ザリガニの鳴くところ(映画)のあらすじや結末ネタバレ!カイアの最後についても

 

映画『ザリガニの鳴くところ』が、2022年11月18日(金)に公開されます。

 

全世界で累計1500万部を売り上げた動物学者ディーリア・オーエンズのミステリー

の同名小説が原作。ある殺人事件をめぐる息詰まるミステリーと両親に見捨てられ

ながらも、ザリガニが鳴くといわれるアメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯で、

自然から生きる術を学びたった一人で力強く育った少女の物語。

 

ということで映画『ザリガニの鳴くところ』のあらすじや結末のネタバレ、また

主人公カイアの最後についてもまとめました。

 

 

映画『ザリガニの鳴くところ』予告1 11月18日(金) 全国の映画館で公開

 

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ザリガニの鳴くところ(映画)のあらすじ

 

アメリカ・ノースカロライナ州にある湿地帯で将来有望な金持ちの青年が

変死体となって発見された。

 

疑いを掛けられたのは「ザリガニが鳴く」と言われている湿地帯で孤独に

育った無垢な少女カイア。

 

カイアは、6歳の時に父親と母親から捨てられた。彼女は学校に行くことなく

花、草木、魚や鳥など湿地の自然から生きるための全てを学び、たった1人で

生き抜いてきた。

 

そのような彼女の世界に迷い込んできた心の優しい1人の青年。

彼との出会いをきっかけに全ての歯車が狂い始めていくのだった。

 

 

 

ザリガニの鳴くところ(映画)の結末ネタバレ

 

テイトという優しく接してくれる少年に出会ったカイアだったが、彼は

大学進学のために彼女の元を去ってしまう。

 

それからカイアは「湿地の少女」と呼ばれ、さげすまれながらも静かな

生活を送っていた。

 

そんなあるとき、村の裕福な青年であるチェイスがカイアに近付いてきた。

テイトがいない寂しさを埋めるかのようにカイアの心にチェイスが入り込んで

きた。

 

カイアは大切にしていた貝のネックレスをチェイスにプレゼントする。

 

やがて付き合い始めたカイアとチェイスだったが、買い物に行った店でチェイス

と親しそうに肩を組む女の子を目にする。

 

後日、新聞にはチェイスとカイアが店で目にした女の子が婚約をしたと

書かれていた。チェイスに裏切られ傷付いたカイアは二度と彼に会わない

ことを決める。

 

1968年、22歳になったカイアのもとに『東海岸の貝殻』というタイトルの

新刊の見本が届いた。それは彼女が何年も掛けてスケッチした貝や標本、

貝の生態について述べた文章がそのまま掲載されていた。

 

これは大学進学で彼女の元から去ったテイトが出版社に連絡を取って契約を

結んでいたのだった。

 

半年ごとに本の印税が入ることになったが、沼地全体を買い取る計画がある

ことをカイアは思い出す。自分が住む湿地帯が私有地であることがわかり、

未納であった税金を本の印税から支払った。

 

同じ頃、疾走していたカイアの兄ジョディが本を手がかりにカイアが住む家を

訪ねてきた。軍に入った兄は今では立派な生活を送っていた。カイアは兄から

母親が病死したことを聞かされる。

 

愛すべき子供たちをひどい父親の所に残していかなければならなかった母親の

気持ちを思うとカイアは悲しみに暮れた。

 

しばらくして人並みの生活を送っていたカイアだったが、1969年にチェイス・

アンドルーズの殺人容疑で逮捕される。

 

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ザリガニの鳴くところ(映画)の主人公カイアの最後

 

1970年にカイアの初公判が行われる。

カイアの弁護人トムは自分の殻に閉じこもる彼女を勇気付ける。

 

殺害されたチェイス・アンドルーズは10月29日から30日の深夜に湿地帯の火の

見櫓の開いた格子から19メートル下の地面に転落し、その時に脳と脊髄に重傷

を負ったことが死因とされた。

 

カイアはボートの上でチェイスと喧嘩をしているところを通りかかった若者に

目撃されているのだが、それからカイアは数日間の旅行に行っていた。

 

カイアがチェイスを突き落としたということは証明されず、優秀な弁護人で

あるトムの力によって無罪判決をカイアは受けた。

 

兄ジョディがカイアの力になり、初恋の人であるテイトとよりを戻したカイア

は結婚する。子供には恵まれないカイアとテイトだったが、美しい沼地が2人

の愛する子供のようであった。

 

その後、カイアは64歳でボートに1人で乗っていた時に亡くなった。

 

葬儀の後、テイトはキッチンの床下からカイアがよく読んでいた無名の詩人

アマンダ・ハミルトンの原稿を見つける。その無名の詩人はカイアだった。

 

「ホタル」という詩は、まるでチェイス殺害を詩にしたようなものだった。

 

そして隠すように置かれていた小箱にはチェイスが亡くなる直前まで身に

着けていた貝のペンダントが入っていた。

 

テイトは「ホタル」の詩と貝のペンダントの革紐を古い薪ストーブで燃やす。

夕方海へ行き、貝を砂浜の上に置き、波にさらわせる。

 

小屋へ戻る途中で立ち止まったテイトは、何百というホタルが暗闇に広がる

湿地を眺めるのであった。

 

 

 

まとめ

幼い少女がたった一人で孤独と絶望と戦い、自然と共存し生き抜く姿に圧倒

される。野生児から聡明な女性へと成長していく姿が興味深いところ。

 

カイアを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズの演技に注目。

 

公開は、2022年11月18日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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