三池崇史監督はホラー映画の大御所?プロフィール経歴や映画の代表作についても

 

映画『初恋』2020年2月28日(金)に公開されます。

三池崇史監督作品ということで期待度&注目度はかなりなもの。

 

ということで今回は、ホラー映画に定評のある三池崇史監督について、取り上げて

いきます。数々の恐ろしい作品を世に贈り、震え上がらせてきた三池崇史監督。

 

しかしその一方では、2020年に公開が予定されている映画『初恋』のように、

ホラー映画以外のジャンルにおいても活躍しているという鬼才です。

 

そんな三池崇史監督とは、どういったプ経歴の持ち主だったのでしょうか。

これまでの代表的な映画、特に人気の作品のあらすじなどについてまとめてみました。

 

 

映画『初恋』特報

 

 

【映画】初恋のあらすじ

 

若手ボクサーとして将来を期待される葛城レオ(窪田正孝)は、両親の顔も知らず

孤独な青年。負けるはずもない相手から受けた打撃でKOされ、そのまま病院へ。

そして検査の結果、脳腫瘍に冒されていて余命わずかと宣告を受ける。

 

 

ヤクザに身売りされ、囚われの身のモニカ(小西桜子)は、売春で生計を立て薬物に

染まっていました。そんな彼女をヤスとその彼女のジュリが監視しています。

 

そんな中、刑事の大伴は裏社会で暗躍していて、ヤクザの加瀬と組んで薬物を横領

していました。大伴と加瀬は、薬物を持ち出そうとして邪魔なモニカを別の場所に

閉じ込めることにします。

 

そこで大伴は客としてモニカのことを買うふりをして連れていくことに。その一方で

加瀬は、ジュリの誘拐をチャイニーズマフィアに依頼。自身はヤスを抹殺しようと

企てます。

 

ところがある日、モニカは薬物による幻覚で走り出し、偶然通りかかったレオと

すれ違い、モニカを追っていた大伴をレオは反射的に殴ってしまう。

 

そしてモニカと逃亡しますが・・・。

 

 

 

【映画】初恋の三池崇史監督のプロフィール経歴

 

1960年8月24日、大阪府出身の59歳。

今村昌平監督の助監督などを経験した後に、1995年、映画『新宿黒社会』によって、

本格的に映画監督としてデビューを飾りました。

 

三池崇史監督の名前が一躍有名になったのは、1996年公開の映画『極道戦国志 不動』。

本作は、ポルト国際映画祭審査員特別賞を受賞し、国際的な映画監督となることに。

 

その後も、『殺し屋1』『カタクリ家の幸福』『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』『IZO』

『神さまの言うとおり』『極道大戦争』など、話題作を連発。

 

ロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭審査員

特別ビジュアルエフェクト賞など、受賞歴は多数となっています。

 

作風としては、ヴァイオレンスに定評がありますが、その一方では映画『忍たま乱太郎』

なども監督していて、多芸多才なことでも著名。次で取り上げてまいりますが、代表作

にはホラー映画もそれ以外も多数排出しています。

 

 

 

三池崇史監督映画の代表作

三池崇史監督をホラー映画の旗手として認知させたのが、2000年の映画

『オーディション』でした。村上龍さんの同名小説が原作ということでも話題に。

 

2004年の映画『着信アリ』では、柴咲コウさんを主演に、都市伝説の恐怖を活写。

日本のホラー映画に影響を与えることになりました。

 

2005年の映画『妖怪大戦争』は、狭い意味のホラーとはちょっと異なりますが、

神木隆之介さん演じる少年が、妖怪と戦っていくストーリーで好評を博します。

 

そして2012年には、映画『悪の教典』でサイコパス教師の暴走を描き、衝撃を

与えました。しかし三池崇史監督の傑作は、まだまだこれだけでは終わりません。

 

 

オーディション

 

青山良子を亡くして、夫の青山重治と息子の青山重彦は悲嘆にくれます。それから歳月

が経ち、重治は会社を経営していました。家政婦のリエの力を借りながら息子の重彦を

高校生にまで育てていたのです。

 

そんな中、重彦は、父重治に再婚してはどうかと勧めました。重治はそのことを検討し

始めることに。重治は友人の吉川泰久から、オーディションで新たな嫁を選ぶという

提案を受けます。試しにやってみたところ重治と結婚したい女性たちから応募が殺到。

 

重治は、それらの中から、山崎麻美という女性に目が留まります。

バレエをやっていたのですが、腰を痛め、諦めざるを得なくなったという女性でした。

 

オーディションは本格化していきますが、重治は麻美しか興味がありません。

そして重治は麻美に対して他の参加者とは違い、かなり積極的に対応していくのですが。

 

 

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喰女-クイメ-

 

女優の後藤美雪は、舞台『真四谷怪談』で自身を裏切った恋人の伊右衛門を脅かす幽霊

の民谷岩役を演じることになっています。そして美雪は交際している俳優の長谷川浩介

を伊右衛門役に推して、これを通しました。

 

