クリスマスに家族で観るおすすめ洋画10選!

 

クリスマスは、家族みんなで同じ時間を共有できる特別な日。

せっかくなら、世代を問わず楽しめて、笑顔や会話が自然と生まれる洋画を

選びたいですよね。

 

ここでは、小さなお子さんから大人まで安心して観られる、クリスマスに

ぴったりの家族向け洋画を厳選して紹介しました。

 

 

 

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ホーム・アローン

 

『ホーム・アローン 4K UHD』予告編

 

 

概要

クリスマス旅行に家族で一緒に行くはずが、ひとりだけ置いて行かれた8歳

の男の子が大事な家を守るためにあの手この手を使って二人の泥棒に立ち

向かう姿を描いたファミリーコメディ。

 

公開後は世界中で大ヒットを記録して今やクリスマス映画の定番となっており、

主演を務めたマコーレー・カルキンを一躍有名にした映画でもある。

 

映画『ミセス・ダウト』と『グッドナイト・ムーン』で知られるクリス・コロン

バスが監督を務め、映画『グッドフェローズ』でアカデミー助演男優賞を受賞

したジョー・ペシと『ミラグロ/奇跡の地』で知られるダニエル・スターンが

泥棒を演じた。

 

 

 

あらすじ

 

シカゴに住む裕福で子沢山なマカリスター家はクリスマス休暇でパリへの旅行

を計画していた。

 

しかし旅行に出発する当日の朝、セットしていたはずの目覚まし時計が鳴らず

に家族全員が寝坊してしまう。慌てて身支度を終えて空港へ向かったのだが、

8歳の男の子ケビンだけが家に取り残されてしまう。

 

ケビンはうるさい家族がいなくなったことを喜んで独り暮らしを楽しみ始める

が、二人の泥棒ハリー・ライムとマーブ・マーチャントはケビンが住む家に目

を付けていた。

 

 

 

見どころ

クリスマス休暇でパリに行くはずが、たったひとり家に取り残された8歳の男

の子が二人の泥棒から家を守るためにあの手この手を使い撃退していく

爆笑必至のコメディ。

 

子どもならではの発想で泥棒撃退の方法を次から次へと考えていく姿には

驚かされてしまう。笑えて泣ける家族で観たい作品のひとつである。

 

 

 

ミセス・ダウト

 

映画CM「ミセス・ダウト」日本版予告編

 

 

概要

離婚で大好きな三人の子どもと離ればなれになった父親が家政婦に扮装して

子供たちが暮らす家で働く姿を描いていくホームコメディー。

 

映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー助演男優賞を受賞

したロビン・ウィリアムズの女装といくつもの声を使い分ける演技が圧巻。

 

映画『ノーマ・レイ』と『プレイス・イン・ザ・ハート』でアカデミー主演

女優賞を受賞したサリー・フィールドが共演した。

 

また映画『007ゴールデンアイ』『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』で知ら

れるピアース・ブロスナンも出演している。

 

 

 

あらすじ

 

ダニエル・ヒラードはいくつもの声を自由自在に使い分ける才能豊かな声優

であるが、性格は頑固で融通が利かない堅物。

 

またもや声優の仕事をしている時に監督と衝突してあっけなくクビを言い

渡されてしまう。

 

ところが根っからの楽天的な性格のダニエルは長男クリスの12歳の誕生日

に移動動物園を自宅に呼んで大騒ぎする。

 

夫ダニエルが大騒ぎしたことを隣の家の住人から知らされた妻ミランダは

身勝手なダニエルに対する積もりに積もった不満が爆発し、離婚を言い渡す。

 

そして12歳の息子クリス、14歳の娘リディアと5歳の娘ナタリーの三人の子供

たちとの面会は毎週土曜日だけとされてしまう。

 

そんなある日、ダニエルは元妻ミランダが家政婦を募集していることを知り、

子どもたちに会いたいという思いから「ユーフェジェニア・ダウトファイア」

と名乗り、ミランダと子供たち三人が住む家に家政婦として働くことを思いつく。

 

 

 

見どころ

笑えて泣けるファミリーコメディ。

 

子供たちに会いたい子煩悩なパパを芸達者なロビン・ウィリアムズが演じて

いる。男性の声と女性の声を巧みに使い分けるロビン・ウィリアムズの演技

が見事で、特に女装したまま男性の声で話すシーンや家事もろくにできない

不器用な家政婦の姿に笑いが止まらない。

 

笑えるファミリーコメディであるが、アメリカ人の結婚に対する考え方と

日本人の結婚に対する考え方の違いを教えられる映画でもある。

 

 

 

