雨の中の欲情(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『雨の中の欲情』が、2024年11月29日(金)に公開されます。
漫画家・つげ義春の同名短編漫画を原作とした作品で、昭和の雰囲気
を残す人間ドラマが描かれた作品。
この記事では、映画『雨の中の欲情』のキャストと役どころ!また
あらすじや見どころについてもまとめました。
映画『雨の中の慾情』特別予告《11月29日(金) 公開》
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雨の中の欲情(映画)のキャストと役どころ
役名 | 義男 |
役どころ | 売れない漫画家。北町に住み、貧しい生活を送っている |
演者 | 成田凌 |
生年月日 | 1993年11月22日 |
出身地 | 埼玉県 |
出演作品 | 『劇場版コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』『スマホを落としただけなのに』『人間失格 太宰治と3人の女たち』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』など |
役名 | 福子 |
役どころ | 離婚したばかりの女性で、魅力的な雰囲気を持つ |
演者 | 中村映里子 |
生年月日 | 1988年9月14日 |
出身地 | 山形県 |
出演作品 | 『子宮の記憶 ここにあなたがいる』『R-18文学賞Vol.2〜ジェリーフィッシュ〜』『私たちのハァハァ』『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』『わたしの見ている世界が全て』など |
役名 | 伊守 |
役どころ | 自称小説家で、物語のキーパーソン。北町でのプロモーション誌制作を提案し、義男と福子を巻き込んでいく |
演者 | 森田剛 |
生年月日 | 1979年2月20日 |
出身地 | 埼玉県 |
出演作品 | 『ハードラックヒーロー』『ホールドアップダウン』『ヒメアノ〜ル』『白鍵と黒鍵の間に』『前科者』など |
役名 | 尾弥次 |
役どころ | 義男が住むアパートの大家で、怪しい商売をしている |
演者 | 竹中直人 |
生年月日 | 1956年3月20日 |
出身地 | 神奈川県 |
出演作品 | 『翔んで埼玉』『サムライマラソン』『麻雀放浪記2020』『一度死んでみた』『あなたの番です 劇場版』『破戒』『唄う六人の女』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』など |
その他
足立智充、中西柚貴、松浦祐也、梁秩誠、李沐薰、伊島空、李杏
雨の中の欲情(映画)のあらすじ
貧しい地域・北町で暮らす売れない漫画家・義男(成田凌)。
ある日、怪しい商売を営む大家の尾弥次(竹中直人)から、小説家を自称する
伊守(森田剛)とともに引っ越しの手伝いを頼まれ、離婚したばかりの女性・
福子(中村映里子)と出会います。
福子の魅力に惹かれた義男は、彼女への思いを抱きながらも、彼女には既に
他の男性がいるらしいことを知ります。
同時に、伊守が北町のプロモーション誌を制作する計画を持ちかけ、義男も
広告営業に協力することになります。
そんな中、義男の家に福子と伊守が転がり込み、三人の奇妙な共同生活が
始まります。義男は福子に対し、恋愛感情を持っていたため、彼らの複雑な
人間関係が展開していく。
雨の中の欲情(映画)の見どころ
『雨の中の慾情』は、片山慎三監督が手がけ、主演の成田凌、中村映里子、
森田剛の演技が見どころとなる作品。
原作は、昭和の漫画家・つげ義春によるもの。この映画は、つげの独特の作風と
昭和のノスタルジーを現代に再現し、その世界観を片山監督がどのように映像化
するかが大きな見どころです。
独特の空気感と、昭和の情緒が色濃く描かれる作品として注目されています。
主演の三人のキャストが演じるキャラクター同士の関係性が物語の中心。
成田凌が演じる主人公・義男の葛藤、中村映里子が演じる魅力的な福子、
そして森田剛が演じるミステリアスな小説家・伊守との関係性が、ストーリー
を複雑で深みのあるものにしています。
役者たちが見せる微妙な感情の揺れが見どころとなっています。
映画の舞台となる北町の描写は、貧困と日常のリアルさを映し出し、そこに
流れる緊張感が観客を惹きつけます。また、台湾でのロケ撮影も行われており、
その異国情緒が物語に新たな風を吹き込んでいます。
片山監督の細部へのこだわりが、場面ごとに印象的なビジュアルを提供
している。そして主人公を中心にした三角関係が、映画のドラマ性を高めて
います。
奇妙な共同生活の中で、それぞれの登場人物が抱える秘密や過去が明らか
になっていくプロセスが、観客にとってエモーショナルな体験となるでしょう。
三人のキャラクターがどのように互いに影響を与え、変化していくのかが
見逃せないポイントだと言える。
まとめ
原作者・つげ義春は、これまで『李さん一家』『紅い花』『ゲンセンカン主人』
『もっきり屋の少女』『無能の人』といった作品を手掛け、日本漫画家協会賞
大賞、アングレーム国際漫画祭特別栄誉賞を受賞するなど、その業績は
高く評価されています。
片山慎三監督は、これまで『岬の兄妹』『ROCK’NROLL』『そこにいた男』
『さがす』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』といった作品を手掛けました。
ストーリー、豪華俳優陣、スタッフがタッグを組んだ今作。自ずとその期待も
高まります。原作ファンや昭和の雰囲気を楽しみたい観客にとって見逃せない
作品となるでしょう。
公開は、2024年11月29日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