夏への扉(映画)のタイトルの意味とは?原作者の意図やメッセージについても
映画『夏への扉』が、2021年2月19日(金)に公開されます。
SF作家の巨匠の1人、ロバート・A・ハインラインの小説『夏への扉』が原作。
世界中に読者がいる有名海外小説が日本で初の映画化ということでかなり話題
になってます。
ということで今回は『夏への扉』というタイトルの意味やタイトルに込められた
原作者のロバート・A・ハインラインの意図やメッセージについてまとめました。
※2021年6月25日(金)公開決定!
映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』本予告2021.6.25(FRI)ROADSHOW
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夏への扉(映画)のあらすじ
1995年東京。
高倉宗一郎は、自身を育ててくれた亡き父親の友人・松下の遺志を引き継ぎ、
その将来が有望視されるロボット開発科学者となり会社を経営していた。
そんな宗一郎は、松下の娘である松下璃子とピートというネコと充実した毎日を
暮らしていた。また科学者としても意義のある研究に取り組んでいました。
ところが宗一郎は全く予期していなかった災難に見舞われることに。
それは信頼してた会社経営者と婚約者によって仕組まれた罠で科学者として失脚
させられただけでなくその研究や会社など全てを奪われてしまう。しかも強制的
に冷凍睡眠させられてしまった。
冷凍睡眠から目を覚ますと30年が過ぎ、2025年の東京だった。
また一緒に暮らしていた璃子は、亡くなっていました。悲しみに打ちひしがれる
宗一郎でしたが、さらにひどいことが続くがヒューマノイドロボットの力を借り、
未来を変えるために尽力していくのだった。
現在、映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』のあらすじで分かっているのはここまで
ですが、原作小説の流れから、結末まである程度、推測することは可能です。
まず原作小説では主人公の高倉宗一郎はダン、松下璃子はリッキー、さらに白石鈴
がベル、松下和人がマイルズに当てはまるものとみられます。
そんな原作小説では会社の経営方針をめぐりダンはマイルズと対立。
更にはベルからも裏切られてしまう。
その後、冷凍睡眠させられてしまったダンは、時が過ぎ目覚めますがマイルズは
死んでしまい、またベルも老婆になってしまうなど、彼らはそれなりの報いを
受けることになりました。
ところがダンはタイムマシンで過去に行き、マイルズに復讐をします。
そしてダンは会社を取り戻しリッキーとハッピーエンドを迎えます。
映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』がどう展開するのかは不確定要素もある
ものの、おそらく大まかな流れは、このようになるものとみられます。
夏への扉(映画)のタイトルの意味とは?
このタイトルはいったいどのような意味があるのでしょうか?
「キミのいる未来へ」は、原作小説の流れ的に高倉宗一郎が松下璃子のいる未来
を目指すという意味でしょう。それでは「夏への扉」はどのような意味なのかと
言うとその答えは原作小説にありました。
ダンが飼っているネコのピートは、家の扉が夏へ通じていると思っているため、
冬になると、扉を開けるようダンに求めてくるのです。さらに飼い主のダンも、
そんな夏への扉を求めていたのでした。
こうしたことから映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』は、ただのSFものではなく、
ロマンティックな要素も少なからずある総合的な作品になることでしょう。
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タイトルに込められた原作者の意図やメッセージ
映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』の原作小説の「夏への扉」というタイトルに、
ロバート・A・ハインラインが込めた意図やメッセージとはどのようなものなのか?
原作小説はタイムトラベル系SFとして世界的に認知されています。
また一般的なSF小説とはひと味違ったロマンティックなストーリーの流れが
ファンからは絶賛されてきました。
こうしたことから「夏」は恋愛、青春、「扉」はタイムマシンにかけていたのかも
しれません。
このような原作小説を持つ映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』がどのように
なるのか、期待は高まります。
こちらも合わせて御覧ください。
まとめ
原作小説が名作として知られる、映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』。
それだけに不安要素もあります。
外国小説で独特な世界感を持つ今作を日本版に変えてどのように描かれ、
魅せてくれるのか?とても気になるところ。
そして高倉宗一郎役の山崎賢人さん、松下璃子役の清原果耶さんの演技も楽しみ。
愛猫ピートがどのように登場するのか注目です。
公開は、2021年2月19日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