アラジン

 

アラジン (吹き替え) – 予告編

 

 

概要

イスラム世界で伝承された物語を集めた『千夜一夜物語』に収められている

『アラジンと魔法のランプ』を原案に、1992年に公開されたディズニー

アニメ映画。

 

貧しいながらも清らかな心を持って生きる青年アラジンが不思議なランプを

手に入れ、愛する人を守るために挑む冒険を歌と共に描いていく。

 

劇中歌「ア・ホール・ニュー・ワールド」が第65回アカデミー賞でオリジナル

作曲賞、主題歌賞を受賞した。

 

 

 

あらすじ

 

砂漠の王国アグラバー。両親を亡くしながらも清らかな心を持って生きている

青年アラジンはいつか宮殿で暮らすことを夢見ていた。

 

一方、親から強制された結婚に嫌気が差した王女ジャスミンはこっそりと

宮殿を抜け出し、アグラバーの街へと向かう。

 

ある日、市場で泥棒と間違えられたジャスミンはアラジンに助けられるが、

今度はアラジンが王女をさらおうとした罪で地下牢に入れられてしまう。

 

地下牢に入れられ困り果てたアラジンの前に老人に扮装した国務大臣ジャ

ファーが現れ、魔法の洞窟の奥深くにある魔法のランプを取ってくることを

持ちかけるのだった。

 

 

 

見どころ

貧しいながらも清らかな心を持って生きている青年アラジンと王女ジャスミン

との恋を胸躍る歌と共に描いていく名作アニメ。

 

アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って「ア・ホール・ニュー・ワールド」

を歌うシーンはロマンティックな気持ちにさせる。

 

魔法の洞窟内でのスリリングなシーンも盛り込まれており、冒険映画としても

楽しめる。

 

 

 

ポーラー・エクスプレス

 

ポーラー・エクスプレス(字幕版)

 

 

概要

名作絵本「急行『北極号』」を原作に、2004年に公開された全編コンピュータ

グラフィックスによるアニメーション映画。

 

1994年公開の映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー監督賞を

受賞したロバート・ゼメキスが務めた。

 

ひとりの少年がクリスマス・イブの夜にサンタクロースが住む北極点に向かう

列車の旅の姿が描かれていく。

 

 

 

あらすじ

 

クリスマス・イブの夜。

 

サンタクロースの存在を信じることができなくなった少年ヒーロー・ボーイ

の前に大きな蒸気機関車が突然現れた。

 

北極点を目指す機関車「ポーラー・エクスプレス」に乗った少年ヒーロー・

ボーイはサンタクロースの存在を信じる他の少年と少女を乗せて冒険の

旅へと出発していくのだった。

 

 

 

見どころ

全編コンピュータグラフィックスで製作されたアニメ映画。

 

『フォレスト・ガンプ/一期一会』と『キャスト・アウェイ』でタッグを組んだ

トム・ハンクスが声優として参加している。

 

俳優の動きをコンピュータグラフィックスに当てはめる技術「モーション

キャプチャ」を用いて原作を美しく再現した映像と人間味あふれる演技が

見事。

 

 

 

ネバーランド

 

映画「ネバーランド」日本版劇場予告

 

 

概要

夢見る心を持ち続ける劇作家ジェームス・マシュー・バリと父親を亡くし、

心に深い傷を負った少年ピーター・ルウェリン・デイビスが出会い、世界中

で愛される舞台劇「ピーター・パン」誕生を描いた悲しくも美しい愛のドラマ。

 

実在の劇作家を映画『ニック・オブ・タイム』『ブラック・スキャンダル』

などで知られるジョニー・デップが演じた。

 

他にも映画『ダーリング』でアカデミー主演女優賞を受賞したジュリー・

クリスティ、『愛を読むひと』でアカデミー主演女優賞を受賞したケイト

・ウィンスレットも出演している。

 

さらに映画『クレイマー、クレイマー』と『レインマン』でアカデミー主演

男優賞を受賞した名優ダスティン・ホフマンも出演している。

 

監督は映画『チョコレート』でハル・ベリーにアカデミー主演女優賞を

もたらしたマーク・フォースターが務めた。

 

 

 

あらすじ

 

1903年、ロンドン。劇作家ジェームス・マシュー・バリは新作舞台劇公演の

初日を迎えていた。

 

しかし観客の評判は悪く、翌日の新聞でも酷評されてしまう。

 

そのような時、ケンジントン公園を散歩していたバリは夫を亡くしたシルビア

・ルウェリン・デイビスと彼女の四人の息子たちに出会う。

 

