ザハント(映画)2020のあらすじや結末をネタバレ!トランプが批判した理由についても

 

映画『ザ・ハント』が、2020年10月30日(金)に公開されます。

 

今作品は2019年に公開される予定だったが過激な内容や描写でトランプ大統領

批判され物議を醸したアクション映画でこの度、日本での公開が決定しました。

 

クレイグ・ゾベル監督作品でキャストにはドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』

のエマ・ロバーツやドラマ『THIS IS US』のジャスティン・ハートリーが参加している。

 

ということで今回は、映画『ザ・ハント』のあらすじや結末、またトランプ大統領が

批判した理由についてもまとめました。

 

 

映画『ザ・ハント』予告編

 

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ザハント(映画)2020のあらすじ

 

クリスタルら12人の男女は広大な森の中で目を覚ました。自分たちがどのようにして

その森に来たのか、その場所が一体どこなのかも全くわからない。

 

彼らの目の前には木箱があり、その中にはブタが1匹と多数の武器が入れられていた。

 

すると突然、彼らの周囲で銃声が鳴り響いた。何者かによって命を狙われていること

に気付いたクリスタルたちは木の箱に入れられていた武器を手に取り逃げ惑う。

 

やがて彼らはネット上での単なる噂に過ぎないと思われていたあることを知る。

それは娯楽を目的として富裕層たちが一般市民を狩る「マナーゲート」と呼ばれる

人間狩り計画が実在していることだった。

 

しかし絶望的な状況に置かれる中で、狩られる側にいるクリスタルが反撃に出る。

この反撃により事態は誰もが予想だにしていなかった方向へと動き出すのだった。

 

やがて「マナーゲート」と呼ばれる人間狩り計画の全容が明らかになっていくので

あった。

 

富裕層が一般市民を娯楽のために狩るという過激な設定によってアメリカ公開時に

物議を醸し出したサバイバルアクションが富裕層と庶民階級の間にある格差、ネット

上でささやかれる陰謀論という現代的なテーマを盛り込みながら描かれていく。

 

 

 

ザハント(映画)2020の見どころ

 

富裕層が自分の楽しみのために、庶民階級の人間を獲物として狩るという衝撃的な

内容が見どころ。12人の男女が目が覚めたらいて見知らぬ場所にいて、どのように

してそこに来たのかわからない。

 

なぜその場所にいるのかもわからない。そして銃声によって自分たちの命が狙われて

いることを知り、武器を手にして逃げ惑う。現実の世界でもしも起きていたらと思う

と恐ろしさを感じる。

 

生き残るためには武器を手に戦うしかない。それは自分が生き残るために他人を犠牲

にすることを意味する。またそれが自分にできるのか、究極の選択を迫られる。

 

お金を持つ者と持たない者との間に生まれる大きな経済格差。思想の違いや人種の違い

というアメリカが常に抱える問題が映画を通して伝わる。

 

また、ネットが発達した現代で、あくまでも噂としてささやかれていたことが現実に

存在するという恐ろしさも見どころ。

 

単なる噂に過ぎないと思っていた人間狩り計画が存在していること、それに巻き込まれ

てしまう人間の恐怖、あくまでも楽しみのために人間を狩る富裕層。

 

アメリカのみならず、日本でも経済格差の広がりによって人間狩りが富裕層が庶民を

狩るという事態が起こるのではないかと想像させる。

 

人間狩りが単なる映画の中の出来事であるようにするためには、我々はどのように

行動すればよいのか。なぜ経済格差が生まれるのか。失くすためには誰が何をして

いけばよいのか。映画を観る者が考えていかなければならないだろう。

 

 

 

ザハント(映画)2020の結末をネタバレ

 

大企業の重役の1人であったアテナという女性がいました。彼女はリベラル派による

保守派狩りの首謀者の1人であった。

 

そして保守派狩りに関する文書が流出する事態が発生する。

 

アテナは文書の内容は冗談であると説明するが、その内容が冗談であろうが冗談で

なかろうが、アテナは大企業の重役から辞任するべきだと企業の役員会で厳しく

迫られます。

 

 

 

標的として選ばれた理由は?

 

文書に対する非難から4か月後、上流階級にいるリベラル派は復讐のために訓練を

受けます。それはアテナが文書流出による告発を受けて失脚した事実に対する復讐

でした。12人の保守派の中でも特に声の大きかった者たちを特定。

 

その特定された12人が人間狩りゲームでの逃走者たちでした。

 

ソーシャルメディアでアテナの名前を取り上げていたクリステルはそのことが理由で

12人の逃走者の1人に選ばれたようです。

 

やがてアテナとクリステルが直接顔を合わせる。

 

その時にアテナがクリステルに対して、なぜクリステルがゲームに選ばれたかを説明。

しかしクリステルは自分と同じ名前の者がやったと発言。

 

しかしアテナはそれを信じることはせずに口論となる。

 

 

 

生存者は誰か?

 

最後はアテナがクリステルをブレンダーの刃で攻撃。クリステルは刺さった刃の反対側

を使ってアテナを刺す。

 

アテナはクリステルに本当のことを言うように迫るも、クリステルは、自分とは別の

人間がやったことだと同じことを言うのでした。

 

アテナは、クリステルに刺されたことが原因で亡くなります。

 

アテナを倒したクリスタルは、家にウサギが入るのを見ると、母親がウサギはいつも

勝つと言っていたことを思い出します。

 

クリステルはかろうじて生きていた。傷の手当てをしてから、アテナのドレスを拝借。

高そうなシャンパンを手に取り、飛行機まで歩いていく、パイロットを脅して自宅まで

帰らせてと伝え、客室乗務員と共にシャンパンとキャビアを楽しむのだった。

 

 

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ザハント(映画)2020でトランプが批判した理由は?

 

映画『ザ・ハント』は富裕層が行う人間狩りを描いた衝撃的な内容であるが、この

映画に対してドナルド・トランプ大統領が怒りを露わにしたことが知られている。

 

映画に登場する言葉に「嘆かわしい」や「惨めな」を英語で意味する単語

「deplorables」が関係している。

 

その理由とは当時、アメリカ大統領選挙に立候補したトランプを支持する者が

「嘆かわしい」や「惨めな」と呼ばれていたからだ。

 

トランプを支持する者に差別主義的な者が多いことを意味し、それが支持者を侮辱する

ために使われていたという。

 

映画の内容が保守派の人間が狩られるという内容の文書が出てくることから、トランプ

自身が自身の支持者を侮辱されたことに激怒するのも無理はないのだろう。

 

しかし、トランプ大統領は自身のツイッターで作品名を挙げてはいなかったが、メディア

が映画『ザ・ハント』を大統領が批判したものとして報道した。

 

そのことで映画をトランプ大統領が批判したと思われたのだろう。

 

監督は

「この映画は分断されて闘争を繰り広げる保守層とリベラル層の両サイドを風刺する

ものであって、どちらかの側に立った映画ではない」と述べている。

 

いずれにしても、映画の内容が現実のアメリカが抱える問題を想わせる内容であった

ことから批判が出てきたと考えてもおかしくはないだろう。

 

 

 

まとめ

映画『ザ・ハント』は、想像の斜め上を行くような衝撃的なストーリーでした。

 

単なるアクションではなく『人間狩り』を扱い、またそこに政治的な要素もあるのが

興味深いところでもあります。

 

公開は、2020年10月30日(金)

トランプ大統領の怒りを招いたということで、更に興味を惹かれますね。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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