Fukushima50(映画)のあらすじや結末をネタバレ!伊崎(佐藤浩市)やその後についても
映画『Fukushima50』が、2021年3月12日、21:00~23:24『金曜ロードショー』
において本編ノーカット・地上波初放送されます。
東日本大震災発生の中、福島第一原子力発電所を舞台に闘う作業員たちを描き
絶賛されました。
ということで映画『Fukushima50』のあらすじや結末、また佐藤浩市演じる伊崎利夫
の人物像、そしてその後についてもまとめました。
映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)予告編
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Fukushima50(映画)のあらすじ
2011年3月11日、東日本大震災が発生、日本中に衝撃が走りました。
被害を受けた福島第一原子力発電所は、津波により原子炉の外部電源がなくなり、
非常用電源に切り替えたものの、それすらなくなり炉心を冷却できなくなります。
さらに核燃料の炉心溶融が発生し、福島第一原子力発電所は未曽有の危機に
直面することに。
これを受け所長の吉田昌郎はベントを決断しますが、それは危険な状況下で人間が
しないといけない、極めてハードルの高いものだった。
吉田昌郎の部下の伊崎利夫は、ベントに加わることになります。
その頃、東京都では政府が東都電力と協議するものの、その対応に福島第一原子力
発電所では失望の色を隠せないでいた。
やがて福島第一原子力発電所では、水素爆発が起こり吉田昌郎はとうとう、冷却作業
に踏み切ることを決断せざるを得なくなったのです。
Fukushima50(映画)の見どころ
映画『Fukushima50』は、2020年公開の若松節朗監督作品。
東日本大震災における福島第一原子力発電所の事故を描いたことで邦画史上貴重
な作品の1つとなりました。ドキュメンタリー映画ではないものの、見ごたえは十分。
あの日、福島第一原子力発電所内でどのような状態だったのか?事故の現状や
作業員たちまたその家族を豪華俳優陣や映像でどのように観せてくれるのか
見どころと言える。
対応に追われた作業員たちは、放射能により命の危険にさらされながらも事態収拾に
尽力したその姿に感動と感謝をおぼえることでしょう。
Fukushima50(映画)の結末をネタバレ
東日本大震災の最中、福島第一原子力発電所では、決死の作業が展開されて
いきます。福島第一原子力発電所の近くの住民たちの退避も、実施されることに
なりました。
そんな中、吉田昌郎はずっと福島第一原子力発電所にいた作業員以外の人たちも
退避させることにしたのです。
やがて福島第一原子力発電所に関する出来事は、海外でも報じられていきました。
そして福島第一原子力発電所に残った人たちは「Fukushima50」と称されて、
世界中から絶賛されることになったのです。
Fukushima50(映画)の伊崎(佐藤浩市)とは
続いては、映画『Fukushima50』の主人公の佐藤浩市さん演じる伊崎利夫とは、
どういう人物なのかを見ていきましょう。
伊崎利夫は、東都電力の社員。
そして福島第一原子力発電所の 1・2号機当直長を務める。
なお「東都電力」は架空の会社であって、実際に福島第一原子力発電所を管轄
していた「東京電力」とも一切関係はありません。
とはいえ、「東都電力」のモデルになったのは「東京電力」、伊崎利夫のモデルに
なったのは伊沢郁夫さんと曳田史郎さんなのは濃厚で、吉田昌郎さんにいたって
は実在の人物。
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Fukushima50(映画)の伊崎(佐藤浩市)のその後
さて映画『Fukushima50』で、佐藤浩市さん演じる主人公の伊崎利夫は、
その後どうなったのでしょうか。
福島第一原子力発電所の作業員たちが「Fukushima50」と称えられてから
2年の月日が去ります。そんな中、悲しいことが起こりました。
吉田昌郎氏が食道がんによって、亡くなってしまったのです。
手紙を読んで伊崎利夫は、福島第一原子力発電所で起こった悲劇を風化させない
ために、尽力していくことを強く決心するのでした。
映画『Fukushima50』は、最後の最後まで、リアリティーを重視したものだった。
こちらも合わせてご覧ください。
まとめ
映画『Fukushima50』は、想像を超える圧倒的なスケールで描かれたヒューマンドラマ。
佐藤浩市、渡辺謙といったベテラン俳優たちの演技も圧巻。
東日本大震災から11年目となる日の翌日である2021年3月12日には
『金曜ロードショー』で改めてあの震災、事故に想いを馳せましょう。
最後までありがとうございました。
ゆうすけ