ラスト・フル・メジャー(映画)のあらすじや結末をネタバレ!ピッツェンバーガーの真実と陰謀とは?

 

映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』が、2021年3月5日(金)

に公開されます。ベトナム戦争の英雄を描いた戦争映画。

 

この記事では、そんな映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』の

あらすじや結末ネタバレ、またウィリアム・H・ピッツェンバーガーの真実と陰謀

についてまとめました。

 

 

映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』予告編

 

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ラスト・フル・メジャー(映画)のあらすじ

 

1999年、アメリカ。

空軍省に勤める若きエリート官僚スコット・ハフマンは30年以上の長きにわたって請願

されてきたある兵士への名誉勲章授与に関する調査を開始することになった。

 

1966年4月11日、ベトナム戦争下。

空軍落下傘救助隊に所属する兵士ウィリアム・ハート・ピッツェンバーガーは敵の奇襲

によって孤立した陸軍中隊の救助に向かっていくが、激しい戦闘が繰り広げられていた

ためにヘリコプターは降下不能であった。

 

そこで彼は自身の危険を顧みずに地上に降り立ち、負傷した兵士達の救出活動に従事

する。彼の勇気ある行動によって数多くの兵士の命が救われたのだが、ついに銃弾を

受けて命を落とし、帰らぬ人となってしまう。

 

30年以上も昔の調査に気乗りしないハフマンであったが、ピッツェンバーガーと共に

ヘリコプターに搭乗し、彼に対する名誉勲章授与に関する調査をハフマンに依頼して

きた元軍人トム・タリーやピッツェンバーガーに命を救われたジミー・バー、父親

フランク・ピッツェンバーガー、スクールバスの運転手をしている退役軍人モントーヤ

達から証言を集めていく。

 

こうしてハフマンは数多くの証言を集めていくのだが、やがてピッツェンバーガーに

対する名誉勲章授与が阻まれ続けていた驚くべき陰謀の存在を知ることになるのだった。

 

 

 

ラスト・フル・メジャー(映画)の見どころ

 

30年以上も名誉勲章授与が阻まれ続けてきた1人の兵士に対する調査を進めていく中で、

驚くべき陰謀が明らかになっていく展開が見どころと言える。

 

映画を観るもの自身が、若きエリート官僚スコット・ハフマンとなり、まるで自分が

退役軍人の証言を集めているような感覚に陥る。話すことはないとテープレコーダー

を投げ捨てる者がいれば、口を閉ざしたままで決して話そうとはしない者、重度の

後遺症によって昼夜逆転の生活を強いられている者など、ベトナム戦争によって

心と体に深い傷を負った者達の姿も見どころ。

 

また国のために命を懸けて戦場で戦うことの意味、愛する我が子を戦場へ送り出す

両親の複雑な思いに涙し、大切な我が子を失う深い悲しみを強く感じるだろう。

 

驚くべき陰謀が明らかになっていく展開に加え、豪華な出演陣も見どころです。

 

主人公のスコット・ハフマン役を演じるのは『ブラック・スワン』『キャプテン・

アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のセバスチャン・スタン。

 

若きエリート官僚スコット・ハフマンに名誉勲章授与の調査を依頼する退役軍人トム・

タリーを演じているのはウィリアム・ハート。1985年の映画『蜘蛛女のキス』でアカ

デミー主演男優賞を受賞している俳優であり、その独特のかすれ声と味わいアル風貌

が特徴。

 

オスカー俳優ロバート・デ・ニーロが監督を務めた映画『グッド・シェパード』では

アカデミー脚本賞を受賞したマット・デイモンと共演している。また『バンテージ・

ポイント』ではテロ撲滅のサミット出席中に狙撃されるアメリカの大統領を演じている。

 

ベトナム戦争で命を落とした息子ウィリアム・ハート・ピッツェンバーガーの父親

フランク・ピッツェンバーガーを演じているのはクリストファー・プラマーです。

 

1965年の映画『サウンド・オブ・ミュージック』で演じた厳格な海軍の大佐ゲオルグ

・フォン・トラップ役で知られている。端正な顔立ちと美声を生かして歴史ドラマや

サスペンス映画で知的で重厚な役柄を演じていたが、やがて悪役や強烈な脇役と

して脚光を浴びていく。

 

2011年の映画『人生はビギナーズ』では同性愛者であることを告白する父親役を演じ、

アカデミー助演男優賞を受賞した。当時は82歳であり、アカデミー史上最高齢での

助演男優賞受賞者となった。

 

本作では戦死した息子を想いながら涙を流す姿があり、息子に対する深い愛情を

見せるシーンが印象的。

 

他にも『アポロ13』『ライトスタッフ』『ビューティフル・マインド』で知られるエド・ハリス

や『日輪の遺産』でダグラス・マッカーサーを演じたジョン・サベージ、名優ヘンリー・

フォンダを父に持ち『イージー・ライダー』『木洩れ日の中で』といった名作で活躍した

ピーター・フォンダも出演している。なお本作の出演を最後に2019年8月16日に他界した

ため、今作が遺作となりました。

 

豪華俳優陣による卓越した演技を目に焼き付けることができるだろう。

 

 

 

ラスト・フル・メジャー(映画)の結末ネタバレ

 

1966年4月11日、戦争下のベトナムで自身の危険を顧みずに60人以上の兵士の命を

救った空軍落下傘救助隊ウィリアム・ハート・ピッツェンバーガーは敵の銃弾に倒れ

帰らぬ人となってしまう。

 

戦死した彼に対して空軍司令官は名誉勲章受章者に推薦します。

 

しかしピッツェンバーガーの行動に関する充分な文書がなかったことから

1966年6月30日に名誉勲章ではなく空軍十字章が授与された。

 

ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの死から数十年。1998年になりピッツェンバーガー

の父親、母親、友人たちは、国防総省に請願をします。

 

そしてベトナム戦争から30年以上経った2000年12月8日アメリカ空軍国立博物館で

ウィリアム・ハート・ピッツェンバーガーの父親フランク・ピッツェンバーガーと妻のアリス

に名誉勲章が授与され、ウィリアムは軍曹の階級に昇進した。

 

 

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ピッツェンバーガーの真実と陰謀とは?

 

アメリカでは既に公開済みで、ピッツェンバーガーの真実と陰謀について調べてみました

が情報がありませんでした。そこで予告から真実と陰謀について推測してみます。

 

予告で「アメリカ兵が味方を殺した」と1人の退役軍人が証言するシーンがある。

 

ジミー・バーは、みずからが裏切られたと主張していたのです。熾烈を極めた作戦で

あったことや囮作戦であったと退役軍人が証言している。

 

これらの情報から推測していくと、ピッツェンバーガーはある軍事作戦のための囮にされ

敵の銃弾を受けて命を落としたと言える。

 

そして「アメリカ兵が味方を殺した」ビリー・タコダが米兵が味方を殺害したと衝撃的

な暴露から推測していくと、もしも味方の兵士によって命を奪われたことが公になれば

アメリカ国内のみならず、世界中から激しい非難を浴びることが予想される。

 

それを避けるために真実を隠蔽し、30年以上の長きにわたって名誉勲章をウィリアム・

ハート・ピッツェンバーガーに授与しなかったと言える。

 

 

 

まとめ

映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は、想像を超える興奮と

カタルシスをもたらしそうな予感がする。ウィリアム・ハート・ピッツェンバーガー

の活躍の裏に何があったというのか。またどのように描かれているのか楽しみ。

 

公開は、2021年3月5日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 

 




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