そして俳優の鈴木順は、家庭があるにも関わらず美雪に気があったり、美雪の付き人の

倉田加代子は、足が悪いため裏方に回っていたものの実は女優になりたいという野心を

持っている。そしてさらに劇中で民谷岩の恋敵である伊藤梅役の朝比奈莉緖は、密かに

美雪を打倒しようと考えているなどいろんな人々に囲まれていました。

 

ところがあろうことか、莉緖は美雪から浩介を奪ってしまいます。

美雪は浩介を許しますが、浩介は、次第に美雪のことが面倒になり始めるのでした。

 

こうして現実が、舞台とそっくりになっていき・・・。

 

 

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着信アリ

 

女子大生の中村由美の友人の岡崎陽子は、合コンをしている最中、携帯に未来の自分から

着信がありました。そして留守番電話のメッセージを聞くと、列車に轢かれるかのような

音声が。

 

そしてそのとおり、陽子は列車に轢かれて死んでしまうことに。

 

由美は陽子の葬儀の後、女子高生たちから死の予告電話なるものの存在を教えられます。

由美は、陽子に起こった現象と同じだと察知。ところが恐るべきことに死の予告電話は

その携帯に登録されている番号へと移行するとのこと。女子高生から自分の電話番号を

着信拒否するよう勧められた由美。

 

後日、由美の友人の河合ケンジにも、同様の死の予告電話がかけられてきました。

電話の時刻が今からもう間もない時刻だったので本気にしていなかった河合ケンジ。

 

しかし彼もエレベーターの下に落ちて死んでしまい・・・

 

 

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無限の住人

 

剣術の道場が実家だった浅野凜は、天津影久らによって、彼に従わなかった父親を

殺されてしまいます。おまけに、母親まで拐われてしまうのでした。

 

復讐を誓う浅野凜は、謎の老婆から、江戸の不死身の用心棒を探すよう言われます。

その男の名は万次。やがて浅野凜は、万次と出会いますが、彼女は奇遇にも、

殺された万次の妹の町に瓜二つなのでした。

 

こうして、万次と浅野凜による、天津影久らとの戦いが始まっていきます。

 

 

 

クローズZERO

 

舞台となる鈴蘭男子高校は、全国屈指の不良の巣窟でした。ここを制覇すれば社会でも

通用するという伝説があるくらいです。

 

そんな鈴蘭男子高校に、OBでもある劉生会滝谷組組長・滝谷英雄の息子の滝谷源治が

転校してきました。しかし、これにはある理由がありました。滝谷源治は、滝谷英雄が

鈴蘭男子高校を制覇できなかったため、自分がそれを実現することで、劉生会滝谷組

の後継者として認められようとしていたのです。

 

そして滝谷源治は鈴蘭男子高校を制覇するため、壮絶な戦いが始まります。

 

 

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藁の楯

 

蜷川知香という幼い少女が殺されて、犯人は清丸国秀だと判明します。

実は清丸国秀には、過去にも同様の前科があり、社会復帰したばかりの身だった

のですが、逃亡中でした。

 

そんなある日、新聞に驚愕すべき広告が登場します。それは10億円の謝礼をするので

清丸国秀を殺してくれというもの。蜷川知香は蜷川隆興という経済界のドンの孫娘で、

彼は復讐に燃えていたのです。さらに蜷川隆興はサイトを立ち上げ清丸国秀を殺すよう

世論に訴えかけていくのでした。

 

 

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三池崇史監督はホラー映画の大御所?

三池崇史監督は、このようにホラー映画、またそうではない映画も多数世に送り出して

きた、日本映画界に欠かせない重鎮です。

 

さてそんな三池崇史監督は、ホラー映画の大御所といえるのでしょうか?

 

あくまで個人的な主観ですが・・・

 

映画『リング』の中田秀夫監督や映画『呪怨』の清水崇監督も有名ですが

ホラー映画の大御所とくれば、やはり三池崇史監督を思い浮かべる人が

多いのではないでしょうか。

 

三池崇史監督の場合、海外での影響力が大きいのが特徴です。

あの『TIME』上でも高く評価されているほか、クエンティン・タランティーノ監督も

彼の影響を受けているくらいです。

 

そういったことからも三池崇史監督抜きに日本のホラー映画を語ることはできない

でしょう。

 

 

 

 

まとめ

やはり三池崇史監督といえばホラー映画の印象が圧倒的に強いところ。

ところがこうして振り返ってみると、それ以外のジャンルも多数手がけていて、

テリトリーの広さに脱帽せざるを得ません。

 

映画『初恋』は一応、ラブストーリーなんですが、三池崇史監督にとってこのジャンル

は初挑戦とのこと。これまでの監督の持ち味が、どのように活かされているのか?

興味深いところです。

 

公開は、2020年2月28日(金)

見逃すわけにはいきませんね。

 

最後までありがとうございます。

ゆうすけ

 




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