映画『スウィートシング』が、2021年10月29日（金）に公開されます。

 

頼る大人がいない訳ありの姉と弟の逃走と冒険の旅を描いた感動的な物語。

本作は、ジャンルこそファンタジーではあるが、一般的なファンタジーとは一線を

画した味わい深い作品。

 

ということで映画『スウィートシング』のあらすじや結末ネタバレ、またラナ・

ロックウェル演じるビリーの最後についてもまとめました。

 

 

10/29（金）公開『スウィート・シング』予告編

 

 

スウィートシング(映画)のあらすじ

 

15歳の姉のビリーと11歳の弟ニコが物語の中心。

2人は、アメリカのマサチューセッツ州のニューベッドフォードで暮らしていた。

 

そんなビリーとニコには、共に暮らすアダムという父親がいました。

 

普段は優しくて特に問題もなかったが、酒が入ると、なにかとトラブルを起こして

しまう困った父親だった。そんなアダムは治療をするため、強制的に病院に入院

させられることになる。

 

こうしてビリーとニコは、他に身寄りがなくなってしまう。仕方なく二人は、家を出て

いった母親のイヴの元へと目指すことに・・・。

 

 

 

スウィートシング(映画)の見どころ

 

映画『スウィートシング』は『イン・ザ・スープ』『フォー・ルームス』などのアレク

サンダー・ロックウェルが監督を務めた。また監督にとっては25年ぶりとなる

日本公開映画ということでファンのみならず、その期待度はかなりなもの。

 

そしてキャストは、ビリーを演じるアレクサンダー・ロックウェル監督の長女ラナ・

ロックウェル。ニコ役を長男のニコ・ロックウェルが演じ。

 

父親アダム役をケリー・ライカート監督『ウェンディ＆ルーシー』やアカデミー助演

女優賞受賞作『ミナリ』の名脇役ウィル・パットンが。

 

母親イヴ役をカリン・パーソンズ。マリク役をジャバリ・ワトキンスが、そしてボー役

をML・ジョゼファーが脇を固める。

 

また映画『スウィートシング』は、16ミリフィルムで撮影したという世界観ややビリー

・ホリデイなどの音楽、さらには、映画『スタンド・バイ・ミー』へのオマージュなど、

見どころ満載です。

 

こうしたこともありベルリン国際映画祭ジェネレーション部門最優秀作品賞を受賞する

という快挙を達成しています。

 

姉と弟に降りかかってくる、父親のアルコール依存、母親の家出といった問題。

窮地に陥った姉と弟がどのように活路を見出すのか気になるところ。

 

またビリーとニコだけではなく、2人と出会ったマリクという少年がどうなるのかも

興味深い。

 

 

 

スウィートシング(映画)の結末ネタバレ

 

映画『スウィートシング』の結末はどのように迎えるのか？

こちらは今のところはっきりしていません。

 

ただ「世界はとても悲しいものの、幸福な日もあるという」希望をもたせるような

展開になっていくようです。

 

そのため少なくとも、バッドエンドにはならないのではないかと予想される。

映画館で確かめるしかないようです。

 

 

 

スウィートシング(映画)ラナロックウェル(ビリー)の最後

 

映画『スウィートシング』では、ラナ・ロックウェル演じるビリーの最後がどうなる

のかも興味深いところ。

 

しかしながらこちらも詳細は不明でした。

 

とはいえ結末同様、なにか希望が持てるような最後になるものと考えられます。

さてどのような最後を迎えるのか楽しみです。

 

 

 

まとめ

今作は、監督曰く「経験を積んだ俳優とアマチュアの組み合わせで、フィクションと

現実を融合させながら映画を撮影した。実験的で創造的な性質をもった映画なので、

時間を超越した感覚を与える粗いモノクロの質感が欲しくて、16ミリフィルムで撮影

した」ということでその世界観が姉弟二人の心の葛藤や動きが観る者を惹きつける。

 

またバックで流れる音楽が印象的で今作品ではその音楽が物語の世界観に色を

添えていると感じる。姉ビリーの名前のルーツでもあるビリー・ホリデイの楽曲など

見どころ満載です。

 

公開は、2021年10月29日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