デイビス一家と親しくなるが、シルビアの四男ピーターは父親を亡くしたこと

で心を閉ざしていた。

 

そんなピーターにバリは夢見ることの素晴らしさを教え、物語を書くことも

教えていく。

 

やがてピーターは心を少しずつ開いていき、バリはピーターを登場人物として

新たな物語を生み出していくが、二人には悲しい出来事が待ち受けていた。

 

 

 

見どころ

ディズニー映画としても知られ、今もなお世界中で愛されている「ピーター

・パン」の物語誕生に隠された美しくも悲しい出来事を描いた作品である。

 

父親を亡くしたことで心に深い傷を負って心を閉ざした少年ピーターと夢見る

心を持ち続ける劇作家バリが出会い、ピーター・パンの物語が誕生する過程

が感動的に描かれていく。

 

大人になるにつれて忘れていってしまう夢見る心、想像することの楽しさを

教えてくれる家族で一緒に観たい映画である。

 

少年の心を持つ劇作家バリを演じたジョニー・デップの純粋で優しさに満ちた

演技が涙を誘う。

 

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プーと大人になった僕

 

映画『プーと大人になった僕』日本版予告

 

 

概要

ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」とその親友で大人に

なったクリストファー・ロビンが再会したことをきっかけに忘れてしまって

いた大切なものを思い出していく感動のファンタジー映画。

 

映画『ムーラン・ルージュ』で自ら歌声を披露し、映画『スター・ウォーズ

エピソード1/ファントム・メナス』『スター・ウォーズ エピソード2/クロ

ーンの攻撃』『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』でオビ=ワン

・ケノービ役を演じ、さらにスピンオフ作品『オビ=ワン・ケノービ』でも

同役を演じたユアン・マクレガーが主演を務めた。

 

監督は映画『マシンガン・プリーチャー』『ネバーランド』などを世に送り

出したマーク・フォースターが務めた。

 

 

 

あらすじ

 

かつて“100エーカーの森”でくまのプーさんやピグレット、イーヨーやカンガ、

ラビット、ルーと共に過ごしていた少年クリストファー・ロビンは時が流れ

て大人になった。

 

今は会社から託された難しい仕事に追われ、妻イブリンと娘マデリンと過ごす

時間がないことに頭を悩ませていた。

 

そんなクリストファーの前にかつて森で一緒に過ごしてたくまのプーさんが

現れた。

 

大人になったクリストファー・ロビンはかつて過ごした森へ戻ってくまのプー

さんや仲間たちと過ごすうちに、忘れていた大切なものを思い出していく。

 

 

 

見どころ

かつて少年で今は大人になったクリストファー・ロビンがくまのプーさんと

その仲間たちと再会し、忘れていた大切なものを思い出していく姿を描いた

感動作である。

 

日々何かに追われて自分の時間や家族との時間を過ごせない時に観る

ことで、どこかに忘れてきてしまった大切なものの存在を教えてくれる。

 

実写化されたくまのプーさん、ティガー、カンガ、ラビット、イーヨー、

ピグレットがかわいらしい。

 

 

 

ナイトミュージアム

 

ナイト ミュージアム|予告編|Disney+ (ディズニープラス)

 

 

概要

ニューヨークにある自然史博物館で警備員として働くことになったさえない

バツイチ男が動き出す展示物に遭遇する奇想天外な冒険映画。

 

『メリーに首ったけ』『LIFE!/ライフ』で知られるコメディ俳優ベンスティ

ラーが博物館の警備員として働くさえないバツイチ男を演じた。

 

オスカー俳優ロビン・ウィリアムズがセオドア・ルーズベルト大統領として

出演している。

 

映画『デッドプール&ウルヴァリン』『リアルスティール』で知られる

ショーン・レビが監督を務めた。

 

 

 

あらすじ

 

ラリー・デイリーは仕事が長続きせず、始めた事業もうまくいかないさえない

バツイチ男。

 

元妻エリカと暮らす息子ニックとは水曜日と隔週の土曜日にだけ一緒に過ごす

ことができる。

 

しかし、仕事を辞めては引越しを繰り返すラリーに対して元妻エリカは安定した

職に就かなければ息子を預けることはできないと伝える。

 

ある日、ラリーは駆け込んだ職業斡旋所でニューヨークにある自然史博物館での

警備員の仕事を紹介されるが、その博物館には驚くべき秘密が隠されていたのだ。

 

それは博物館の展示物が夜になると動き出すという奇想天外なことだった。

 

 

 

見どころ

博物館の夜間警備員として働くことになったさえないバツイチ男の姿を描いた

冒険コメディ映画。

 

