2024年アメリカ大統領選挙直前特集!大統領が登場する映画徹底解説!

 

アクション、サスペンス、ロマンス、コメディ、SFと映画のジャンルを問わずに

アメリカ映画の中に大統領がよく登場する。架空の大統領として登場したり実在の

大統領として登場したりと、映画の中にアメリカ合衆国大統領がよく登場するが、

アメリカ人にとって常に興味と関心を持つ対象であることが伺える。

 

この記事では、常にその発言と言動がアメリカ国内のみならず世界中からも

注目を集める大統領が登場する映画を独自に選び出し紹介します。

 

 

 

スポンサードリンク

 

替え玉の大統領が本気で政治改革! 名優が送る政治コメディ!

 

概要

1988年公開の映画『ワンダとダイヤと優しい奴ら』でアカデミー助演男優賞

を受賞した芸達者な俳優ケビン・クラインが主演を務めた政治コメディ映画

が1993年に公開された『デーヴ』である。

 

映画『ゴーストバスターズ』『ツインズ』『キンダガートン・コップ』などで

知られるアイヴァン・ライトマンが監督を務めた。

 

映画『エイリアン』『ワーキング・ガール』『愛は霧のかなたに』になどで

知られるシガーニー・ウィーバー、映画『ガンジー』でアカデミー主演男優賞

を受賞した名優ベン・キングズレーが脇を固める。

 

アクション俳優アーノルド・シュワルツェネッガー、映画監督のオリヴァー

・ストーン、有名司会者が本人役で登場するなどファンサービスも用意

されている。

 

平凡な中年男デーヴ・コーヴィックは人材派遣会社を経営する傍ら、現職

大統領ビル・ミッチェルに外見が良く似ていることからイベントでミッチェル

大統領のものまねをしている。

 

映画「デーヴ」(1993)日本版予告編 Dave Japanese Trailer

 

 

簡単なあらすじ

ある日デーヴは、大統領警護を担当するシークレット・サービスのスティ

ーブンソンからミッチェル大統領の代役を演じるように依頼された。

 

デーヴはミッチェル大統領の代役を見事に演じたが、ミッチェル大統領本人

が脳卒中で倒れてしまったことから、そのまま現職大統領の代役を演じ続ける

ことになる。

 

右も左も解らない、ホワイトハウスの中でデーヴは誠実に大統領としての職務

に取り組み、冷え切っていたファーストレディーのエレンの心を変えていく

のであった。

 

 

見どころ

現職大統領ビル・ミッチェルだけではなく人材派遣会社を経営する平凡な中年

男デーヴ・コーヴィック、替え玉の大統領の3役を見事に演じ切るケビン・

クラインの芸達者ぶりが見事である。

 

ニュースで見聞きするホワイトハウス、連邦議会議事堂、シークレット・サービス

といった用語が登場し、アメリカ政治を知るための入門書的な映画でもある。

 

 

 

テロリストに断固として立ち向かう強きアメリカ大統領!

 

概要

大ヒットSF映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』でハン・ソロ役を演じた

ハリソン・フォードがテロリストに立ち向かう強きアメリカ大統領が演じた

アクション映画が1997年に公開された『エアフォース・ワン』である。

 

核攻撃にも耐える「空の要塞」と呼ばれる大統領専用機「エアフォース・

ワン」をハイジャックしたテロリストに立ち向かう大統領の姿を迫力の

ノンストップアクションを交えながら描き出していく。

 

パラシュートによる脱出、空中給油機の爆発、敵国の戦闘機との空中戦など

手に汗握るストーリー展開が盛り込まれている。

 

映画『アウトブレイク』『ポセイドン』『パーフェクトストーム』などで知られる

ウォルフガング・ペーターゼンが監督を務めた。

 

映画『エアフォース・ワン』(1997)予告編

 

 

簡単なあらすじ

ジェームズ・マーシャル大統領はロシアのペトロフ大統領主催の晩餐会で

テロリズに断固として立ち向かうことを宣言した。

 

しかし、マーシャル大統領が搭乗する専用機をロシアのテレビ取材班に変装

したテロリストがハイジャックした。

 

テロリストのリーダーであるイワン・コルシュノフは、アメリカとロシアの合同

特殊部隊によって逮捕されたカザフスタンの独裁者イワン・ラデク将軍の

釈放を要求してきたのだった。

 

 

見どころ

「空飛ぶ要塞」である大統領専用機「エアフォース・ワン」という密室内で

出演当時55歳のハリソン・フォードが年齢を感じさせないアクションとテロ

リストのリーダーを演じたオスカー俳優ゲイリー・オールドマンのキレた演技

も見事である。

 

ホワイトハウスの中でただ決断を下す大統領としてではなく、大統領専用機

をハイジャックしたテロリストに勇敢に立ち向かう強い大統領の姿を目にする

ことができる映画だ。

 

映画公開当時に大統領であった不倫疑惑が報じられたビル・クリントンとは

違う誠実で勇敢な大統領を求めるアメリカ国民の気持ちが想像できる。

 

 

 

核戦争の危機に直面する若き大統領を描く実録政治ドラマ!

