映画『FOG OF WAR 見えざる真実』が、2025年8月15日（金）に公開されます。

 

第二次世界大戦の“影の戦い”を描いた心理サスペンス。

 

CIA[の前身とされる諜報活動機関ＯＳＳ（戦略情報局）で働く工作員の女性を

婚約者に持つ１人の米軍兵士がアメリカの片田舎で世界大戦の鍵を握る極秘

任務に挑む物語。

 

この記事では、映画『FOG OF WAR 見えざる真実』のキャストと役どころ、

あらすじや見どころ、またノルマンディー上陸作戦についてもまとめました。

 

 

映画『FOG OF WAR 見えざる真実』予告編

 

 

FOG OF WAR 見えざる真実(映画)のキャストと役どころ

 

役名	ジーン
役どころ	戦略情報局（OSS）から極秘任務を与えられるアメリカ軍兵士
演者	ジェイク・アベル
生年月日	1987年11月18日
出身地	アメリカ
出演作品	『マリグナント 狂暴な悪夢』『ホステル ネクスト・レベル』『イントゥ・ザ・シー』など

 

 

 

役名	ペニー
役どころ	戦略情報局（OSS）の工作員にしてジーンの婚約者
演者	ブリアナ・ヒルデブランド
生年月日	1996年8月14日
出身地	アメリカ
出演作品	『デッドプール＆ウルヴァリン』『デッドプール2』『デッドプール』など

 

 

 

役名	ボブ
役どころ	ペニーの伯父
演者	ジョン・キューザック
生年月日	1966年6月28日
出身地	アメリカ
出演作品	『デクリプト』『レッドライン 奪還』『コントロール 洗脳殺人』など

 

 

 

役名	モード
役どころ	ペニーの伯母
演者	ミラ・ソルビノ
生年月日	1967年9月28日
出身地	アメリカ
出演作品	『サウンド・オブ・フリーダム』『ニューヨーク、愛を探して』『エクスポーズ 暗闇の迷宮』など

 

役名	ビクター
役どころ	謎めいたベルギー人移民
演者	ルーリグ・ゲーザ
生年月日	1967年5月11日
出身地	ハンガリー
出演作品	『サウルの息子』『トゥー・ザ・ダスト 土に還る』『沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家』など

引用元：公式サイト

 

他、デビッド・B・メドウズ、サル・レンディーノ、グレッグ・ナッチャー、

デビッド・ギア、ジュリア・エブナー

 

 

 

FOG OF WAR 見えざる真実(映画)のあらすじ

 

第二次世界大戦の激戦が繰り広げられている1944年。世界大戦の舞台フランス

で負傷しアメリカへと帰国した兵士ジーンは婚約者である戦略情報局（OSS）

の工作員ペニーと共に束の間の休暇として彼女の伯父と伯母が暮らす人里離れた

屋敷を訪れた。

 

しかしジーンには、秘密裏にOSSからある任務を与えられていた。

 

与えられた任務とは、ノルマンディー上陸作戦に関する機密文書を盗み出し、

ナチスドイツに渡そうとするスパイの正体を突き止めることだった。

 

屋敷の周辺に潜んでいるというスパイの正体を突き止めることができるのか？

 

機密文書の受け渡しの時が迫る中、誰を信じるべきかわからない状況の中、

次第に明かされていく真実とは？ そしてジーンが最後に選ぶ道とは？

 

 

 

FOG OF WAR 見えざる真実(映画)の見どころ

 

アメリカの人里離れた屋敷を舞台に繰り広げられる世界の命運を左右する極秘

任務を描いた緊迫のスパイ・ドラマが『FOG OF WAR見えざる真実』。

 

第二次世界大戦の勝敗を左右した史上最大の作戦と呼ばれる「ノルマンディー

上陸作戦」に関する機密文書がナチスドイツの手に渡っていたら？という新たな

視点を採用した情報戦が描かれていく。

 