夜になると動き出す展示物を目の前にした警備員ラリーのドタバタぶりに笑いが

止まらない。

 

アメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルトをオスカー俳優ロビン・ウィリ

アムズが演じ、格調高い英語を披露している。

 

他にも映画『ティファニーで朝食を』で奇妙な日本人を演じたミッキー・

ローク、映画『メリー・ポピンズ』『チキ・チキ・バン・バン』で知られる

ディック・バン・ダイク、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー主演

男優賞を受賞したラミ・マレックも出演している。

 

 

 

ウォルト・ディズニーの約束

 

『ウォルト・ディズニーの約束 MovieNEX』予告編

 

 

概要

1964年公開の名作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』製作秘話を描いた

感動作。

 

頑固で気難しい作家パメラ・リンドン・トラバースをエマ・トンプソンが演じ、

ウォルト・ディズニーをトム・ハンクスが演じている。

 

監督は映画『オールド・ルーキー』と『アラモ』で監督を務め、2009年公開

の映画『しあわせの隠れ場所』でサンドラ・ブロックにアカデミー主演女優

賞をもたらしたジョン・リー・ハンコックが務めた。

 

 

 

あらすじ

 

ウォルト・ディズニーは悩み続けていた。

 

娘が愛読している児童文学「メアリー・ポピンズ」第1作目の映画化を約束

してから20年経ったものの、その約束を果たせていないからだ。

 

イギリス・ロンドン。新作の執筆に行き詰まり金銭的に困り果てた作家パメラ・

リンドン・トラバースは自身の小説「メアリー・ポピンズ」映画化について検討

することを決めた。

 

ロサンゼルスに渡ったトラバースは自身の小説の映画化に際して「アニメは

御法度、ミュージカルもダメ。脚本は原作者の承認を得ること」、と条件を

付けていった。

 

ディズニーにとっては異例の条件ではあるものの、彼は愛娘との20年越し

の約束を果たしたいという思いから小説「メアリー・ポピンズ」映画化に

際しての条件を受け入れた。

 

しかしトラバースは提示される脚本を全て拒否し、打ち合わせの内容は全て

録音するように要求する。

 

映画の出演者はディック・バン・ダイクを断固として拒否してローレンス・

オリビエ出演を希望する。

 

さらに映画用に作曲した音楽も拒否、挙げ句の果てに脚本をスタジオの窓から

外へ投げ捨ててしまうなど、自著の映画化に対する提案を全て拒否していくの

だった。

 

 

 

見どころ

ジュリー・アンドリュースが主演を務めたミュージカル映画『メリー・ポピ

ンズ』誕生の裏側を描いた感動作。頑固で気難しい作家パメラ・リンドン・

トラバースをイギリスに女優エマ・トンプソンが見事に演じ切っている。

 

映画は作家トラバースの過去と自著「メアリー・ポピンズ」映画化の過程を

交互に描いていき、ストーリーに引き込まれていく。

 

自著映画化に際しての提案を全て拒否し、打ち合わせの内容を全て録音させ、

脚本にもダメ出し、ミュージカルもアニメも御法度と条件を付けるが、その裏に

隠された理由が明らかになる過程が興味深い。

 

 

 

ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ

 

<6/21(金)公開>映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』90秒予告

 

 

概要

第96回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、脚本賞、助演女優賞、編集賞

の合計5部門にノミネートされたドラマ映画。

 

1970年代、アメリカ・マサチューセッツ州にある全寮制の学校を舞台に、

ある事情から学校に残ることになった生徒と同僚から嫌われる教師、男子

生徒、料理長の女性3人の姿を描いていく。

 

料理長役を演じたダバイン・ジョイ・ランドルフがアカデミー助演女優賞

を受賞した。

 

映画『サイドウェイ』と『ファミリー・ツリー』でアカデミー脚色賞を受賞

したアレクサンダー・ペインが監督を務めた。

 

 

 

あらすじ

 

1970年代、アメリカ・マサチューセッツ州にある寄宿学校バートン校。

学校を離れ大半の生徒が家族と過ごすのだが、3人だけが残ることに。

 

偏屈な性格で同僚からも生徒からも嫌われている古代史の教師ハナムは学校

に多額の献金をした議員の息子を落第させたことを理由に校長から居残りを

命じられる。

 

ベトナム戦争で愛する息子を亡くした料理長メアリーは息子の母校にいたい

という思いから残ることになった。

 

そしていつも憎まれ口をたたいてばかりで友達のいないアンガスは休暇で

母親とセント・キッツ島へ行くはずが、再婚した母親が新婚旅行へ行く

ことになり、学校に残ることになってしまう。

 

