映画『海の沈黙』が、2024年11月22日（金）に公開されます。

 

「北の国から」など数々の名作ドラマの脚本を手がけてきた巨匠・倉本聰

が長年にわたって構想した物語を映画化した作品。

 

この記事では、映画『海の沈黙』のキャストと役どころ、またあらすじ

や見どころについてもまとめました。

 

 

11.22公開『海の沈黙』予告編

 

 

海の沈黙(映画)のキャストと役どころ

 

 

役名	津山竜次
役どころ	新進気鋭の天才画家と呼ばれていたが、ある事件をきっかけに人々の前から姿を消す。病気の為、余命わずか。
演者	本木雅弘
生年月日	1965年12月21日
出身地	埼玉県
出演作品	『おくりびと』『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』『永い言い訳』など

 

役名	田村安奈
役どころ	元竜次の恋人で、現在は田村の妻
演者	小泉今日子
生年月日	1966年2月4日
出身地	神奈川県
出演作品	『夢見る校長先生』『映画の朝ごはん』『漫才協会 THE MOVIE ～舞台の上の懲りない面々～』『とりつくしま』『碁盤斬り』など

 

役名	スイケン
役どころ	竜次に長年仕える謎のフィクサー
演者	中井貴一
生年月日	1961年9月18日
出身地	東京都
出演作品	『嘘八百 なにわ夢の陣』『空母いぶき』『記憶にございません!』『大河への道』『鬼平犯科帳 血闘』など

 

役名	牡丹
役どころ	全身刺青の女
演者	清水美砂
生年月日	1970年9月25日
出身地	東京都
出演作品	『リトル京太の冒険』『やっさだるマン』『小さな恋のうた』『カムイのうた』『空の港のありがとう』など

 

役名	清家
役どころ	美術鑑定の権威、贋作を追う
演者	仲村トオル
生年月日	1965年9月5日
出身地	東京都
出演作品	『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『ヘンリミトワ禅と骨』『愛のまなざしを』『クモとサルの家族』『シン仮面ライダー』など

 

役名	アザミ
役どころ	津山竜次を慕うバーテンダー
演者	菅野恵
生年月日	1994年8月19日
出身地	東京都
出演作品	スクリーンデビュー作

 

役名	田村修三
役どころ	世界的な画家。自身の展覧会で作品のひとつが贋作だと判明する
演者	石坂浩二
生年月日	1941年6月20日
出身地	東京都
出演作品	『図書館戦争』『図書館戦争-THE LAST MISSION-』『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』『みをつくし料理帖』『阪神タイガース THE MOVIE 猛虎神話集』など

 

役名	村岡
役どころ
演者	萩原聖人
生年月日	1971年8月21日
出身地	神奈川県
出演作品	『今夜世界からこの恋が消えても』『餓鬼が笑う』『有り触れた未来』『スパイスより愛を込めて』『君は放課後インソムニア』など

 

役名	半沢院長
役どころ
演者	村田雄浩
生年月日	1960年3月18日
出身地	東京都
出演作品	『野のなななのか』『ライアの祈り』『まっ白の闇』『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』『海辺の映画館―キネマの玉手箱』など

 

役名	桐谷大臣
役どころ
演者	佐野史郎
生年月日	1955年3月4日
出身地	島根県
出演作品	『親密な他人』『白鍵と黒鍵の間に』『おしょりん』『火だるま槐多よ』『カミノフデ〜怪獣たちのいる島〜』など

 

 

他、田中健、三船美佳、津嘉山正種

 

 

 

海の沈黙(映画)のあらすじ

 

世界的な画家である田村修三の展覧会で大きな事件が起きた。

展示作品のひとつが贋作であることが判明したのだ。誰が贋作を描いたのか？

 

連日に渡り、報道が過熱していく中、北海道小樽市で女の死体が見つかった。

贋作事件と女の死体が発見された事件である男の名前が浮かび上がってきた。

 

