無頼(映画)のタイトルの意味とは?井筒監督の意図やメッセージについても

 

映画『無頼』が、2020年12月12日(金)に公開されます。

 

8年ぶりの井筒和幸監督作品で太平洋戦争に敗戦して以降の高度経済成長期さらに

バブル崩壊期までを描き、総勢400余名の俳優陣が出演するという任侠もの。

 

当初、2020年5月16日に公開予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で

延期されたとうことで公開が待たれた作品。この度の公開発表でその期待度は

かなりなもの。

 

ということで今回は映画『無頼』のタイトルの意味や井筒監督がタイトルに込めた

意図やメッセージについて考察してみました。

 

 

映画『無頼』予告編(井筒和幸監督のコメント入り)

 

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目次

無頼(映画)のあらすじ

 

物語の舞台は、昭和中期の日本。日本は西欧諸国と戦い続けた太平洋戦争で敗北を

期すことに。これにより多くの人命と財産を失うことになった。

 

しかし日本が太平洋戦争で失ってしまったものはこれらだけではなかったのです。

また太平洋戦争で敗戦したことで、それまで張り詰めていた緊張も緩んでしまう。

 

こうして日本は、経済的な貧しさだけではなく無秩序にも晒されることになる。

ところがそんな日本人は、決して逆境に負けたりしませんでした。

 

太平洋戦争によって国土が荒廃してしまったものの、焼け跡から立ち上がり、

再び栄光を取り戻すべき奮起していったのです。

こうして日本は、東京オリンピック開催、東海道新幹線開通といった高度経済成長期

を迎えることとなり、所得倍増に沸いていきます。

 

日本はその後、バブルに浮かれながら昭和の終焉と平成の始まりとともに、

これらが崩壊してしまい、それまでの勢いも失ってしまいます。

 

そんな偉大で壮大なスケールで展開されていった日本の戦後史の裏には、ある男が

いたのです。それは誰にも縋ることもないまま、たった1人で貧困や困難を乗り越え

社会と戦い続けた男だった。

 

男は「無頼の徒」

 

やがてその「無頼の徒」は、自分と同じようなヤクザたちを集め、そのボスとなり、

裏社会で暗躍していくことになる。

 

こうして「無頼の徒」がおくってきた暗黒の日々が描かれた・・・。

 

 

 

無頼(映画)のタイトルの意味とは?

 

このような映画『無頼』ですが、まさしく井筒和幸監督の世界観が見事に描かれた

ようでその期待度もマックスです!どのような作品に仕上がっているのか楽しみで

しかありません。

 

さてそれでは作品のタイトルの「無頼」とは、どういう意味だったのでしょうか。

「無頼」には「無法な行いをすること」「無法な行いをする人」「頼みにする

ところがないこと」といった意味がありました。

 

「無頼の徒」とは、堅気の人間ではありません。

よってこれら複数の意味は、すべて当てはまるのではないでしょうか。

 

 

 

無頼(映画)でタイトルに込められた井筒監督の意図とは?

 

井筒和幸監督がタイトルに込めた意図とは、どういったものだったのでしょうか。

映画『無頼』では、太平洋戦争の後、激動の時代となった昭和が「無頼の徒」

であるヤクザの生涯を描かれています。

 

なお井筒監督といえば、これまでに社会的に恵まれているとは言いがたい人たちを

描き続けてきたことでも有名。

 

映画『無頼』も井筒監督による、こうした人たちをメインとした、彼なりの解釈に

基づいた昭和史を描いたと言えるでしょう。そしてそのような無法な行いをする者

のことである「無頼」という言葉をそのままタイトルにしたと考えれる。

 

そのままって感じですね。いたってシンプルだと言えます。

 

シンプルではあるものの「無頼」というタイトルには、ただのヤクザものだけでは

なく、自身の人生も含め、暗黒面の昭和史そのものを表したのではないでしょうか。

 

はたして映画『無頼』で井筒監督がどのような戦後を見せてくれるのか?

楽しみです。

 

 

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無頼(映画)でタイトルに込められたメッセージは?

 

さて映画『無頼』で、タイトルに込められたメッセージとは、どういったものなのか?

「無頼」というタイトルは、一見、怖そうなイメージが強いかと思います。しかし

無頼には無頼なりの人生、そしてドラマというものがあります。

 

そうした意味において、ただただ無法な行いをすることだけではなく、「無頼」

なりの生き方や優しい一面など人間らしい一面も描かれているはずです。

 

「無頼の徒」である以上、自身の意に返して無頼らしく振る舞わなければならない

場面や場所などあるはず、その辺りの葛藤や迷いなども描かれ、本当はこんな人間

ではないのにも関わらず、虚を張って生きなければならない、人生、時代だという

ことがタイトルに込められたメッセージだと感じられる。

 

自分らしく生きていけない時代、またそう出来ない自分というのがこの「無頼」

というタイトルに込められたメッセージではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

映画『無頼』は、戦後の欲望の時代を生き抜いた拠り所がない者たちのもう一つ

の昭和史を描いた作品。

 

井筒監督の本領発揮となることでしょう。その手腕に期待です!

 

公開は、2020年12月12日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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