 

概要

アメリカと世界を核戦争の瀬戸際にまで追いつめた未曾有のキューバ危機に

直面した若きアメリカ大統領ケネディが危機の回避に挑む姿をドキュメンタリ

ータッチで描き出す実録政治ドラマが『』だ。

 

映画『リクルート』『追いつめられて』などで知られるロジャー・ドナルドソンが

監督を務め『ダブル・ジョパディー』で知られるブルース・グリーンウッドが

ケネディ大統領を演じ、実在の大統領特別補佐官を演じたケビン・コスナー

が製作を務めた。

 

映画「13デイズ」(2001) 日本版予告編① Thirteen Days Japanese Trailer

 

 

簡単なあらすじ

1962年10月、U-2偵察機が撮影した航空写真により、アメリカの目と鼻の先にある

社会主義国家キューバにソ連が核兵器搭載の中距離弾道ミサイルが配備中で

あることが明らかになる。

 

隣国キューバへの空爆と侵攻を主張する軍部との対立が深まる中、ケネディ

大統領は海上封鎖を決断するのであった。

 

 

見どころ

緊迫感あふれるストーリー展開で瞬く間に映画の中に引き込まれ、未曽有の

危機に直面したケネディ大統領の心情が強く伝わってくる実録政治ドラマである。

 

決断をひとつ間違えればアメリカと世界が核戦争に突入してしまうことが強く

感じられる。

 

女優マリリン・モンローとのロマンスが取り沙汰されるなど、プレイボーイと

しての一面が見られるケネディではなく、未曽有の危機に決死の覚悟で臨む

大統領としての一面を見ることができる。

 

スポンサードリンク

 

 

緊迫感あふれる密室劇! 決死の交渉に臨む大統領を名優が熱演!

 

概要

映画『黄昏』で悲願のアカデミー主演男優賞を受賞した名優ヘンリー・フォンダ

が大統領役を演じた社会派サスペンスが『未知への飛行/フェイル・セイフ』

である。

 

映画『評決』『十二人の怒れる男』『オリエント急行殺人事件』などで知られる

シドニー・ルメットが監督を務めた緊迫感あふれる会話劇が繰り広げられていく。

 

 

簡単なあらすじ

アメリカ軍のコンピュータがソ連に対する核攻撃の指令を発信し、攻撃の指令

を受けたアメリカ軍の爆撃機はすぐさまターゲットであるモスクワへと発進する。

 

攻撃の指令がコンピュータの誤作動によるものであると判明するものの時既に

遅く、水爆を搭載して爆撃機はソ連側とアメリカの迎撃機を振り切り、帰還可能

地点「フェイル・セイフ」を越えてしまうのだった。

 

核戦争回避のためにソ連側と決死の交渉に臨んでいたアメリカ大統領は恐る

べき決断を下す。

 

 

見どころ

アメリカを代表する名優ヘンリー・フォンダが戦争回避のために決死の交渉に

臨む大統領を熱演している。密室で繰り広げられる緊迫感あふれる展開に息苦

しさを覚えるほどだ。

 

核兵器が存在し、発射ボタンをいつでも押すことができる時代は今も続いている

ことを否が応でも突きつける社会派サスペンスだ。

 

 

 

2度のオスカーに輝く名優が犯罪に加担する大統領を憎々しく熱演!

 

概要

映画『フレンチ・コネクション』でアカデミー主演男優賞、『許されざる者』で

アカデミー助演男優賞を受賞した名優ジーン・ハックマンが犯罪に加担する

大統領を憎々しく演じたサスペンス・スリラーが1997年公開の『目撃』である。

 

製作、監督、主演を務めたのは映画『許されざる者』でジーン・ハックマンに

アカデミー助演男優賞受賞に導いたクリント・イーストウッドだ。

 

Les Pleins Pouvoirs – Bande Annonce Officielle (VOST) – Clint Eastwood / Gene Hackman / Ed Harris

 

 

簡単なあらすじ

朝鮮戦争に従軍した経験を持つ退役軍人ルーサー・ホイットニーはやり手の

泥棒として殺人課の刑事セス・フランクから一目置かれている。

 

ルーサーはある日、現職大統領アラン・リッチモンドの支援者である政界の

大物であるウォルター・サリバンの邸宅に盗みに入る。

 

しかしルーサーはリッチモンド大統領とウォルター・サリバンの妻クリスティ

との不倫現場を目撃してしまう。

 

さらに酒に酔ったリッチモンド大統領に暴力を振るわれたクリスティを犯罪者と

勘違いしたシークレット・サービスが射殺する場面も目撃するのだった。

 

 

見どころ

名優ジーン・ハックマンが不倫をする現職大統領を演じているサスペンス・

スリラーである。

 

あくまでも主役はクリント・イーストウッド演じる泥棒ルーサーであるものの、

アメリカ大統領を演じたジーン・ハックマンの存在感は強い。

 

アメリカで最も権力を持つ大統領と大統領警護を担当するシークレット・

サービスを悪者として描いた珍しい作品である。

 

 

以上、独断と偏見によってご紹介しました。

もしよろしければ一見あれ!

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