浮かび上がってきた男の名前は津山竜次。

 

かつては新進気鋭の天才画家と呼ばれながらも、ある事件をきっかけに姿を

消していた。

 

竜次の元恋人であり、現在は田村修三の妻である安奈は小樽市に向かう。

 

もう会うことはないと思っていたかつての恋人と再会した安奈、竜次に長年

仕える謎めいたフィクサー・スイケン、贋作事件を追う美術鑑定の権威である

清家、全身刺青の牡丹という名の女、竜次を慕うバーテンダー。

 

それぞれが持つドラマが「真の美」を求め続ける竜次の思いと交錯し、

深遠な愛と痛切な人間模様が描き出されていく。

 

 

 

海の沈黙(映画)の見どころ

 

「北の国から」「前略おふくろ様」「優しい時間」「風のガーデン」など

数多くの名作ドラマの脚本を手掛け、世に送り出してきたことで知られる

倉本聰が60年前から描きたいと思っていた美術品の贋作をテーマにした

ドラマがスクリーンに映し出されていく。

 

数多くの名作ドラマを世に送り出してきた倉本聰による脚本を映画化した

のは若松節朗。

 

渡辺謙主演の映画『沈まぬ太陽』、福島第一原子力発電所の事故を題材にした

映画『Fukushima50』『夜明けの街で』『柘榴坂の仇討』などを手掛け、

「熟年離婚」「美女か野獣」京都を舞台にしたミステリードラマ「祇園囃子」

なども手掛けたことで知られている。

 

ある事件を機に姿を消した新進気鋭の画家、津山竜次を演じているのは

本木雅弘。

 

アイドルグループ「シブがき隊」の元メンバーでモッくんの愛称で知られている。

映画『シコふんじゃった。』『ラストソング』『天空の蜂』『スパイ・ゾルゲ』

自ら企画と主演を務めた『おくりびと』などに出演し、映画『日本のいちばん

長い日』では昭和天皇を演じた。

 

また大河ドラマ『徳川慶喜』では、江戸幕府第15代目将軍である徳川家康を

演じた。

 

世界的な画家、田村修三を演じているのは石坂浩二。

 

ミステリー映画『犬神家の一族』では探偵の金田一耕助を演じ『悪魔の手毬唄』

『獄門島』『女王蜂』『病院坂の首縊りの家』でも金田一耕助を演じた。

 

さらに「東京湾景」「氷壁」「坂の上の雲」などのテレビドラマにも出演し、

フジテレビ開局45周年記念ドラマ「白い巨塔」では医学部教授を演じた。

 

本木雅弘、石坂浩二の他にも「昭和の名脇役」と呼ばれた俳優の佐田啓二を

父親に持つ中井貴一、歌手としても活躍する小泉今日子、「あぶない刑事」

シリーズ、「チーム・バチスタ」シリーズで知られる仲村トオル、そして

清水美砂も出演している。

 

美術作品の価値は社会的権威によって保証されると言われる中、価値を決める

基準とは主観的であるという。それでは美とは何であるのだろうか。権威とは

どのようなものなのか。

 

価値の基準が主観的なものであるからこそ、贋作が絶えないことを意味する。

重要文化財と認定されていたひとつの美術作品が実は贋作であったという過去

の事件という大きなテーマとし、矛盾に立ち向かったひとりの天才画家の悲劇

を目撃することになる。

 

 

 

まとめ

人々の前から姿を消した天才画家が秘めてきた想い、美と芸術への執念、

そして忘れられない過去とは？どのよう描き、観せてくれるのか楽しみ。

 

至高の美と愛の全貌がキャンバスに描きだされるということで、どのような

作品なのか？映画館で確かめた。

 

本木雅弘をはじめ、小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、清水美砂

など、錚々たるメンバーの演技も気になるところ。

 

公開は、2024年11月22日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