱量で
描いた衝撃の実話ということで、業績不振で経営の危機に瀕する様子やその
1年前に息子のディーノの死により夫婦関係は破綻するなど、我々が抱いて
いるフェラーリのイメージをどのように覆し観せてくれるのか楽しみ。
またすべてを投げうってレースに挑む姿やレーズの模様、また車の美しさなど
興深いところ満載。
公開は、2024年7月5日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