ビニールハウス(韓国映画)のあらすじや見どころ!キャストと役どころについても
韓国映画『ビニールハウス』が、2024年3月15日(金)に公開されます。
一瞬の選択が取り返しのつかない破滅に。現代の社会問題 ”貧困、孤独、介護
など”に根ざした濃密なサスペンス。
この記事では、韓国映画『ビニールハウス』のあらすじや見どころ、また
キャストと役どころについてもまとめました。
【半地下はまだマシ】映画『ビニールハウス』予告編|2024年3月15日(金)公開
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ビニールハウス(韓国映画)のあらすじ
主人公ムンジョンは貧困のため、まともな家にも住めずビニールハウスで
暮らしています。そんなムンジョンの息子は、少年院に入っていた。
それでもムンジョンは、希望を捨てることなく、また息子といっしょにまともな
家で暮らしたいと考えていた。
ムンジョンは夢を叶えるため、テガンという目の見えない老人とその妻で重い
認知症のファオクという老人の元へ、訪問介護士として通っていた。
そんなある日、ムンジョンにとんでもないアクシデントが襲い掛かります。
ファオクが風呂場でいきなり暴れ出し揉み合いになってしまい、その結果、
頭を強打し、死んでしまった。
これに焦ったムンジョンは、罪を隠ぺいするため、奇策を思いつきます。
それは認知症である自分の母親をファオクの替え玉にすることにしたの
だった・・・。
ビニールハウス(韓国映画)の見どころ
映画『ビニールハウス』は、イ・ソルヒ監督・脚本・編集作品で記念すべき長編
映画デビュー作となっています。本作の成功により、今後活躍の機会が増えて
いくことになるのでしょう。
介護を始めとして貧困、孤独といった韓国で懸念されている複数の社会問題が
テーマとなっているサスペンス。
韓国では実際に、低所得者たちが住むところがなく、生きるために仕方なく、
ビニールハウスで暮らさざるを得ないという問題視されているケースがあり
これを題材にした作品です。
主人公のムンジョンが、ビニールハウスに住み介護士として働くが老婦人が
亡くなったことを隠すため、自身の母親を替え玉にするというスリリングな展開
もあることから、社会派作品としてもサスペンスとしても興味深いものになって
います。
また日本で公開されたポスタービジュアルに載せられた「半地下はまだマシ」
というキャッチコピーで注目を集めていました。
そして映画賞レースにおいては、主演女優のキム・ソヒョンが、黄金撮影賞、
韓国映画評論家協会賞、釜日映画賞において、主演女優賞を受賞したこと
により話題になりました。
ストーリー、俳優陣の演技、双方が大いに期待できる作品で見どころ満載です。
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ビニールハウス(韓国映画)のキャストと役どころ
役名 | ムンジョン |
役どころ | ビニールハウスに住んでいる訪問介護士 |
演者 | キム・ソヒョン |
生年月日 | 1973年10月28日 |
出身地 | 韓国 |
出演作品 | 『相棒 シティオブバイオレンス』『ベルリンファイル』『アトリエの春昼下がりの裸婦』『SP 国家情報局:Mr.ZOO』『女子高の怪談 6番目の話:母校』など |
役名 | テガン |
役どころ | ムンジョンの訪問介護を受ける、目が見えない老人 |
演者 | ヤン・ジェソン |
生年月日 | 1945年3月15日 |
出身地 | 韓国 |
出演作品 | 『ヒップタッチの女王』『キングザランド』『スカーレットレター』『ピンクのリップスティック』など |
役名 | ファオク |
役どころ | テガンの妻で夫婦でムンジョンの訪問介護を受ける、重い認知症の老人 |
演者 | シン・ヨンスク |
生年月日 | 1952年4月9日 |
出身地 | 韓国 |
出演作品 | 『模範家族』『マウス』『インターンは元上司!?』『医師チャジョンスク』『キングザランド』など |
役名 | チュンファ |
役どころ | ムンジョンの母親 |
演者 | ウォン・ミウォン |
生年月日 | 1944年10月11日 |
出身地 | 韓国 |
出演作品 | 『トロリー』『怪物』『19歳』『ボイス4』『知異山』『ミスターサンシャイン』など |
役名 | スンナム |
役どころ | ムンジョンが治療プログラムで出会った若い女性 |
演者 | アン・ソヨ |
生年月日 | 1987年5月30日 |
出身地 | 韓国 |
出演作品 | 『凍てついた愛』『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』『ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~』『ピラミッドゲーム』など |
まとめ
監督自身の「認知症の祖母」と「祖母をケアする母親」の関係性から着想を得て
オリジナル脚本を執筆したという本作では、貧困や孤独、高齢者をめぐる介護や
認知症といった社会問題に鋭く切り込みながらムンジョンの想像を絶する運命を
スリリングに描いたということで、その仕上がりに期待です。
主演のキム・ソヒョンをはじめ、ヤン・ジェソン、シン・ヨンスクなど、実力派
が揃っているということで、どのような演技を観せてくれるのか楽しみ。
公開は、2024年3月15日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