スプリングスティーン 孤独のハイウェイ(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が、2025年11月14日(金)
に公開されます。
ロックの象徴・ ブルース・スプリングスティーンの若き日、特に1980〜82年頃
の創作の転機と内面の葛藤を描いた音楽ドラマ。
この記事では、映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』のキャスト
と役どころ、あらすじや見どころについてもまとめました。
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』11月14日(金)公開|本予告(60秒)
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スプリングスティーン 孤独のハイウェイ(映画)のキャストと役どころ
役名 | ブルース・スプリングスティーン |
役どころ | アメリカ・ニュージャージー州生まれのロック歌手 |
演者 | ジェレミー・アレン・ホワイト |
生年月日 | 1991年2月18日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『アイアンクロー』『バースデーケーキ:血の粛清』『サイコハウス 血を誘う家』など |
役名 | ジョン・ランダウ |
役どころ | ブルース・スプリングスティーンのマネージャー |
演者 | ジェレミー・ストロング |
生年月日 | 1978年12月25日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』『アルマゲドン・タイム ある日の肖像』『ジェントルメン』など |
役名 | マイク・バトラン |
役どころ | サウンドエンジニア |
演者 | ポール・ウォルター・ハウザー |
生年月日 | 1986年10月15日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『リチャード・ジュエル』『ブラック・クランズマン』『シルクロード.com-史上最大の闇サイト』など |
役名 | ダグ |
役どころ | ブルース・スプリングスティーンの父親 |
演者 | スティーブン・グレアム |
生年月日 | 1973年8月3日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』『マチルダ・ザ・ミュージック』『ボイリング・ポイント/沸騰』など |
役名 | フェイ・ロマーノ |
役どころ | ブルース・スプリングスティーンのガールフレンド |
演者 | オデッサ・ヤング |
生年月日 | 1998年3月6日 |
出身地 | オーストラリア |
出演作品 | 『The Order』(原題)『Shirleyシャーリイ』『帰らない日曜日』など |
役名 | アデル |
役どころ | ブルース・スプリングスティーンの母親 |
演者 | ギャビー・ホフマン |
生年月日 | 1982年1月18日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『カモンカモン』『わたしに会うまでの1600キロ『世界の終り』など |
役名 | チャック・プロトキン |
役どころ | ブルース・スプリングスティーンのプロデューサーでありミキシングデザイナー |
演者 | マーク・マロン |
生年月日 | 1963年9月27日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『The Order』(原題)『Genie』(原題)『To Leslie』(原題)など |
役名 | アル・テラー |
役どころ | コロンビアレコードの重役 |
演者 | デビッド・クラムホルツ |
生年月日 | 1978年5月15日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『オッペンハイマー』『バスターのバラード』『意表をつくアホらしい作戦』など |
役名 | スティーブン・バン・ザント |
役どころ | ブルース・スプリングスティーン率いるEストリートバンドのメンバー |
演者 | ジョニー・カニザロ |
生年月日 | |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ジャージー・ボーイズ』『The Best People』(原題)『Knavish Folk』(原題)など |
役名 | マット・デリア |
役どころ | ブルース・スプリングスティーンの親友 |
演者 | ハリソン・スローン・ギルバートソン |
生年月日 | 1993年6月29日 |
出身地 | オーストラリア |
出演作品 | 『オッペンハイマー』『In the Tall Glass』(原題)『Where All Light Tends to Go』(原題)など |
役名 | デニス・キング |
役どころ | マスタリング・エンジニア |
演者 | クリス・ジェイムズ |
生年月日 | 1973年7月19日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『See Me』(原題)『Little Black Holes』(原題)『Autumn Leaves』(原題)など |
役名 | バーバラ・ランダウ |
役どころ | ジョン・ランダウの妻 |
演者 | グレイス・ガマー |
生年月日 | 1986年5月9日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『Standing Up, Falling Down』(原題)『Beast of Burden』(原題)『The Long Dumb Road』(原題)など |
