映画ドラえもんのび太の月面探査記で辻村深月の脚本の意図とは?小説との違いについても
2019年3月1日(金)、【映画】ドラえもんのび太の月面探査記
が公開されます。
これまでにもさまざまな夢を送り届けてくれた『ドラえもん』の映画版。
それだけに、平成最後の本作も見逃すわけにはいきません。
ところで本作は、これまでとは異なりある注目ポイントがあります!
ということで映画のあらすじと合わせて、脚本の意図や小説との違いについて
まとめてみました。
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」予告2【2019年3月1日(金)公開】
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映画ドラえもんのび太の月面探査記のあらすじ
映画『ドラえもんのび太の月面探査記』は、宇宙が舞台となります。
これまでも映画版で、舞台が宇宙になったのは、『のび太の宇宙開拓史』
『のび太の宇宙小戦争』『のび太とアニマル惑星』『のび太と銀河超特急』
など数多くあります。今回は、どのような内容になっているのでしょうか。
すべての発端は、月面探査機によって見つけられた白い影でした。
この白い影のことをのび太は月のウサギだと思いますが、周囲はそんなのび太の
言うことを馬鹿にしました。
悔しがったのび太は、早速いつものようにドラえもんに相談し頼ることに。
ドラえもんが出してくれたのは、異説クラブメンバーズバッジという秘密道具。
のび太はこれを使って、月の裏側に実際にウサギ王国を設立することに。
ある日、のび太の学校にルカという少年が転校してきました。
やがてみんなで一緒に、ウサギ王国に行くことになったのび太たちとルカ。
すると月の裏側に、エスパルという種族がいるということが明らかに。
のび太たちは、特別な力を持つエスパルの子供たちと親交を深めます。
ところがそこに正体不明の宇宙船が現れたことによって、みんなの平和は
脅かされてしまうことに。彼らに捕まってしまったルカやエスパルでしたが、
果たして無事に助け出されるというのでしょうか?
過去の映画版においてもそうだったように今回もドラえもんやのび太たちが、
敵と勇敢に戦っていくという内容になりそうです。
宇宙を舞台にした作品だけに過去と同様、映画『ドラえもんのび太の月面探査記』も
とてもスリリングな展開になっていくものと思われます。
映画ドラえもんのび太の月面探査記で辻村深月の脚本の意図とは?
映画『ドラえもんのび太の月面探査記』といえば、あらすじもさることながら
どうしても見逃せないポイントが他にもあります。
それは脚本を作家の辻村深月さんが担当するということ。
辻村深月さんといえば、『ツナグ』が映画化されたほか、『鍵のない夢を見る』
で直木賞、『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞するなど、大活躍です!
ミステリーからヒューマンドラマまで幅ひろく手掛けてきましたが、実は、
『ドラえもん』好きという一面も持ち合わせています。
そういった経緯もあって、辻村深月さんが映画『ドラえもんのび太の月面探査記』
の脚本を担当することになりました。そんな辻村深月さんが脚本で意図したこととは
何だったのでしょうか?
それは作家としてよりも、『ドラえもん』ファンとしてのものでした。
映画版は、原作者の藤子F不二雄さんが健在だったころは、『大長編ドラえもん』
が原作でした。
宇宙を舞台にした作品が多かった『大長編ドラえもん』でしたが、意外にも
月が舞台の作品はありませんでした。そこで辻村深月さんは、舞台を月に選んだ
というのです。
しかしこれだけではなく辻村深月さんは、物語を藤子F不二雄さん風に近づける
ことに苦心したとか。このあたりは『ドラえもん』に精通していないと、
プロの作家でも厳しいのかもしれませんね。
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映画ドラえもんのび太の月面探査記で小説との違いは?
辻村深月さんは、脚本だけではなく、ノベライズまで手掛けていました。
ここまでくると仕事以前に、あまりの『ドラえもん』愛に感銘してしまいますね。
さて、そんな辻村深月さんが両方手がけた映画『ドラえもんのび太の月面探査記』
の脚本と小説ですが、両者の違いとは?とても気になりますね。
ストーリー的に大きな違いがあるのか否かは分かりませんでした。
しかし同一人物が同一時期に手がけている以上、表現はともかく、内容の大規模な
改変はないのではないでしょうか。ですが、辻村深月さんは普段書いている小説と
脚本との違いを痛感したとか。
こういった辻村深月さんの苦労や『ドラえもん』愛を意識すれば、
映画『ドラえもんのび太の月面探査記』の見方も変わってくるかもしれませんね。
まとめ
映画『ドラえもんのび太の月面探査記』は、既存の『ドラえもん』ファンのみならず、
辻村深月さんのファンにとっても重要な作品になりそうですね。
これまで『ドラえもん』の映画版に縁がなかった方も、ぜひご覧になられては
いかがでしょうか。
公開は、2019年3月1日(金)
きっとこれまで以上に、新たな発見が出来るはずです^^
最後までありがとうございました!
ゆうすけ