爆弾(映画)のキャストと役どころ!あらすじや結末を原作小説よりネタバレ

 

映画『爆弾』が、2025年10月31日(金)に公開されます。

 

原作は「このミステリーがすごい!」大賞を制した呉勝浩のベストセラー

会話劇とリアルタイム爆弾捜査が交錯する新感覚サスペンスの映画化。

 

東京の真ん中に突如告げられた「爆弾予告」。しかもそれを告げたのは、暴行

事件で捕まった、冴えない中年男。名を「スズキタゴサク」と名乗り、取調室

で薄ら笑いを浮かべながら、次々と不可解な“謎”を刑事たちに突きつける。

 

この記事では、映画『爆弾』のキャストと役どころ、またあらすじや

結末を原作小説よりネタバレします。

 

 

令和最大の衝撃解禁! 映画『爆弾』予告 2025年10月31日(金)公開

 

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爆弾(映画)のキャストと役どころ

 

役名 類家
役どころ スズキダゴサクと対峙する警視庁捜査一課・強行犯捜査係の交渉人
演者 山田裕貴
生年月日 1990年9月18日
出身地 愛知県
出演作品 キングダム 大将軍の帰還』『木の上の軍隊』『ベートーヴェン捏造』など

 

役名 倖田沙良
役どころ スズキダゴサクとはじめに聴取する沼袋交番勤務の巡査で爆弾捜索に奔走する
演者 伊藤沙莉
生年月日 1994年5月4日
出身地 千葉県
出演作品 『ミステリと言う勿れ』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』『宇宙人のあいつ』など

 

役名 等々力功
役どころ スズキダゴサクとはじめに聴取する、野方署の刑事。スズキタゴサクの過去を追う
演者 染谷将太
生年月日 1992年9月3日
出身地 東京都
出演作品 『はたらく細胞』『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』『若き見知らぬ者たち』など

 

役名 清宮輝次
役どころ 警視庁捜査一課・強行犯捜査係、類家の上司でスズキタゴサクと対峙する
演者 渡部篤郎
生年月日 1968年5月5日
出身地 東京都
出演作品 マスカレード・ナイト』『マスカレード・ホテル』『外事警察その男に騙されるな』など

 

役名 スズキダゴサク
役どころ 酔って暴行を働き逮捕された謎の中年男
演者 佐藤二朗
生年月日 1969年5月7日
出身地 愛知県
出演作品 あんのこと』『夏目アラタの結婚』『アンダーニンジャ』など

 

役名 矢吹
役どころ 沼袋交番勤務・巡査長。伊勢をライバル視していて、刑事になるチャンスを虎視眈々と狙っている
演者 坂東龍太
生年月日 1997年5月24日
出身地 北海道
出演作品 』『君の忘れ方』『雪の花 -ともに在りて-』など

 

役名 伊勢
役どころ 野方署・巡査長。スズキダゴサクの事情聴取に付き添い、見張り役を務める
演者 寛一郎
生年月日 1996年8月16日
出身地 東京都
出演作品 『プロミスト・ランド』『ナミビアの砂漠』『シサム』など

 

 

 

爆弾(映画)のあらすじ

 

酔った勢いで自動販売機と店員に対して暴行を働いたことによって警察に連行

された謎の中年男がいた。

 

男は「スズキタゴサク」と名乗り、自分には霊感があると言って東京都内に

仕掛けられた爆弾の存在を予告した。

 

秋葉原での爆破を皮切りに、この後も1時間おきに3回の爆発が起きると予知

していく。

 

刑事による取り調べをのらりくらりとかわしながら、次第に爆弾に関する謎め

いたクイズを出し始めるのだった。

 

 

 

爆弾(映画)の結末を原作小説よりネタバレ

 

スズキタゴサクの爆破予告はありえないものであった。

 

シェアハウスにあった薬品などから製作可能な爆弾の数が専門家によって割り

出されていた。製作可能な爆弾の数は多くて10個。東京にある全ての駅を爆破

するには不充分。

 

スズキが発する言葉は何ひとつ信じることができない。だからこそ、あやふや

な情報に基づいて東京にある駅全てを封鎖することは不可能。

 

阿佐ヶ谷駅から爆弾は見つかっていないが、午後4時にスズキの予告通りに

爆破が起き、目も当てられないほどの被害が出た。警察と類家の敗北。

 

実は自動販売機の中に爆弾が隠されていた。

 

