やがて海へと届く(映画)のあらすじや結末ネタバレ!岸井ゆきの(真奈)の最後についても

 

映画『やがて海へと届く』が、2022年4月1日(金)に公開されます。

 

東日本大震災の前日に行方不明になった女友達を巡り、主人公の女性とその関係者

の間で展開されるヒューマンドラマ。

 

ということで映画『やがて海へと届く』のあらすじや結末ネタバレ、また岸井ゆきの

演じる湖谷真奈の最後についてもまとめました。

 

 

【30秒予告】映画『やがて海へと届く』2022年4月1日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!

 

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やがて海へと届く(映画)のあらすじ

 

都内のホテル最上階のダイニングバーで働いていた湖谷真奈は、一日に何度も

友人の卯木すみれのことを想っていた。

 

そんなある日、真奈の働いている店に、すみれと交際していた遠野がやってきた。

 

遠野は真奈に、引っ越すのですみれのものは全て処分すると告げた。

というのも、卯木すみれは、3年前に一人旅に出た次の日、東日本大震災が発生し

行方不明になっていた。

 

真奈は、遠野に頼まれ引っ越しに立ち会うことになり、遠野から形見分けとして

欲しいものがあれば持って帰って欲しいと言った。しかしあたかもすみれが死んで

いるような表現に違和感を感じたが、結局真奈は選ぶことができなかった。

 

二人はすみれのものを持ってすみれの実家に向かった。

 

すみれの母親は、東日本大震災の後、2週間で娘の死亡手続きをしたいと言っていて、

誰よりも早く娘の死を受け入れているようだった。

 

ところが真奈は、3年経ってもすみれが亡くなったと考えることができずにいた。

しかし遠野は、すみれのことを忘れてもいいことにすると言い出し、真奈は、

腹が立ち遠野と口論になってしまう。

 

真奈は、すみれが死んだかもしれないこと、そして今でも苦しさの中に置き去りに

されていると考え、今後もすみれのことを覚えておきたいと願うようになるのだが・・・。

 

 

 

やがて海へと届く(映画)の見どころ

 

映画『やがて海へと届く』は『花に眩む』『くちなし』『森があふれる』などの

彩瀬まるの小説が原作で『愛の小さな歴史』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』

『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』『蒲田前奏曲 第一番

・蒲田哀歌』などの中川龍太郎が監督を務めた。

 

主人公・真奈が、友人のすみれが東日本大震災の前日にいなくなってしまい、周囲が

すみれがもう亡くなったのだと言うことに違和感を覚え、すみれのことを想っていく

様子が描かれていくことになります。

 

原作では真奈の年齢は28歳ですみれがいなくなって3年後の物語が描かれて

います。映画では真奈が大学に入学しすみれと過ごしたところから、すみれが

いなくなり、その死を昇華できるまでの12年間が描かれているようです。

 

大切な人の死をどのように納得するのか?できるのか?

 

その辺をどのように描かれているのか見どころと言える。答えがあるようでない

ものをまた個人によってそれぞれ違う答えをどのように観せてくれるのか楽しみ。

 

大切な人の死をどのように折り合いをつけ、今後どのように生きていくのかを

映画を通して観せてくれるに違いない。彩瀬まるさんは私達にどのような

メッセージを残してくれるのかも見どころ。

 

そして湖谷真奈役が岸井ゆきの。卯木すみれ役が浜辺美波、遠野役が杉野遥亮、

国木田役が中崎敏、すみれの母親・志都香役が鶴田真由、幸栄役が中嶋朋子、

幸栄の娘役が新谷ゆづみ、楢原役が光石研となっています。豪華俳優陣が

どのように演じ、観せてくれるのか見どころです。

 

 

 

やがて海へと届く(映画)の結末ネタバレ

 

4年目の秋、お彼岸に真奈と遠野は、すみれの墓参りにやってきた。

 

そしてその帰り真奈は、遠野に好きな人ができたということを告白します。遠野は

喜んでくれ、真奈のことをハグした。遠野は、すみれから許してもらえるかなと

真奈に訊いた。

 

すると真奈は、すみれができなかった分も、自分を大事にした方がいいと伝えるの

だった。

 

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やがて海へと届く(映画)岸井ゆきの(真奈)の最後

 

真奈は、明け方にすみれがいるような気配を感じていた。

 

真奈は「もう行っちゃうの」とすみれに訊きますが、返事は返って来ません。

しかしすみれを撫でて「大好きだよ」と伝えたところ、すみれは真奈に頷き、

やがていなくなった。

 

真奈はスマホの着信音で目が覚め、見てみると遠野からだった。

 

遠野は、すみれの夢を見たことを真奈に伝え「すみれが会いに来てくれた」

と嬉しそうに伝えたのだった。

 

 

 

まとめ

この記事では、映画『やがて海へと届く』のあらすじ、見どころ、原作小説の結末

ネタバレ、岸井ゆきの演じる湖谷真奈の最後についてまとめました。

 

大切な人が亡くなり、残された人たちはどのようにその死をどう昇華するのか?

またその喪失感とどう向き合い、ぽっかり空いた心をどう埋めていくのか?

考えさせられる作品。

 

公開は、2022年4月1日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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