サブスタンス(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『サブスタンス』が、2025年5月16日(金)に公開されます。
『ボディホラー』の要素を取り入れた衝撃的なビジュアルとストーリーを
描いた作品。
この記事では、映画『サブスタンス』のキャストと役どころ、また
あらすじや見どころについてもまとめました。
映画『サブスタンス』特報|5月16日(金)全国ロードショー
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サブスタンス(映画)のキャストと役どころ
役名 | エリザベス・スパークル |
役どころ | 容姿の衰えに悩む50歳を迎えた女優 |
演者 | デミ・ムーア |
生年月日 | 1962年11月11日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ソングバード』『コーポレート・アニマルズ社畜たちの研修旅行』『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身サヨナラパーティー』など |
役名 | スー |
役どころ | エリザベスの背中から現れた若さと美貌を持つ女性 |
演者 | マーガレット・クアリー |
生年月日 | 1994年10月23日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『哀れなるものたち』『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など |
役名 | ハーベイ |
役どころ | ⼤⾦目当てにスーをデビューさせる胡散臭いプロデューサー |
演者 | デニス・クエイド |
生年月日 | 1954年4月9日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ミッドウェイ』『ブルー・ミラクル』『僕のワンダフル・ジャーニー』など |
サブスタンス(映画)のあらすじ
元人気女優のエリザベスは50歳の誕生日を迎えたが、自身の容姿の衰えが
原因で仕事の依頼が減っていくことに気を病んでいた。
そこで彼女は、若さと美しさと完璧な自分が手に入る「サブスタンス」と
呼ばれる違法薬品に手を出した。
エリザベスが薬品を注射した時、彼女の背中から「スー」という名の若い女性
が現れた。
若さと美貌、さらにエリザベスのこれまでの経験を全て持っており、いわば
スーはもうひとりのエリザベスということ。
スーは瞬く間にスターの階段を駆け上がっていくが、エリザベスと一週間ごと
に入れ替わるという絶対的なルールがあった。
しかし、スーは絶対的なルールを次第に破り始めていくのだった。
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サブスタンス(映画)の見どころ
容姿の衰えから仕事の依頼が減っていくことに気を病む元人気女優が若さと
美しさに執着する姿を描いたホラー映画で、第97回アカデミー賞でメイク
アップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品が『サブスタンス』である。
美と若さを手に入れたいことから違法薬品に手を出すかつての人気女優
エリザベスを演じているのはデミ・ムーア。
アメリカ・ニューメキシコ州出身のデミ・ムーアは16歳でモデル活動を開始し
1981年に『恋人たちの選択』で映画デビューを果たした。
エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、メア・ウィニンガムら若手スターが
出演した映画『セント・エルモス・ファイアー』ではコカイン常習者で
楽しい時間が好きな銀行員役を演じた。
映画『きのうの夜は…』ではバーで出会った男性とひと晩過ごす女性を
演じている。
また、映画『幸福の条件』では100万ドルと交換で大富豪の男とひと晩
過ごす若い妻役を演じてロバート・レッドフォードと共演した。
スキャンダラスな役を演じる一方で、舞台劇を映画化した『ア・フュー
・グッドメン』では軍事裁判に臨む海軍少佐を演じて、トム・クルーズ
とジャック・ニコルソンと共演した。
また『ゴースト/ニューヨークの幻』では暴漢に殺された恋人を想う陶芸家
を演じ、観る者の涙を誘った。
他にもオスカー俳優マイケル・ダグラスと共演した映画『ディスクロージャー』
『陪審員』『スカーレットレター』『素顔のままで』、坊主姿を披露した
『G.I.ジェーン』などに出演し、ディズニー映画『ノートルダムの鐘』では
声優を務めている。
本作『サブスタンス』で元人気女優を演じて第82回ゴールデングローブ賞
で主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、第97回アカデミー賞
では40年に及ぶキャリアで初めて主演女優賞にノミネートされた。
デミ・ムーア演じる元人気女優エリザベスの背中から現れる若さと美貌を
備えたスーを演じているのはマーガレット・クアリー。
アメリカ・モンタナ州出身のマーガレット・クアリーは映画監督フランシス
・フォード・コッポラの孫ジア・コッポラの監督デビュー映画『バロアルト
・ストーリー』に出演し、その後『ナイスガイズ!』『デスマッチ 檻の中
の拳闘』『ストレンジ・アフェア』などに出演し、クエンティン・タラン
ティーノ監督による2019年公開の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・
イン・ハリウッド』にも出演し、さらにギリシア出身のヨルゴス・ラン
ティモス監督による映画『哀れなるものたち』と『憐れみの3章』にも
出演している。
デミ・ムーア、マーガレット・クアリーに加えてデニス・クエイドも
映画『サブスタンス』に出演している。
アメリカ・テキサス州出身で、兄のランディ・クエイドも同じく俳優として
活動している。
1979年公開の映画『ヤング・ゼネレーション』に出演して注目を集め初め、
1983年に公開されたアメリカの宇宙開発が題材の映画『ライトスタッフ』
で高い評価を得た。
映画『ロング・ライダーズ』『愛と哀しみの旅路』『ハリウッドに口づけ』
などに出演し、1993年に公開された西部劇『ワイアット・アープ』では実在
のガンマンであるドク・ホリデイを演じ、ケビン・コスナーと共演した。
その後も『ドラゴンハート』、鬼才オリバー・ストーン監督の『エニイ・
ギブン・サンデー』、麻薬問題を描いた『トラフィック』、実在のメジャー
リーガーを演じた『オールド・ルーキー』などの映画での印象的な演技を
見せている。
大統領狙撃事件を描いた『バンテージ・ポイント』では大統領警護を担う
シークレットサービスを演じ、2004年公開の西部劇『アラモ』では実在の
軍人を演じている。
監督を務めたのはフランス出身のコラリー・ファルジャ。
16歳の頃から映画製作を志し、2003年に短編映画で監督デビューを果たした。
2017年に『REVENGE リベンジ』で長編映画を初めて監督し、第42回トロント
国際映画祭で上映され、注目を集めた。
2024年に公開された映画『サブスタンス』では第77回カンヌ国際映画祭で
脚本賞を受賞した。
また第97回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、デミ・ムーアが主演
女優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の合計5部門ノミネートの快挙
を成し遂げ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞をもたらした。
まとめ
映画『サブスタンス』は、デミ・ムーアのキャリアを代表するほどの圧倒的な
演技と「美とアイデンティティの喪失」という深いテーマを描いた心理ホラー
作品です。
第77回カンヌ国際映画祭では、脚本賞を受賞し、第82回ゴールデングローブ賞
では、デミ・ムーアは、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。
公開は、2025年5月16日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