【映画】ナミヤ雑貨店の奇蹟はつまらないのか意味不明なのか考察!評価や感想についても

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、2019年6月28日『金曜ロードショー』

放送されます。

 

ベストセラー作家・東野圭吾さん原作の同名小説の実写化だけに見逃せませんね。

 

ということで今回は、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』について、評価や感想も含め

つまらないのか?意味不明なのか?考察してみました。

 

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』予告編

 

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【映画】ナミヤ雑貨店の奇蹟のあらすじ(内容)

その昔、浪矢雄治という男性が、ナミヤ雑貨店という悩み相談ができるお店を営業

していました。それから時が流れ30年も経った後、閉店していたナミヤ雑貨跡に

敦也、翔太、幸平の3人が侵入します。

 

するとそこに過去の相談者たちからの悩みを書いた手紙が、時空を超えて届けられて

くるのでした。3人はそのことが信じられないながらも、次々に届けられてくる手紙を

読んでいくことに。

 

そこには、魚屋ミュージシャンこと松岡克郎、迷える子犬こと田村晴美などといった

相談者たちの人生が、切々と綴られていました。

 

その後、3人は相談者にアドバイスをしたり、過去と現在を超えてそれぞれの人生が

交錯していくことになります。

 

 

【映画】ナミヤ雑貨店の奇蹟はつまらない?

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、感動的なファンタジー作品となっていました。

しかしネットでの評判としては、つまらないといったものもチラホラと見られます。

どうしてこういった評判が出てきてしまったのでしょうか?

 

おそらく、内容以前の問題として原作がミステリー作家である東野圭吾さんの小説

なのにミステリー的な要素が少ない、ということがあるのかもしれません。

 

内容そのものは悪くなかったとしても、求めるジャンルと違っていては失望してしまう

という方もいるのかもしれないですね。

 

しかしあくまでも、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』自体は、決してつまらないというような

内容ではありません。あくまでも個人的な主観ですので悪しからず。

 

とくに、現在を生きている敦也、翔太、幸平と、過去を生きている浪矢雄治、松岡克郎、

両方を生きている田村晴美などの悲喜こもごもは、かなり見どころがあると言っても

おかしくありません。

 

ジャンルが原因で映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をつまらないと思っている方は、

そういった先入観を取っ払ってから再視聴して欲しいですし、これから見る方も、

ミステリーかどうかは意識しない方が楽しめるかと思います。

 

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【映画】ナミヤ雑貨店の奇蹟は意味不明なのか?

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』については、意味不明?といった評判もありました。

これもまた、どうしてこんなふうに受けとられるのか、疑問に思ってしまいます。

 

時間軸の使い方が実に見事ですし、登場人物の設計といい、とくに破綻があるようには

思えません。それでも意味不明だという方がいるとしたら、それは物語の必然性だった

のかもしれません。

 

泥棒をしている若者たちが、すでに閉店していた雑貨店の跡地に侵入したら、

どうして過去の人々たちとのコミュニケーションが始まることになるのか?

ということです。

 

別に泥棒たちなんかではなく、ちゃんとした会社員などでも良かったのでは?とか、

悩み相談をするのが雑貨店ではなく、普通の家でも良かったのではないか?と

考えた方もいるのかもしれません。まあそんなことを言い出したらいくらでもあります。

 

しかし一連の不思議な経験を通して、悪事に手を染めていた若者たちが心を入れ替える

ことになったり、また舞台になったのが1980年代のノスタルジックな商店街の

ナミヤ雑貨店だったからこそ、絵になりました。

 

あくまでも個人的な考えになりますが、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、

このシチュエーションで良かったのではないかと思います。

 

 

【映画】ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価・感想について

さて映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に対する評価や感想も見ていきましょう。

ジャンルや必然性の部分を除けば、好意的な評価が高くなっていました。

でなければ、わざわざ中国版の映画まで制作されたりしませんからね。

 

敦也、翔太、幸平が、ナミヤ雑貨店と偶然にも出会ったことで、更生していくのが

感動的だという声も見られました。また、過去を生きている浪矢雄治、松岡克郎の

人生が切なすぎること、両方を生きている田村晴美と泥棒の3人の意外な接点が

興味深いという声も。

 

ちなみに3人と田村晴美の接点などは、ミステリー的といえなくもありませんから、

とくに興味深いと思います。このようにこの映画のストーリーは、タイトルの通りで

ナミヤ雑貨店が起こした、過去と現在を結ぶ1つの奇蹟です。

 

東野圭吾さんは『白夜行』、『容疑者Xの献身』といったミステリーも素晴らしい

わけですが、こんなタイプの作品も描けるとは、マルチ過ぎると思いませんか?

 

こちらも合わせてご覧ください。

 

 

まとめ

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は素晴らしいですが、実は原作小説とは微妙な違いも

あったりします。ですから映画を鑑賞する前に原作小説を読むことをオススメします。

 

放送は、2019年6月28日『金曜ロードショー』で^^

どうせなら、東野圭吾ワールドをテレビでも活字でも楽しみたいものですね。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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