映画の舞台となるのは、アメリカの人里離れた霧深い屋敷で、誰が味方で誰が

敵なのかわからない心理戦に観る者を引き込む。

 

日本、ドイツなどから成る枢軸国とアメリカ、イギリス、フランスなどから成る

連合国が死力を尽くしている裏側で情報戦が展開されていたことに驚かされる

だろう。

 

ノルマンディー上陸作戦に関する機密文書を盗み出したスパイの正体を突き

止める極秘任務を言い渡される負傷兵ジーンを演じているのはジェイク・アベル。

 

アメリカ・オハイオ州出身で、2005年にディズニー・チャンネル・オリジナル

・ムービー『Go Figure』(原題)に出演して俳優デビュー。

 

その後、映画『マリグナント 狂暴な悪夢』『ドローン・オブ・ウォー』『アイ・

アム・ナンバー4』などの映画に出演、テレビシリーズ「スーパーナチュラル」

「グレイズ・アナトミー」「コールドケース 迷宮事件簿」などにも出演している。

 

また、音楽活動も行うなど俳優だけに留まらない才能を発揮している。

 

 

ジーンの婚約者であり、彼と共に人里離れた屋敷に赴く戦略情報局（OSS）

女性工作員ペニーを演じているのはブリアナ・ヒルデブランド。

 

アメリカ・テキサス州出身で、2014年にウェブドラマで女優活動を開始し、

2015年にミステリータッチの家族ドラマ『PRISM』（原題）で長編映画に

初めて出演した。

 

その後、『デッドプール』『デッドプール2』『デッドプール＆ウルヴァリン』

に出演して、坊主頭のミュータントの少女ネガソニック・ティーンエイジ・

ウォーヘッドを演じた。

 

またテレビシリーズ「エクソシスト」「トリンケット～小さな宝物～」などにも

出演している。

 

戦略情報局（OSS）の工作員ペニーの伯父であり、独特の雰囲気を持つボブを

演じているのはアメリカ・イリノイ州出身、独特の容貌を持つジョン・キューザック。

 

青春映画の名作と評される1986年公開の『スタンド・バイ・ミー』では、主人公

の12歳の少年の良き理解者でありながらも交通事故で亡くなる兄役を演じた。

出演シーンは僅かだが観る者の心に残る印象的な演技を見せた。

 

他にもニコラス・ケイジ主演のアクション映画『コン・エアー』、巨匠テレンス

・マリックによる戦争映画『シン・レッド・ライン』、名匠クリント・イースト

ウッドによる『真夜中のサバナ』、オスカー俳優ティム・ロビンスが監督を務めた

『クレイドル・ウィル・ロック』に出演した。

 

また2012年公開の映画『推理作家ポー 最期の5日間』では実在の小説家エドガー

・アラン・ポー、2013年公開の映画『大統領の執事の涙』ではウォーター

ゲート事件で辞任に追い込まれたアメリカ第37代大統領リチャード・ニクソン

を演じた。

 

さらに、映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』『シャンハイ』、作家ジョン・グリ

シャムによるベストセラー小説を原作とした『ニューオーリンズ・トライアル』

『アイデンティティー』などにも出演している。

 

 

ペニーの伯母であり、独特の雰囲気を持つモードを演じているのはミラ・ソルビノ。

 

アメリカ・ニュージャージー州出身で、俳優ポール・ソルビノを父親に持つ。

母国語である英語の他に中国語とフランス語を自由自在に操るトライリンガル。

 

1993年に映画デビューし、ハリウッドの二枚目俳優として知られるロバート・

レッドフォードが監督を務め、クイズ番組のスキャンダルを題材にした『クイズ

・ショウ』『バルセロナの恋人たち』に出演し、1995年に公開されたウディ・

アレン監督・脚本によるコメディ映画『誘惑のアフロディーテ』でアカデミー

助演女優賞を受賞した。

 

