【映画】ファーストマンの監督デイミアンチャゼルの作風は?原作本と作者についても

2019年2月8日(金)公開の映画『ファースト・マン』。

 

以前、当ブログにて、内容、あらすじ、見どころ、出演者、役どころ、主題歌等

まとめましたが、今回は、アポロ計画、ニール・アームストロング、監督、

『ファースト・マン』関連映画についてまとめてみました。

 

『ファースト・マン』本予告映像

 

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アポロ計画について

アメリカとソ連が冷たい戦争を繰り広げていた1961年。

ケネディ大統領は人間を月に到達させ、無事に帰還させるというアポロ計画の

声明を発表した。

 

アポロ計画はギリシア神話太陽神「アポロン」にちなんで航空宇宙局の長官が

名づけたものである。

 

1957年にソ連はスプートニク1号を打ち上げ、世界で初めて人工衛星を

地球周回軌道に送り込むことに成功した。

 

1958年、アメリカはソ連に対抗してマーキュリー計画を開始した。

この計画はアメリカとソ連による宇宙開発競争の中で実施された

有人宇宙飛行計画であった。

 

しかし、マーキュリー計画の実験終了後、ソ連のユーリイ・ガガーリン

有人宇宙飛行を世界で初めて成功させた。1961年のことであった。

 

その後、ジェミニ計画が実施され、そしてアポロ計画が実施された。

しかしアポロ1号はロケット打ち上げの準備中に火災に襲われ、ガス・グリソム、

エドワード・ホワイト、ロジャー・チャフィー3人の宇宙飛行士が命を落とした。

 

そしてアポロ13号が月に向かう途中で事故に見舞われるが、

奇跡の生還を果たしている。

 

そして1969年7月20日ニール・アームストロングバズ・オルドリン

2人の宇宙飛行士によって月面着陸が成し遂げられた。

 

その後、5回の月面着陸が成功した後、1972年に計画は終了した。

 

 

ニール・アームストロングについて

世界初、月面着陸を成し遂げたアメリカ人宇宙飛行士ニール・アームストロングは

オハイオ州出身。無口で感情を表に出さない人物として知られているが、

自分が心を許した相手にはユーモアを見せ、仲間を守る時には強い意志を

垣間見せたという。

 

宇宙飛行士になる前は海軍に所属しており、朝鮮戦争では実戦に参加している。

初めての宇宙飛行は1966年のジェミニ8号で、彼は機長を務めて、アメリカ初

の有人宇宙船でのドッキングを行った。

 

2回目の宇宙飛行は1969年のアポロ11号で、この時も機長を務めている。

バズ・オルドリン宇宙飛行士と共に月面探索を2時間30分にわたって行った。

 

1969年10月31日には日本を訪れ、日本政府から文化勲章を贈られている。

翌日に行われたパレードには12万人もの観衆が押し寄せた。

 

宇宙飛行士引退後は大学で教鞭を執り、NASA事故調査委員、実業家としても

活動した。政治的な誘いは全て断り、アメリカが「世界の警察官」として行動する

ことには反対であったという。

 

2012年8月25日、心臓血管手術を受けた後の合併症により82年の生涯を閉じた。

 

人類で初めて月面着陸を成し遂げたニール・アームストロングが

映画『ファースト・マン』をどのような思いで観ているのか想像すると、

感慨深いものがありますね。

 

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デイミアン・チャゼル監督について

世界で初めて月面着陸を果たしたアメリカ人宇宙飛行士ニール・アームストロングを

描いた映画『ファースト・マン』で監督を務めたのはデイミアン・チャゼル

 

アメリカのロードアイランド州出身。

ハーバード大学に在学中に初めて映画の監督と脚本を手掛けた。

 

その後、『セッション』の脚本を執筆し、それに基づく短編映画を監督する。

その短編映画はサンダンス映画祭でアメリカ短編映画審査員賞を受賞した。

それをきっかけに『セッション』の製作の道が開かれた。

 

この映画でチャゼルはアカデミー脚色賞にノミネートされ、狂気にとりつかれた

鬼教師役を演じたJ・K・シモンズがアカデミー助演男優賞に輝いている。

 

2016年の映画『ラ・ラ・ランド』ではアカデミー監督賞を史上最年少の32歳で

受賞している。この映画は他にもエマ・ストーンがアカデミー主演女優賞を獲得し、

さらに撮影賞、美術賞、作曲賞、主題歌賞にも輝いている。

 

また2013年のイライジャ・ウッド主演映画『グランドピアノ狙われた黒鍵』の脚本、

2013年の『ラスト・エクソシズム2悪魔の寵愛』の原案と脚本、

2016年の『10クローバーフィールド』の共同脚本も手掛けている。

 

世界で初めて月面着陸を成し遂げた宇宙飛行士ニール・アームストロングを描いた

壮大な作品『ファースト・マン』で『ラ・ラ・ランド』に続く

2度目のアカデミー監督賞受賞に期待したい。

 

 

『ファースト・マン』関連映画

人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロングを描いた『ファースト・マン』に

関連した映画を2本紹介します。

 

アポロ13

1本目は1995年のアメリカ映画『アポロ13』。

 

13時13分という西洋人が不吉な数字として忌み嫌う数字が並ぶ時刻に

打ち上げられたアポロ13号。月面着陸を目指す途中で事故に遭遇する。

 

未曾有の事故に遭遇しながらも、奇跡の生還を果たしたアポロ13号の

実話を描いた感動巨編。

 

主演は『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』で

アカデミー主演男優賞を2年連続で受賞したトム・ハンクス。

 

メガフォンを握ったのは『ビューティフル・マインド』でアカデミー監督賞と作品賞に

輝いたロン・ハワード。

 

 

ガガーリン 世界を変えた108分

2本目は2013年のロシア映画『ガガーリン 世界を変えた108分』。

 

人類史上初めて有人宇宙飛行を成し遂げた実在の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリン

が世界で初めての友人宇宙飛行を成し遂げた1961年4月12日の前夜から

地球へ無事に帰還するまでを描いている。

 

訓練の様子やガガーリンの少年時代の回想を交えながら描かれていく。

人間が無重力状態に耐えることができるのかわからなかった時代に命懸けの任務に

挑んだガガーリンの姿には感動を抑えることができないだろう。

 

こちらも合わせて御覧ください。

 

 

まとめ

宇宙開発の裏には熾烈なアメリカとソ連の競争があったこと、尊い人命が

事故によって失われたこと、そして宇宙開発には数多くの人達の努力が

あったことも改めて知りました。

 

公開は、2019年2月8日(金)。

 

映画『ファースト・マン』公開が楽しみです^^

 

 

最後までありがとうございました!

ゆうすけ

 




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