他、マシュー・アンソニー、ペリカーノ・ジュニア
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ(映画)のあらすじ
ブルース・スプリングスティーンは1972年に発売したアルバム「明日なき暴走
BORN TO RUN」で一大センセーションを巻き起こした。
それから7年後の1982年、ニュージャージーで彼は人生の大きな岐路を迎えていた。
名声の影で深い孤独と葛藤に揺れるスプリングスティーンはロックスターとしての
喧噪から離れ、誰もいない荒野のような“どこでもない場所”に向かうが、彼の手元
にあるのは曲になりかけた断片だけ。
恋人との時間、幼き日の母親との思い出、そして父親との確執にさいなまれながら
スプリングスティーンは4トラックの録音機を前に静かに歌い始める。
ヒットチャートも栄光も求めることなく、ただ心の奥底から掘り出した本当の声を
孤独と痛み、そして創造の原点と共に刻み込んでいく。
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スプリングスティーン 孤独のハイウェイ(映画)の見どころ
20世紀を代表するロック歌手であり「ザ・ボス」と称されるブルース・スプリ
ングスティーンの若き日の姿を描く音楽映画が『スプリングスティーン 孤独の
ハイウェイ』。
ロックの英雄、アメリカの魂とも呼ばれ、1973年にデビューして以来50年に渡
って第一線を走り続け、今もスタジアムを熱狂させている。
自分自身の生きる喜びや苦悩、葛藤、痛みや怒り、現代社会が抱える矛盾や
問題を歌い続けているスプリングスティーンの創造に対する情熱、父親との
確執がスクリーンに映し出されていく。
華やかな世界の裏側にある、静かな孤独と内面の問い。
「売れるため」ではなく「歌うため」という強い意志の追求。
同時に、最大のヒットアルバム「ボーン・イン・ザ・U.S.A」に世界が振り向く前、
1980年代のニュージャージーを舞台に、誰かに頼ることなくわずか4トラックの
録音機で吹き込んだ6枚目のアルバム「ネブラスカ」誕生の時にスプリングス
ティーンに何が起きたのかが語られる。
2023年に発表された小説「Deliver Me From Nowhere」(原題)を原作にした
本作で監督を務めたのはスコット・クーパー。
2009年公開の映画『クレイジー・ハート』でジェフ・ブリッジスにアカデミー
主演男優賞をもたらし、歌曲賞をもたらしたことで知られている。
本作では監督を務めたのみならず原作者ウォーレン・ゼインツと共同で脚本
も執筆している。
映画『ファーナス/訣別の朝』では不況に苦しむアメリカの工業地域を舞台に
した復讐劇を描き、『ブラック・スキャンダル』ではFBIに敵対する犯罪組織
の情報を提供した実在のアイルランド系ギャングの姿を描き出してきた。
また、西部劇『荒野の誓い』ではアメリカ先住民に対する理解を示すひとりの
軍人の姿を描き出してきた。
そして本作『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』では「アメリカの魂」、
「ロックの英雄」と称されるブルース・スプリングスティーンの若き日の姿を
観る者の目に焼き付けている。
ブルース・スプリングスティーン役を演じているのはジェレミー・ホワイト。
ドラマシリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」でゴールデングローブ
賞テレビ部門主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を3年連続で受賞し、
エミー賞主演男優賞(コメディ・シリーズ部門)を2年連続で受賞した経歴を
持つ。
スプリングスティーン役を演じるためにギター、ハーモニカ、歌唱トレーニング
を続け、若き日のスプリングスティーンを体現している。
ブルース・スプリングスティーンのマネージャーであるジョン・ランダウ役を
演じているのはジェレミー・ストロング。
2024年公開の映画『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』では悪辣
な実在の弁護士ロイ・コーンを怪演したことで知られている。
世間知らずの青年だったトランプを洗練された人物に生まれ変わらせると同時
に怪物へと変貌させる弁護士役で強烈な印象を残し、アカデミー助演男優賞と
ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされた。
ジェレミー・アレン・ホワイト、ジェレミー・ストロングの他にスプリング
スティーンのガールフレンド役をオーストラリア出身のオデッサ・ヤングが
演じ、スプリングスティーンの父親ダグ役をNetflix配信作「アドレセンス」
で切実な演技を見せたスティーブン・グレアムが演じている。
また、クリント・イーストウッド監督による実話を基にした『リチャード・
ジュエル』で主人公を演じたポール・ウォルター・ハウザーも出演している。
まとめ
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、成功に取り憑かれた時代を生きる
すべての人に、静かに突きつける問いを含んでいる。
「人はなぜ歌うのか」「自分の声はどこから生まれるのか」。派手なステー
ジも、喝采もない。
ただひとりの男が、録音機に向かって心の奥底を掘り下げる。その過程で
浮かび上がるのは、音楽というより“祈り”に近い叫び。
スプリングスティーンが選んだ「孤独のハイウェイ」は、誰にとっても、
自分自身と向き合うための道なのかもしれない。
公開は、2025年11月14日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