1996年にテレビ映画としてアメリカで放送され、日本では1997年に公開された

『ノーマ・ジーンとマリリン』では映画女優マリリン・モンローを演じたこと

でも知られている。

 

また、2023年にアメリカで公開され、日本では2024年に公開された人身売買、

児童誘拐など国際的な犯罪に立ち向かう実在の捜査官を描いた衝撃のサスペンス

・ドラマ『サウンド・オブ・フリーダム』にも出演したことでも知られる。

 

映画『サウンド・オブ・フリーダム』では実在の捜査官を支える妻を演じたこと

が記憶に新しい。

 

ジョン・キューザック演じるボブとオスカー女優ミラ・ソルビノ演じるモードと

共に屋敷に暮らす謎めいたベルギー人移民ビクター役としてハンガリーの首都

ブダペスト生まれの俳優ルーリグ・ゲーザが出演している。

 

他にもデビッド・ギア、ジュリア・エブナー、グレッグ・ナッチャー、デビッド

・B・メドウズ、サル・レンディーノも出演しており、どのような役で映画に

登場してくるのか気になるところ。

 

監督と製作を務めたのはマイケル・デイ。

 

アメリカ・アーカンソー州出身で、短編映画、コマーシャル、ミュージックビデオ

などを手掛け、ミリタリー・アクション『オペレーション・ローグ』で製作を務めて

長編映画に携わり、続編である『オペレーション・ローグ2/ザハント』と『オペレ

ーション・ローグ3 デス・オブ・ア・ネーション』でも製作を務め、『ザ・キル・

ルーム』、『Rare Objects』（原題）などでも製作を務めている。

 

映画『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー作品賞と監督賞

を受賞したクリント・イーストウッドを父親に持つフランチェスカ・イーストウッド

を主演に起用した2023年公開の『Clawfoot』(原題)で長編映画監督としてデビュー

を果たし、本作『FOG OF WAR見えざる真実』が長編映画監督作第2作目となった。

 

 

 

FOG OF WAR 見えざる真実(映画)のノルマンディー上陸作戦とは？

ノルマンディー上陸作戦とは、第二次世界大戦末期の1944年6月6日にアメリカ

・カナダ・イギリスの連合軍によってフランス・ノルマンディー海岸で行われ、

ナチスドイツ軍に対して勝利を収めた大規模な上陸作戦である。

 

連合国軍の兵力は1日あたり約10万人であり、その支援のために5000隻の艦艇

と1万2000機の航空機が動員されたことにより「オーバーロード（大君主）作戦」

と呼ばれた。

 

一週間で50万人の兵士を上陸させた作戦の指揮を執ったのは後にアメリカ

大統領に就任するドワイト・アイゼンハワーであった。

 

エルビン・ロンメル将軍が指揮するナチスドイツ軍は30万人の兵士と1000台に

及ぶ戦車で迎え撃ったが、アメリカ・カナダ・イギリスの連合軍は艦砲射撃と

空爆によってナチスドイツ軍側に有効な反撃を許さずに上陸した。

 

ドイツ軍は撤退を余儀なくされたものの、損害を与えながらの撤退したことに

よりアメリカ軍側は大きな損害を受けた。

 

1944年12月16日、ドイツ軍は西部戦線アルデンヌに残存戦力を結集して劣勢を

挽回し、補給の要地であるベルギー・アントウェルペンまで連合軍を押し戻す

「バルジ（突出）作戦」を敢行したものの、空軍力の差によって進撃が食い止め

られてしまい1945年1月25日に敗退、連合軍とナチスドイツ軍双方に約50万人

の死者を出して上陸作戦は終結した。

 

 

 

まとめ

極秘ミッションの中、信頼・裏切り・愛・任務が交錯し、最後にどのような“真実”が

見えるのか？戦争ドラマでありながら“心理戦”に重点が置かれているという点も

興味深い。

 

公開は、2025年8月15日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