【映画】ガルヴェストンのタイトルの意味とは?原作者の意図や小説との違いについても
【映画】ガルヴェストンが2019年5月17日(金)に公開されます。
内容はとても哀愁漂う感じのストーリーとなっているようで、
気になるところ満載です。
ということでそんな【映画】ガルヴェストンは、タイトルが印象的なのですが、
どういった意味でまた、タイトルに込められた原作者の意図も気になります。
【映画】ガルヴェストンには原作小説がありますので、両者の違いも
まとめてみました。
『ガルヴェストン』予告
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【映画】ガルヴェストンのタイトルの意味とは?
公開が楽しみな【映画】ガルヴェストンですが、「ガルヴェストン」とは、
いったい、どのような意味があるのでしょうか?これをひも解くには、
まずあらすじを見ていく必要があります。
物語の舞台となっていくのは、1980年代。
アメリカ・ルイジアナのニューオーリンズで殺し屋のロイは、がんで余命が
短いことを告げられます。
ロイはボスに裏切られたため、自身が育ったテキサスのガルヴェストンに
逃げようとします。しかし、ロイはただ単に逃亡するつもりではなく、
ボスへのリベンジを狙っていました。
逃亡しながらも、追ってくる殺し屋たちを逆に倒していくロイ。
そして、ロイは、殺し屋たちに囚われていたロッキーという娼婦を助け出します。
こうしてロイとロッキーは共に旅をすることになります。
次第にロイは、ロッキーに人生を取り戻して欲しいと望んでいくことに。
しかしロイとロッキーは、ボスに捕まりロッキーは殺害されてしまいました。
何とか脱出したロイは、自身の余命が短くなかったと知ることに。
それから20年の歳月を経てロイの元に、あのロッキーの娘がやってくるのでした。
以上が【映画】ガルヴェストンのあらすじとなります。
ご覧の通り「ガルヴェストン」というのは物語に登場する地名だったのですね。
響き的には、人名なのか、何かの固有名詞なのか、動詞なのかなど、なかなか
イメージできませんでしたが、タネが分かれば納得させられますね。
邦画の場合は、日本国内の地名がそのまま映画のタイトルになるというケースは
あまりありませんから、かなり新鮮なイメージがしますね。
【映画】ガルヴェストンでタイトルに込めた原作者の意図は?
【映画】ガルヴェストンは、殺し屋のロイとボスの戦いというストーリーに
なっていました。が、一方ではロイと娼婦のロッキーの友情を描いていくという、
ヒューマンドラマの側面もあります。
どちらをメインに見ても、じゅうぶん楽しめる作品となりそうですね。
さて、そんな【映画】ガルヴェストンには、原作小説がありました。
ニック・ピゾラットさんの『逃亡のガルヴェストン』だったのです。
後述しますように、この作品も、サスペンス+ヒューマンドラマとなっていました。
では、ニック・ピゾラットさんが「ガルヴェストン」に込めた意図とは、
なんだったのでしょうか?
「ガルヴェストン」とは、ロイが逃げる故郷のことですが、ニック・ピゾラットは、
おそらくサスペンスと人情を両方とも強調したかったのではないでしょうか?
地名がタイトルなら郷愁を誘いますから、内容がサスペンスであっても、
これを見ただけではサスペンス色だけが強調されませんね。
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【映画】ガルヴェストンで原作小説との違いについて
【映画】ガルヴェストンと原作小説の違いが、いったいどうなっているのか
気になりますね。
原作小説『逃亡のガルヴェストン』も、これまでずっと裏社会で生きてきた
ロイが主人公。やがてロイは、ガンだと告げられてしまったあげく、ボスに
裏切られてしまい、娼婦のロッキーと逃げていくという展開になっていました。
【映画】ガルヴェストンと原作小説には、骨格についてはそれほど大きな差は
なかったようです。もっとも、映像と活字は何かと違いますから原作小説には、
映画とは異なる味わいがあることでしょう。
なお『逃亡のガルヴェストン』は、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞に
ノミネートされたという力作でもあります。それだけに機会があれば、
ぜひ原作小説も読んでおきたいですね。
【映画】ガルヴェストンを鑑賞するうえで、きっとさらなる感動をもたらすことに
なるのではないでしょうか。
まとめ
『ガルヴェストン』というタイトルが主人公の故郷だったとは、
何か哀愁を感じますね。また逃げるとろに自分の故郷を選ぶところも
何か感じるものがあります。
年の離れたロイとロッキーの関係とその先に待っている二人の運命など
気になるところ満載ですね。
公開は、2019年5月17日(金)
公開が待ち遠しいですね^^
最後までありがとうございました。
ゆうすけ