女子高校生に殺されたい(映画)のあらすじや結末ネタバレ!田中圭(東山春人)の最後も

 

映画『女子高生に殺されたい』が、2022年4月1日(金)に公開されます。

なんともショッキングなタイトルですが、いったいどのような作品なのか?

とても気になるところ。

 

この記事では、映画『女子高生に殺されたい』のあらすじや結末ネタバレまた

田中圭演じる東山春人の最後についてもまとめました。

 

 

『女子高生に殺されたい』予告編 4月1日全国ロードショー

 

 

女子高校生に殺されたい(映画)のあらすじ

 

東山春人は、女子高生に殺されたいという奇妙な願望がありました。

 

これまで問題を起こすこともなく勉強も運動もそこそこできた。ところが恋愛には

奥手で高校生になっても彼女ができることはなかった。

 

進路について考え始めた高2の初め、春人は自分のある性癖に気付いた。

それは可愛い女の子を見ると「この子に殺されたい…」と思い欲情することだった。

 

そしてその願望を実現するため高校教師になった。

 

春人34歳、独身。学生たちからは「ヒガシー」と呼ばれ人気のある高校教師。

人気教師としての日常を送りながらも「理想的な殺され方」をするため、9年間も

密かにまた綿密にこれしかないという完璧な計画を練ってきた。

 

やがて佐々木真帆という女子生徒から殺されたいと考え、その妄想はやがて本格的

な計画として実行していく。8月8日16時、春人が35歳になる瞬間に真帆に殺される

ことを望んだ。

 

そんな佐々木真帆には、※多重人格障害という問題があった。またその親友である

後藤あおいも※アスペルガー症候群だった。

 

※多重人格障害(解離性同一性障害)とは、患者は複数の人格を持ち、それらの人格が交代で現われます。映画や小説の題材になるため、有名な症状です。自己作用感、意志作用感が不連続となり、感情、行動、意識、記憶といった人格の一貫性が保てません。

引用元:東京都立松沢病院

 

※アスペルガー症候群とは、発達障がいの一つで社会性・コミュニケーション・想像力・共感性・イメージすることの障がい、こだわりの強さ、感覚の過敏などを特徴とする、自閉症スペクトラム障がいのうち、知能や言語の遅れがないものをいいます。

引用元:ふせき診療クリニック

 

 

春人の理想の条件は、「完全犯罪であること」「全力で殺されること」の二つ

だったが・・・。

 

 

 

女子高校生に殺されたい(映画)の見どころ

 

見どころはなんと言っても春人の計画通り欲望は叶うのか?というところ。

 

また計画を遂行するために綿密な計画を立てて実行に移すところやその怖すぎる

精神構造などをどのように描いているのか見どころと言える。

 

また作中では虐待や多重人格障害、アスペルガー症候群などの伏線が敷かれて

いるところも本作をより一層、興味深いものになっている。こんな性癖もあるのか?

って、何が常識で何が非常識なのか考えさせられます。

 

全く理解することができないかもしれませんね。

 

『女子高生に殺されたい』は、『自殺サークル』『ライチ☆光クラブ』『彼女を

守る51の方法』『インノサン少年十字軍』『幻覚ピカソ』『帝一の國』などの

古屋兎丸さんの同名コミックが原作。

 

また『ガチバン』『蒼空』『新宿区歌舞伎町保育園』『静かなるドン 新章Vol.1』

『いっツー THE MOVIE』など城定秀夫さんが監督を務めた。

 

そして主人公・東山春人を演じるのは『相棒シリーズ X DAY』『図書館戦争』

『スマホを落としただけなのに』『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』

『あなたの番です 劇場版』といった映画。そしてNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』

NHK連続テレビ小説『おひさま』『魔王』『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』

『おっさんずラブ』『あなたの番です』などの田中圭が演じる。

 

変わった性癖を持つ春人をどのように演じるのか見どころです。

 

 

 

女子高校生に殺されたい(映画)の結末ネタバレ

 

