【映画】IT/イット続編でチュードの儀式は映像化される?ピエロの正体を原作からネタバレ
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が2019年11月1日(金)に
公開されます。
2017年に公開された映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編ですから
その期待と注目度はかなりなものになっています。
スティーヴン・キングのホラー小説が原作ということで、その内容が気になります。
そこでこの記事では、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の
内容について、チュードの儀式なるもの、チュードの儀式の映像化があるのか?
邪悪なピエロ、ペニーワイズの正体についてもまとめてみました。
映画『IT/イット THE END』本予告 2019年11月1日(金)公開
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【映画】イット続編のあらすじ(内容)
ビル・デンブロウは、過去に弟のジョージー・デンブロウが失踪しまったという
悲惨な経験の持ち主。弟ジョージーは、ペニーワイズという不気味なピエロに拉致
されていたのです。
ビルは、学校のいじめっ子であるヘンリー・バウワーズから被害を受けていました。
またビルの親友たちのリッチー・トージア、エディ・カスプブラク、スタンリー・
ユリスらも同じ被害に。彼らは「ルーサーズ・クラブ」を結成。そしてそこへベン
・ハンスコム、マイク・ハンロン、ベバリー・マーシュも加わります。
やがてビルら仲間たちは、町で27年ごとに子供が失踪していた事件にペニーワイズが
関与していると知り、果敢にも戦いを挑むことに。そしてなんとかペニーワイズの
恐怖から生き延びましたが・・・。
さてそれから27年が経ち、ペニーワイズが再び連続児童失踪事件を復活させる。
そして「ルーザーズ・クラブ」の面々に「帰っておいで」というペニーワイズからの
メッセージが届くように。
町に唯一残っていたマイク・ハンロンは、みんなを町に呼び戻し、27年前に誓った
約束を果たすために仲間たちは、町に戻ることを決意します。スタンリー・ユリスの
自殺という悲劇があったものの、残りのみんなは集結し、再びペニーワイズと戦う
ことになるのです。
【映画】イット続編のチュードの儀式とは?原作からネタバレ
いよいよビル・デンブロウらとペニーワイズに決着がつくのか?
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が楽しみですね。
さて本作では、ストーリーそのものもさることながら、チュードの儀式というものが
注目されていました。何やら怪しげなものに思えますが、どういった儀式だったのか
原作小説から見ていきましょう。
チュードの儀式とは、ずばりペニーワイズを倒すための儀式でした。
しかしよりによってこれが、かなり変わったものだったので驚きです。
少しグロテスクですがその儀式とは、なんとみんながあの恐ろしいペニーワイズと
いっしょに舌を重ね合わせて噛んで、どちらかが笑うまで冗談を言い合っていく、
というものだったのです。
ある意味、猟奇的なシーンなどよりもこちらのほうが余程、ホラーだと言えるかも
しれません。よくこんな儀式を思いついたものだと、感心してしまいますけど^^
もしも自分が登場人物で、ここまでしないとやっつけることができないなら、
ほとんどの方は、ペニーワイズを放っといて町から逃げ出したいと思うでしょう。
【映画】イット続編でチュードの儀式は映像化されるのか?
ご紹介した通り、チュードの儀式は、とてつもなく最悪なものでした。
もしも映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』に登場するなら、
鑑賞後、トラウマになるのは避けられそうにありませんよね?
そこで気になって調べてみました。するとなんと恐るべきことにチュードの儀式は
映像化されるとのこと。
これは脚本家であるゲイリー・ドーベルマンが語っていましたから、確実に濃厚だと
言えそうです。それにしてもいくら仕事とはいえ、俳優のみなさんも大変ですね。
脚本家ゲイリー・ドーベルマンのコメント
”チュードの儀式”は(実写化に)困難を伴うものですが、同時に原作における重要な要素であり、取り組まないわけにはいかないのです。”儀式”の実写化はバランスを取るのが難しいですが、監督のアンディ・ムスキエティやプロデューサーのバーバラ・ムスキエティと私は、以前にも共に働いたことがあります。その経験から、脚本を書く際に私たちは、『これはどうかな』と提案し合うというよりは、普通に会話をするように議論するのです。(議論は)とても自然なもので、まるで石を少しずつ削り取っていくように、原作の持つ抽象的な側面をどうやったらうまく実写化できるかを探っていくのです。
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【映画】イット続編のピエロの正体とは?
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のキャラクターでもっとも
存在感があるのが、ピエロの恰好をしたペニーワイズでしょう。
1度見たら忘れられない不気味な姿恰好です。その正体は何なのかが興味深いところ。
そもそも、人間か?怪物か?または創造物なのか?どちらなのか?気になります。
原作では、本名をロバート・グレイと名乗り、意味としては「一文おしみ」と訳されて
います。彼はデリーの町の用水路を棲家とし、どこにでも現れ、子どもたちを恐怖に
陥れます。
ペニーワイズは観念的といっていい存在のようです。見るものによって姿を変える
ことが特徴。作中でペニーワイズを目撃できるのは子供たちだけですが、その理由は
子供たちの大人たちへの不信感がペニーワイズとなって現れたからだと言えるようです。
しかしその正体は、巨大な蜘蛛の化け物でした。飛べたり、光りを放ち人間の魂を奪う
という特徴があります。となんだかSF。
90年のイットでは、弱点の下腹部にパチンコで銀のイヤリングを命中させることで
撃退できました。リメイク版でも子供たちからの反撃を受けるシーンで、一瞬腕を
蜘蛛の脚のようにしていることから、90年のイットと同じく正体が蜘蛛であることが
予想できます。
このようにして正体を知ってみると本作は、ホラー映画でもあり、またSF映画の要素も
あったり、そして作中では子供たちが団結して困難に立ち向かっていくことからも
青春映画とも言えるのかもしれません。
続編ではそれぞれが大人になっていますが、それでも見えるペニーワイズ^^
子供にしか見えないようだっただけに、気になるところですが、人間の弱さに
付け込むということで一応、納得しておこうと思います。
さて結末はどうなるのか?楽しみですね。またどのように戦っていくのかにも
注目です。
こちらも合わせて御覧ください。
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まとめ
世界的なヒット作となっている映画『IT/イット THE END 』。しかしチュードの儀式
といい、ペニーワイズの正体といい、文学的な作品のようだと言えるかもしれません。
このように見方を少し変えてみるだけでも、ますます作品に対する面白さは高まって
いくのではないでしょうか。
まずは前作から観たいという方はこちらをご覧ください。
スティーヴン・キング作品は『キャリー』『スタンド・バイ・ミー』『シャイニング』
など、子供がメインキャラクターのものが少なくありませんので、本作もこれらに通底
している子供目線での心理描写などが楽しみですね。
公開は、2019年11月1日(金)
そう言えば、『シャイング』の続編も公開されますね^^
最後までありがとうございました。
ゆうすけ