休暇で誰もいない学校に残るハナム、メアリー、アンガスの3人による奇妙な

共同生活が始まる。

 

 

 

見どころ

それぞれの事情から寄宿学校に残ることになった教師、料理長、男子生徒の

3人が織り成す奇妙な共同生活とそれぞれが抱える事情を描いたドラマ映画。

 

同僚からも生徒からも嫌われる偏屈な性格の古代史教師、憎まれ口をいつも

たたく友達のいない男子生徒、愛する息子を戦争で亡くした女性料理長という

何の共通点もない3人が奇妙な共同生活を通し自分自身の人生を見つめ

直していく姿が丁寧に描かれていく。

 

温かな眼差しを感じさせる演出が見事で、胸に静かな感動が込み上げてくる。

 

 

 

34丁目の奇跡

 

34丁目の奇跡 (字幕版)

 

 

概要

『34丁目の奇跡』(Miracle on 34th Street)1994年版は、1947年の名作を

現代的な感覚でリメイクした心温まるクリスマス・ファンタジー。

 

オリジナルの魅力を大切にしながら、テンポや演出を家族向けにアップデート

しています。

 

ニューヨークの老舗百貨店でサンタ役を務めることになった老人クリスは、

その完璧な立ち振る舞いと誠実な行動から、次第に周囲の信頼を集めていく。

 

しかし彼が「自分は本物のサンタクロースだ」と主張したことで、事態は

思わぬ方向へ進み、ついには彼の正体を裁判で判断するという前代未聞

の展開に。

 

合理性を重んじる現代社会の中で、「信じる心は本当に無意味なのか?」

という問いを、温かく、わかりやすく描いています。

 

 

 

あらすじ

 

ニューヨークの感謝祭パレードで、老舗百貨店メイシーズのサンタ役を務める

予定だった男性がトラブルを起こし、急きょ代役として起用された白ひげの

老人クリス・クリングル。

 

彼は見事なサンタぶりを披露し、そのまま百貨店の正式なサンタクロースと

して働くことになる。

 

クリスは、売上よりも子どもの幸せを第一に考え、自分の店に在庫がない商品

は他店を勧めるほど誠実な人物だった。その姿勢は、合理主義者で宣伝担当

のドリス・ウォーカーや、サンタの存在を信じていない娘スーザンの心を少し

ずつ変えていく。

 

しかしクリスは、自分こそが本物のサンタクロースだと本気で信じており、

その言動が問題視されて精神鑑定を受けさせられる。

 

やがて彼は危険人物として隔離され「彼は本当にサンタクロースなのか?」

という前代未聞の裁判が開かれることになる。

 

裁判では、常識や理屈だけでは説明できない“信じる心”が問われ、ドリスや

スーザン、そして周囲の人々もまた、奇跡を信じるかどうかの選択を迫られ

ていく。

 

クリスマスが近づく中、物語は静かで温かな奇跡の結末へと向かっていく。

 

 

 

見どころ

1994年版は、合理性を重んじる現代社会を背景に「信じることは無駄なのか、

それとも力になるのか」を分かりやすく描いています。

 

子どもだけでなく、大人が自分自身を重ねやすい構成が魅力。

 

また現実主義の母ドリスと、感情を抑えて育てられた娘スーザン、クリスとの

出会いを通して、親子が少しずつ心を通わせていく過程が丁寧に描かれます。

家族で観ると共感しやすいポイント。

 

物語後半の裁判は、1994年版ならではの見どころ。

 

難しい理屈よりも「気持ち」に寄り添った演出で、子どもにも理解しやすく、

しっかり感動できる展開になっています。

 

そしてニューヨークのイルミネーションや百貨店の装飾など、90年代らしい

明るく温かなクリスマス演出が満載。映像を眺めているだけでもクリスマス

気分が高まります。

 

暴力的・刺激的な描写はほぼなく、テンポもよいため、小さなお子さんから

大人まで一緒に楽しめる安心感があります。

 

 

 

まとめ

家族で観るクリスマス映画は、

  • 笑いを楽しみたいなら『ホーム・アローン』『ミセス・ダウト』

  • 心温まる感動を味わいたいなら『ポーラー・エクスプレス』『ネバーランド』『34丁目の奇跡』

  • ワクワクするファンタジーを求めるなら『アラジン』『プーと大人になった僕』『ナイトミュージアム』

といったように、気分や家族構成で選ぶのがおすすめです。

 

映画を観終わったあとに「どのシーンがよかった?」と語り合える時間も、

きっと素敵な思い出になります。

 

今年のクリスマスが、映画と共にあたたかく心に残る一日になりますように!

 

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 

 




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