やがて春人は、高校を退職し計画を進めていった。

 

佐々木真帆には過去に、自分を襲った男を殺したという事実があった。真帆が

8歳の時、母親が帰宅すると居間に同じ団地に住む38歳、無職の男が真帆の

傍らで首を絞められ殺された状態で横たわっていた。

 

状況証拠から男の首に残った手の跡などから真帆が殺害したことは明らかだった。

また男の自宅のパソコンからは少女を盗撮した写真が大量に出てきたことから、

いたずら目的で家に侵入し、抵抗した真帆によって殺害されたようだ。

 

ところが真帆にはその記憶が一切なかった。

 

実は春人が臨床心理士を目指して精神科病棟で実地研修を受けている時、

8歳の真帆が入院してきた。その時、春人は真帆の美しさに心奪われた。

 

そして真帆の中にいるもう一つの人格「カオリ」が、犯行当時表に出ていた人格は

カオリだったが、男を殺したのはもっと凶暴な「キャサリン」という人格だと言った。

 

そして「キャサリン」は誰かに呼ばれて目覚めたのだということも。

 

また犯行時刻にテレビが点いていて、映画の中で「キャサリン」という名前が連呼

される場面だったことも発覚し、真帆なら自分を殺してくれるかもしれない。という

欲望に捉われるようになった。

 

退院した真帆が引っ越すと春人も同じ町に引っ越し、常に真帆を追いかけ見てきた。

臨床心理士から高校教師へと進路も変えた。

 

そし自宅で大型犬も飼って調教し、真帆が小6の時、大型犬に真帆を襲わせたのも

春人だった。犬が真帆に咬みつくなり「キャサリン」という名を連呼すると、真帆は

豹変。すると咬みついていた犬を苦もなく殺したのだった。。

 

この時、春人の願望は確信へと変わった。

 

ところが小学校からの真帆の親友あおいは、春人が真帆を見ていたことや犬に

襲わせたことなど、日付や時間など事細かく記憶していた。

 

春人はそんな真帆の異常人格に殺されることを期待し、計画は実行される。

春人は真帆の首を絞め「キャサリン」と連呼した。

 

その頃、五月と雪生は遺跡がある林の中を真帆を探し歩き回っていた。

するとあおいの叫び声が。

 

声のする方へと走って行くと、春人が真帆の首を絞めているのが目に入り、

雪生は春人に体当たりして真帆を救けた。

 

五月は春人の異変に気づいていた。

 

急に高校教師になりたいと言い出したことや二鷹市に引っ越したりと、意味不明な

言動や行動が気になり浮気を疑い春人のパソコンを調べ「女子高生に殺されたい」

という綿密な計画が記されたものを発見していた。

 

五月は真帆の中に別人格が潜んでいることを伝えた。真帆は動揺していたが、

虐待されていた過去とも向き合い「カオリ」を受け入れるようになっていった。

 

やがてカオリは「キャサリン」は自分が変身した怪物だったと告げた。

そいて「もう必要ないから」と別れを告げ消えていった。

 

結局、春人の計画は達成されなかった。

 

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女子高校生に殺されたい(映画)田中圭(東山)の最後

 

真帆は春人に思いを告げることはできなったが、あれから雪生と付き合い始めた。

 

五月は、春人に全力で愛情を注ぎ、春人を救う決心をしていた。

春人は五月と生活しながら、再び臨床心理士の勉強を始めたのだった。

 

ところが春人は五月に内緒で、もう一つ別の勉強も始めていた。

それは、催眠術だった。性癖(願望)は、そう簡単には変えられない。

ということなのか・・・。

 

 

 

まとめ

かなり異色は内容でした。またそのタイトルも独特で興味を惹かれるかも?

 

春人が自身の願望を叶えるため、生活環境まで変え、計画を実行に移すところや

真帆やあおいの精神障害も接点やそのような環境もなく、また理解することなど

できないが、興味深い。

 

公開は、2022年4月1日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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