夏へのトンネルさよならの出口(映画)のあらすじや結末ネタバレ!トンネルについても
アニメ映画『夏へのトンネル、さよならの出口』が、2022年9月9日(金)
に公開されます。
夏の田舎町を舞台に、高校生の男女が時空を超えるトンネルに挑む、
切なさに満ちた恋と青春の物語。
ということでアニメ映画『夏へのトンネル、さよならの出口』のあらすじ、結末
ネタバレ、そして劇中に登場する時空を超えるトンネルについてもまとめました。
『夏へのトンネル、さよならの出口』予告映像第2弾【2022年9月9日(金)公開】
スポンサードリンク
夏へのトンネルさよならの出口(映画)のあらすじ
物語のカギとなるのは、ウラシマトンネルという謎のトンネル。
そのトンネルに入ると望んだものがなんでも手に入るというもの。とはいえ
ただでというわけにはいきません。それと引き換えのある条件を求められる。
物語の主人公は、塔野カオルという少年と、花城あんずという少女。
カオルは、一見掴みどころがないような少年だが、過去にあった事故がトラウマ
になっていた。
あんずは、芯の通ったしっかりした少女だったが、自身が想い描く理想像との
ギャップに思い悩んでいた。
そんなカオルとあんずは、ひょんなことから、ウラシマトンネルと関わりを
持つことになります。
やがてカオルとあんずは、ウラシマトンネルを調査することで、お互いの
望んでいるものを手に入れようと、力を合わせることにした。
こうしカオルとあんずは、とある夏の田舎町を舞台に、不思議な体験をする
ことになったのです。
夏へのトンネルさよならの出口(映画)の結末ネタバレ
カオルとあんずは、ウラシマトンネルの中で再会を果たす。2人はキスするが、
トンネル内と世間では時間に差がありトンネル内で2人が過ごした約2日間は、
世間では13年にも及んでいた。そのため2人は身体は若いまま30歳になっていた。
あんずは漫画家を目指し、カオルは彼女と同居しつつアシスタントを務めることに。
ところがその後、2人は、ウラシマトンネルがなくなっていることに気づく。
そしてカオルが自宅に戻ると、彼が会いたいと望んでいた亡くなった妹のカレン
の遺品を入れた箱に、彼を嫌っていたと思われていた父親からのメッセージが
あった。
スポンサードリンク
夏へのトンネルさよならの出口(映画)のトンネルについて
ウラシマトンネルは、望んでいるものが手に入れられるとされる存在。トンネル
内と世間とで時差があり、カオルは『浦島太郎』のように、トンネルに入ると
老人になってしまうというイメージを持っていました。
しかし実際には、ウラシマトンネルは、そのようなトンネルではなかった。
まず経過する時間なのですが、ウラシマトンネルでは、トンネル内での1秒が、
世間での40分にあたる。そのためトンネルに1時間いれば、世間では100日が
経っているというわけだった。
要するに身体はそのまま老けない状態で未来に行くことができるトンネル
だった。とはいえ時間自体は経っているため、若いままで年を取るという
なんとも奇妙なものだった。
またウラシマトンネルの特徴である望んでいるものが手に入れられるという
ことも微妙に違っていた。厳密に言えば、失ったものを再び取り戻すことが
できるというものだった。
因みにカオルの場合は、亡くなった妹のカレンを取り戻したいということを
望んでいたため、この点、彼にとって特に問題は起こらなかった。
しかしどこまで進んだら悲願成就となるのかは、神のみぞ知るところ。
どれだけ進んでみたところで全くの無駄骨というリスクもあった。
というわけでウラシマトンネルは、都合がいいとか、ロマンティックとは
簡単に言えない存在だった。
まとめ
独特な世界観で優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細に描かれた物語で、
観るものを魅了すること間違いなしです。
原作は、八目迷の小説『夏へのトンネル、さよならの出口』。監督は『デジモン
アドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』などの田口智久監督。声優には
『蜜蜂と遠雷』などの鈴鹿央士、『いなくなれ、群青』などの飯豊まりえが
務めるということで、注目度、期待度は自ずと高まります。
公開は、2022年9月9日(金)
見逃せませんね。
最後までありがとうございました。
ゆうすけ