【映画】影に抱かれて眠れのタイトルの意味とは?原作者の意図や小説との違いについても
映画『影に抱かれて眠れ』が2019年9月6日(金)に公開されます。
おしゃれなタイトルですが、どういう意味なのかが気になります。
ということで今回は、映画『影に抱かれて眠れ』のタイトルの意味やタイトルに込めた
原作者の意図、また原作小説との違いについてまとめてみました。
映画「影に抱かれて眠れ」9月6日(金)公開 特報映像
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【映画】影に抱かれて眠れの簡単なあらすじ
映画『影に抱かれて眠れ』はのジャンルは、ハードボイルド。
こういったジャンルがお好きな方にとっては、たまらない作品と言えます。
その物語に惹き込まれること間違いなしです!
主人公は画家の硲冬樹(はざまふゆき)という男。冬樹は画家をしながら、横浜で
酒場も経営していました。画家としての冬樹は高く評価されていたものの酒には
かなり依存していました。
ある日、自身の店の元店員で冬樹を兄のように慕い、碧の会というNPOのメンバー
として活動している岩井信治から、未成年の少女を助けようとして怪我をして
冬樹のもとへ。
未成年の少女を救うために窮地に追い込まれて行くその状況を聞いた冬樹は、
彼に協力することに。
めんどうな問題に巻き込まれることになった冬樹は、自身が愛していた既婚者の
永井響子が余命いくばくもない身であると知らされることになります。そんな響子
のために彼女への愛を絵として表現しようと考えるのでした。
こうして冬樹は、様々な人々との入り組んだ人間関係のもと動き出すのです。
さて冬樹はどうなっていくか?
映画『影に抱かれて眠れ』はとてもクールな作風のようですね。
ハードボイルドの王道を行くような作品と評していいのではないでしょうか。
主人公の硲冬樹役は加藤雅也さん、永井響子役は中村ゆりさん、岩井信治役は
カトウシンスケさんがそれぞれ演じるといいますから、キャストの演技にも
期待しましょう。
【映画】影に抱かれて眠れのタイトルの意味とは?
都会派映画といった風情がする『影に抱かれて眠れ』。
あらすじ以前にタイトルもクールな感じの作品なわけですが、このタイトルの意味とは
いったいどのようなものなのか?
おそらく「影」というのは、冬樹に襲い掛かってくる岩井信治が持ち込んだトラブル
そして響子の余命の問題といった、暗い部分なのではないかと見られます。
一方の「抱かれて眠れ」というのは、こうした過酷な現実と向かい合いながらも、
たくましく生きていく冬樹の生きざまを表しているのではないでしょうか。
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【映画】影に抱かれて眠れのタイトルに込めた原作者の意図とは?
映画『影に抱かれて眠れ』は、北方謙三さんの小説が原作。
北方謙三さんといえば、『さらば、荒野』といったハードボイルド小説、
そして『水滸伝』といった歴史小説で知られています。
北方謙三さんがタイトルに込めた意図とは、何だったのでしょうか?
映画『影に抱かれて眠れ』の原作小説は、同名ではなく『抱影』というタイトルでした。
タイトルそのものは違いますが「影」と「抱く」という点では同じです。
したがって先述の「タイトルの意味」と同じ感じだと推測されます。
仲間のため、愛するもののため、戦って行く冬樹の生き様をタイトルに込めた
のではないでしょうか。
いかにもハードボイルドという感じがして惹きつけられますね。
【映画】影に抱かれて眠れで原作小説との違いについて
映画『影に抱かれて眠れ』は、原作小説『抱影』とどのような違いがあるのでしょうか。
はたして何か相違点があったのか、調べてみました。あらすじそのものの骨格に
ついては映画と原作小説には大差がないということが分かりました。
主人公の硲冬樹が画家であり、酒場を経営してもいるということ。そしてそんな冬樹に
トラブルを持ち込まれたり、余命いくばくかの女性を愛しているといったところです。
もちろん小説から実写化される以上は、演出や上映時間の関係で多少エピソードや
登場人物が追加されたり削除されたりといった違いは、出てくるものと見られます。
いずれにしてもかなり渋い作品なだけに、どういった仕上がりになるのか?
加藤雅也さんが冬樹をどう演じてくれるのか?楽しみです。
こちらも合わせてご覧ください。
まとめ
ハードボイルドは、映画でも小説でも一定のファンが絶えないジャンルとして、
確立しています。大好きなジャンルでもあります。
ハードボイルドと言えば、北方謙三さんと言われるほど代表的な存在ですから、
映画『影に抱かれて眠れ』がどんな出来栄えなのか、その期待は尽きません。
公開は、2019年9月6日(金)
きっと原作ファンもそうでない方でも納得できる作品になっていることは
間違いありません。
最後までありがとうございました
ゆうすけ