ファーザー(映画)のあらすじや結末ネタバレ!アンソニー(アンソニー・ホプキンス)の最後についても

 

映画『ファーザー』が、2021年5月14日(金)に公開されます。

認知症を患った老いた父親を描いたシリアスなストーリー。

 

ということで映画『ファーザー』のあらすじや結末、またアンソニー・ホプキンス

演じる主人公アンソニーの最後についてもまとめました。

 

 

映画『ファーザー』本予告

 

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ファーザー(映画)のあらすじ

 

主人公のアンソニーは、ロンドンで独りで暮らしていました。

 

81歳という高齢のアンソニーは、認知症を患っていて、自身の記憶は日々、薄れ

始めていました。

 

そんなアンソニーのことを心配した娘のアンは、父親のために介護者を手配する

ものの、アンソニーは、介護を受けることを拒み続けていた。

 

そんなある日、アンから新しい恋人と一緒にパリで暮らすと告げられショックを受ける。

 

そしてアンソニーの住んでいる家にアンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男

が現れる。そして困惑するアンソニーに、ここは自分とアンの家であると主張する。

 

おまけにアンソニーには、アンの他に、ルーシーという娘もいたはずなのですが、

どういうわけか彼女の姿は見えない。

 

次第にアンソニーは、すべてが現実なのか、それとも想像なのか、区別がつかなく

なっていく中、やがてアンソニーは真実を知ることになるのだった。

 

 

 

ファーザー(映画)の見どころ

 

見どころはイギリスの名優アンソニー・ホプキンスの演技。

 

本作では認知症の進行によって記憶が薄れ始め、現実と妄想の区別がつかなくなる

81歳の老人を演じている。

 

自分は一体誰なのかと鏡を見ながらつぶやき、家を出て行かないと怒鳴り、笑い顔と

涙を時折見せるなど、喜怒哀楽を巧みに表現している。

 

ホプキンスといえば1991年の映画『羊たちの沈黙』で演じた著名な精神科医にして

凶悪な殺人鬼ハンニバル・レクター博士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した俳優。

 

明晰な頭脳と背筋が凍るような狂気を感じさせ、ジョディ・フォスター演じる若きFBI

訓練生クラリスを怯えさせた。

 

一方で1997年の映画『アミスタッド』では実在のアメリカ大統領ジョン・クインシー・

アダムズを演じ、マシュー・マコノヒーとモーガン・フリーマンという2人のオスカー

俳優と共演し、法廷シーンでは感動的な演説を見せた。

 

社会派として知られるオリバー・ストーンが監督を務めた1995年の映画『ニクソン』

ではウォーターゲート事件で辞任するニクソン大統領を演じた。

 

2007年の映画『世界最速のインディアン』ではニュージーランド南端に住むスピード狂

の男で、地上最速マシンのスピードを競う競技会を目指す主人公を演じた。

 

1997年の映画『サバイビング ピカソ』では老境に入ったスペイン人画家パブロ・ピカソ

を演じた。

 

実在の人物から頭脳明晰でありながらも凶悪な精神科医、スピード狂の男と幅広い役を

演じてきたアンソニー・ホプキンスの視点で描かれていくという点も見どころ。

 

自分は誰なのか、最愛の娘はどこに行ったのか、何が現実であり、何が妄想なのか曖昧

になる主人公に映画を観る者も同じ視点になるだろう。

 

 

アンソニー・ホプキンスと共演するのはイギリス人女優オリビア・コールマン

 

2018年の映画『女王陛下のお気に入り』で、18世紀のイングランド女王アンを演じて

アカデミー主演女優賞を受賞したオスカー女優。

 

認知症が進んでいく父親を思う娘役を演じ、父を思って介護人を手配するも拒否され、

新しい恋人との生活を告げるとショックを受ける父に対する葛藤や思いを感じさせる

演技に期待したい。

 

老いていくことは誰でも避けられないことである。その老いに対して人はどのように

向き合うのか、何を感じるのか、そして家族は自分の大切な人の老いに対して何を

するべきなのかも考えさせる映画でもある。

 

映画『ファーザー』は、劇作家として『もう一方』『もし死ぬのなら』『Elle t’attend』

『母』『真実』といった戯曲を手掛けたフローリアン・ゼレールが監督を務めた。

 

元々は、フローリアン・ゼレール監督自身による戯曲『Le Père 父』が原作で、自身に

とって、映画監督デビュー作でもあるという記念すべき作品。

 

さて認知症を患う父親とそれを見守る娘をどのように描いているのか見どころです。 

 

 

 

ファーザー(映画)の結末ネタバレ

 

本作はアンソニーの介護を描くドラマという感じではなく、かなり複雑といえる展開

になっています。それではその結末はどのようになるのでしょうか?

 

ところが今のところその情報はありませんでした。そのため、結末がどうなるのか?

想像で書いていくことにする。

 

81歳の老人アンソニーは認知症の進行によって記憶が薄れていき、現実の妄想の境界が

曖昧になっていった。

 

娘アンが手配した介護人を拒否したアンソニーだったが、最愛の娘ルーシーは既に亡く

なっているか、もしくは実在しないのではないでしょうか。

 

そしてふと気が付くと、我に返っていて、自分が目にしていたのは全て現実ではなく、

妄想であったことに気付く。そして一度は拒否していた娘アンが手配した介護士を

受け入れ、認知症と老いを受け入れ、残りの人生を生きていくことを決めるところで

映画が終わる。

 

何が現実なのか?見知らぬ男の正体とは?主人公アンソニーがたどり着く真実とは?

 

というように、まるで映画を観る者が主人公と一体になって謎を解き明かしていく

気持ちになる展開にまるでミステリーのように感じるかも。

 

どのような結末を迎えるのかは映画館で確かめるしかありません。

 

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アンソニー(アンソニー・ホプキンス)の最後

 

認知症によって記憶が薄れていく81歳のアンソニーの最後について調べてみたが、

こちらも今のところ情報はありませんでした。そのためアンソニーの最後を想像して

書いてみる。

 

現実と妄想の境が曖昧になっていくアンソニーは、娘が手配した介護士を受け入れる

ことに決める。妄想を抱いていたのは自分自身が老いていくことを受け入れられず、

最愛の娘ルーシーも既に亡くなっていることを受け入れたくなかったからだ。

 

自分は妄想を抱いていたことに気付き、娘アンが手配した介護士を受け入れることに

決め、老いていく自分と向き合い、それでも残りの人生を生きていこうとアンソニーは

決めるのだった。

 

 

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まとめ

映画『ファーザー』は、現在年老いた両親を持ち介護をしている方やこれから介護

をする方、される方など、その人の立場や環境によっていろんな感情を持つ作品の

ようです。

 

さてどのような発見や感情を持つのか、また名優アンソニー・ホプキンスの演技も

楽しみです。

 

公開は、2021年5月14日(金)


最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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