飲料メーカーの配達員である山脇は自動販売機に飲み物を補充する仕事をして

いることから、自動販売機の中に爆弾を仕掛けることは容易。

 

爆弾は山手線の駅で次から次へと反時計回りに円を描くように爆発していった。

 

「丸ごとの駅」というスズキの言葉は「山手線の丸をなぞるように」を意味

していた。

 

スズキタゴサクが予告した全ての爆破が終わった。

 

梶を解雇した九段下の新聞販売所の爆発。ホームレスを狙った爆発はスズキ

の指定で、警察官を狙ったシェアハウスの爆発は辰馬の復讐。山手線の爆発

は山脇が勤務していた会社へ大きな損害を与えた。

 

シェアハウスでの爆発は辰馬の肉体を吹き飛ばすことが目的。

 

辰馬とスズキはホームレスの先輩と後輩という関係だった。辰馬は恩人である

スズキのためにシェアハウスに招いた。そしてスズキは辰馬の爆破計画を知り、

協力者になった。

 

辰馬はシェアハウスにもう1人のホームレスを住まわせていた。

正体は石川明日香で、長谷部有孔の妻であり辰馬の実の母親。

 

辰馬が爆破計画を立て始めた時、一緒に住んでいる明日香に計画を隠し通す

ことは難しくなり、辰馬は明日香を妹に引き取らせた。

 

明日香は爆破計画を知らされ、バカなことはしないようにと辰馬に懇願したが、

辰馬の意思は変わらなかった。息子を犯罪者にしたくはないと思った明日香は

辰馬を殺してしまった。

 

石川明日香はシェアハウスに住んでいた。明日香は息子の辰馬が連続爆破計画

を立てていることを知り、長谷部有孔の≪お恥ずかしい不祥事≫ことを思い出し、

家族を再びどん底に突き落とすことに動転して息子を殺害した。

 

スズキはシェアハウスに住んでおらず、爆破計画とも無関係だった。

 

明日香が辰馬を殺害した後に計画を知った。計画の概要を明日香から聞かされた

スズキタゴサクは事件を自分のものにしたくなり、自分好みの計画に書き換えた。

 

真犯人になることが目的。

 

連続爆破計画は辰馬、山脇、梶の3人が立案し、準備をした。

計画を知った石川明日香、辰馬の母親が爆破計画を知って息子を殺した。

 

明日香はかつてのホームレス仲間だったスズキタゴサクに相談し、計画を自分

のものにしようとした。

 

石川明日香は倖田沙良に抱かれて野方署の取調室へ向かう階段の踊り場

で止まった。抵抗する明日香を沙良は必死に抑えつけ、やがて抵抗をやめた。

 

明日香の身柄は確保され、スズキタゴサクは移送が決まった。

 

事件からひと月が過ぎた。石川明日香は容疑を認めなかった。シェアハウス

には住んでおらず、スズキタゴサクにも合っていない。話したこともない。

 

ただ、息子の辰馬から、おかしな男が家に住みつき、皆を洗脳していて

身の危険を感じている。

 

石川明日香は、辰馬を殺したのも爆破計画を実行したのもスズキタゴサク

の仕業だという主張を曲げない。

 

彼女は容疑を否認したまま裁判に掛けられることになった。

スズキタゴサクは一貫して霊感と記憶喪失、催眠を主張している。

 

決め手となる物的証拠は見つからず、本籍の確認さえできないが、検察は

世論に押されて起訴を決めた。

 

山のような状況証拠、石川明日香の証言、精神鑑定もスズキタゴサクの

責任能力を認めた。裁判が長引いたとしても、極刑は確実だ。

 

煽情的な報道は終わり、やがてスズキタゴサクの顔を人は忘れていく。

しかし最後の爆弾は見つからないままだった。

 

 

 

まとめ

映画『爆弾』は、東京を舞台にした“爆弾テロ予告”と“謎解き”をめぐる心理戦

を描いたサスペンス大作です。

 

物語の中心は、謎の男スズキタゴサクと、彼を取り調べる警視庁交渉人・類家。

 

取調室で繰り広げられる不可解なクイズと心理戦、そして現場で爆弾を探し奔

走する若き警察官たちの姿が、同時進行でスリリングに展開します。

 

「狂人の虚言」なのか「緻密な犯罪計画」なのか――観客もまた、刑事たちと

同じく謎を解きながら、最後の瞬間まで予測できない結末に引き込まれていく

でしょう。

 

公開は、2025年10月31日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ




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