アウトポスト(映画)のあらすじや結末をネタバレ!カムデシュの戦いについても

 

映画『アウトポスト』が、2021年3月12日(金)に公開されます。

 

実話に基づいた、アフガニスタンにおける米軍とタリバンによる壮絶な戦闘を描いた

興味深い作品。戦争映画好きにとっては、見逃せない作品だと言える。

 

ということで映画『アウトポスト』のあらすじや結末、またカムデシュの戦いについても

まとめました。

 

 

最悪の戦闘を描く衝撃の実話『アウトポスト』2021.3.12(金)公開【予告】

 

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アウトポスト(映画)のあらすじ

 

2009年、アフガニスタン東部、パキスタンとの国境付近に位置するアメリカ軍の

キーティング前哨基地。

 

アメリカ軍の補給路を維持するための重要な拠点となっていたキーティング基地は

四方を険しい山に囲まれた谷底に位置していた。そのために万一、敵に包囲されて

しまえば格好の標的になってしまうという弱点があった。

 

これまでにもタリバンからの襲撃を受けてきたが、タリバン側が少数であったということ

から事なきを得てきていた。いつ多数の敵に囲まれてしまうのかわからないという不安を

抱えながら、クリントン・ロメシャ二等軍曹は派遣されてきたキーティング前哨基地で

任務に就いていた。

 

2009年10月3日、ロメシャ二等軍曹が恐れていたことが現実になってしまい、300人の

精鋭部隊を率いたタリバンによってキーティング前哨基地が取り囲まれてしまった。

 

アメリカ軍兵士はわずか53人という圧倒的に不利な状況に置かれながら、14時間も

タリバンからの猛攻撃に立ち向かうことになるのだった。

 

 

 

アウトポスト(映画)の見どころ

 

アフガニスタンにおける白熱した戦いが展開される、映画『アウトポスト』。

 

過去にアフガニスタン紛争といえば、数々のものがありましたが、とくに注目された

カムデシュの戦いが描かれているのが話題。

 

また今作の見どころはなんと言っても豪華な俳優陣が出演しているところ。

1人目はスコット・イーストウッド。

 

父親は1992年の映画『許されざる者』と2004年の映画『ミリオンダラー・ベイビー』

でアカデミー作品賞と監督賞を受賞した巨匠クリント・イーストウッド。

 

父クリントが監督を務めた映画『父親たちの星条旗』と『グラン・トリノ』では

スコット・リーブス名義で出演し、『インビクタス/負けざる者たち』にはスコット

・イーストウッド名義で出演している。

 

その他に『人生の特等席』、社会派監督として知られるオリバー・ストーンがメガホン

をとった『スノーデン』、俳優ベン・アフレックが監督を務めた『夜に生きる』、

『ロンゲスト・ライド』などの映画に出演している。また2015年にはテイラー・

スウィフトのミュージックビデオに出演している。

 

そして2人目はマイロ・ギブソン。父親は1995年の映画『ブレイブハート』でアカデミー

作品賞と監督賞を受賞した俳優メル・ギブソン。

 

オーストラリアで生まれ、アメリカのカリフォルニア州で育つ。2016年に父親メルが

監督を務めた『ハクソー・リッジ』で映画デビューし、2018年の映画『リーサル・

ソルジャーズ』で主演を務めた。同年『バトル・オブ・ブリテン史上最大の航空作戦』

に出演した。

 

そしてオーランド・ブルームの出演も見逃せない。

 

イギリス出身で、映画『スーパーマン』でスーパーマンを俳優クリストファー・リーブ

に憧れ俳優を志すようになる。

 

ギルドホール音楽演劇学校在学中の1997年に『オスカー・ワイルド』の端役で映画デビュー。

 

卒業からわずか2日後に映画『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』のレゴラス役を

オーディションで勝ち取り、その後『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』と

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』にも同役で出演する。

 

またリドリー・スコット監督の映画『ブラックホーク・ダウン』に出演し、同監督の

映画『キングダム・オブ・ヘブン』では主演を務め、さらに映画『エリザベスタウン』

でも主演を務めている。

 

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でジョニー・デップと共演し

愛する女性を助け出すために海賊に立ち向かう青年を熱演した。

 

スコット・イーストウッド、マイロ・ギブソンが「親の七光り」を払拭するアクション

と演技に期待したい。

 

圧倒的に不利な状況の中で戦い抜くアメリカ軍兵士の姿も見どころ。援軍がいつ

来るのかタリバンがどこから襲撃してくるのかわからない緊張感、銃弾が飛び交う

戦場に観る者を引き込むリアリティある演出も見逃せない。

 

手持ちカメラを兵士の背中に向けて動く演出によって臨場感が演出され、さらに

ドローンを用いてタリバンからアメリカ軍兵士が狙われているという恐怖や不安を

演出しているところも見どころ言える。

 

 

 

アウトポスト(映画)の結末をネタバレ

 

300人の精鋭部隊を率いたタリバンの猛攻撃を受けたキーティング前哨基地で53人の

アメリカ軍兵士は圧倒的に不利な状況下に置かれながらも決死の戦闘に立ち向かう。

 

基地が占拠されるのは時間の問題かと思われていたものの、アメリカ軍兵士は援軍が

到着するまで持ちこたえた。援軍到着後、タリバンはアメリカ軍によって次から次へ

と倒されていく。

 

目覚ましい活躍を見せたタイ・カーターとクリントン・ロメシャ二等軍曹には2019年に

名誉勲章が授与された。

 

多数の死傷者を出した「カムデシュの戦い」の結果を受け、アメリカ大統領は兵士の

撤退を決断する。映画のエンディングでは「カムデシュの戦い」で命を落とした兵士達

の名前と写真が映し出されるだろう。

 

実話を基にした映画ですが、映画化に際して脚色が加えられていると思われる。

 

これまで鑑賞してきた実話を基にした戦争映画から結末を推測してみたが、どのような

結末になっているのかは映画館に行き、自身の目で確かめよう。

 

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カムデシュの戦いとは?

 

今作で描かれているのは、2009年10月3日に勃発した「カムデシュの戦い」。

 

戦闘の舞台となったのはアフガニスタン東部、パキスタンとの国境付近にある

アメリカ軍のキーティング前哨基地。

 

夜明け前タリバンの戦闘員300人以上がキーティング前哨基地を襲撃し、53人の

アメリカ軍兵士が圧倒的な戦力を持つタリバン兵の組織的な猛攻撃に立ち向かった。

 

キーティング前哨基地はアメリカ軍への補給経路を維持するために設置された重要な

拠点であったが、四方を山に囲まれた谷底に位置しており、敵に包囲されれば格好の

標的となってしまうという防御面では圧倒的に弱い基地であり、タリバンからの銃撃が

連日のようにあり、その度に誰かが命を落とすという過酷な環境であった。

 

襲撃を受けながらも事なきを得ていたが、それは敵が少数であったため。

 

しかし少数で基地を襲撃していたのは基地攻略に関する情報を集めるためであり、

タリバン側はそれを基に基地攻略の作戦を練っていた。

 

アメリカ軍兵士クリントン・ロメシャ二等軍曹「圧倒的多数の敵にいつ取り囲まれて

しまうのか」という不安を抱えながら基地での任務に就いていたが、彼が恐れていた

不安が現実のものになってしまう。

 

2009年10月3日の夜明け前、約300人の精鋭部隊を率いたタリバンにキーティング

前哨基地が包囲されてしまう。その後、タリバン側からの激しい攻を受け、基地が

占拠されるのは時間の問題かと思われていたが、53人のアメリカ軍兵士は援軍の

到着まで実に14時間も勇敢に戦い抜いたのだった。結果、アメリカ兵からは3人の

死者、27人の負傷者が出てしまい、タリバンの戦闘員は150人以上倒されることに

なった。

 

アメリカ軍兵士クリントン・ロメシャとタイ・カーターは目覚ましい活躍を見せ、

2013年に名誉勲章を授与された。 

 

 

 

まとめ

実話を基に描かれたということで魅力的だと言える作品。

豪華俳優陣の演技とアクションが見どころ。

 

公開は、2021年3月12日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 

 




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