スプリー(映画)のタイトルの意味は?タイトルに込められた意図やメッセージについても

 

映画『スプリー』が、2021年4月23日(金)に公開されます。

SNS時代、※Z世代が抱える心の闇と恐怖を描いたサイコサスペンス。

 

そんな映画『スプリー』は、この聞きなれないタイトルに興味を惹かれます。

 

ということで今回は、映画『スプリー』のタイトルの意味、そしてタイトルに込められた

意図やメッセージについてもまとめました。

 

※Z世代とは、1990年代半ばから2000年代の初めに生まれた若年層のこと。昨今のトレンドを作り出す中心人物と言っても過言ではない。

 

 

映画『スプリー』予告編

 

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スプリー(映画)のタイトルの意味

 

まずは映画『スプリー』の簡単なあらすじを確認しておきましょう。

 

主人公のカート・カンクルは、運転手と乗客をマッチングさせるライドシェアの

ドライバー。そんなカートは、人生の一発逆転を狙うためSNSでバズり、フォロワーを

増やしたいと考えていた。

 

やがてカートは、SNSでブレイクするためなら手段を選ばなくなっていくことに。

 

視聴者から注目を集めることを狙い、自身の乗客を殺し、そのシーンをSNSにて、

ライブストリーミングで配信していくという、ありえない計画に打って出た。

 

これをすればネットは大炎上し、必ず注目してもらえると確信していたカートですが、

その考えは裏目に出てしまいます。

 

狂った計画を実行したカートを待っていたのは、冷めた視聴者たちの反応だった。

 

殺害が事実ではなくフェイクだと思われた挙げ句、退屈だと罵られた。しかしこの展開

に、カートは納得がいきません。乗客をはじめ、視聴者、インフルエンサーなどに怒り

を膨らませていったのです。

 

その結果、歪んだカートの狂気は、暴走していくことになるのでした。

 

このように恐ろしいストーリーの映画『スプリー』。それではそのタイトルには、

どういった意味があるのでしょうか?

 

「スプリー」とは「spree」と書き「バカ騒ぎ」「浮かれ騒ぎ」といった意味が

ありました。その他にも「やり放題」「酒盛り」「欲望などにふける」「盛んな活動」

といった意味もあります。

 

あまり良いイメージとは言い難い意味ではないでしょうか。今作の内容的には、ピッタリ

な感じがします。

 

特に「バカ騒ぎ」「浮かれ騒ぎ」というあたりは、カートの行動にフィットするものが

あり、的を射たタイトルだと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

スプリー(映画)のタイトルに込められた意図

 

「スプリー」には「スプリーキラー」という意味もあります。

 

この「スプリーキラー」とは、連続殺人鬼の一種。2ヶ所以上の場所殺人を行い、

その間の期間は比較的に短いものとされています。

 

カートは、自身の乗客を次々に殺害するということで「スプリーキラー」に適合している

と言えるのではないでしょうか。

 

映画『スプリー』では、カート・カンクルの異常性を強調したいという意図があった

のだと考えられる。

 

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スプリー(映画)のタイトルに込められたメッセージ

 

ただ単に、カート・カンクルの異常性を訴えるだけでいいなら、もっと他のシリアルキラー

を彷彿とさせる、分かりやすいタイトルでも良かったのではないでしょうか。

 

それを敢えて、このように知名度が低い言葉を使ったのは、ただの連続殺人鬼とは違う

というメッセージがあったのかもしれません。

 

バズりたいだけで仕事中(車の中)で複数の人間を殺害し、それをライブストリーミング

で配信ていくというカートの狂気、また心の闇を描きたかったのかもしれません。

 

またその狂気をどのように観せるのか注目です。

 

 

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まとめ

かなりショッキングな内容の映画『スプリー』。主人公のカート・カンクル役を演じる

のはジョー・キーリー。そしてその脇を固めるその演技に期待です。

 

公開は、2021年4月23日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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