【映画】人間失格の評価や感想まとめ!共感できるところと共感できないところ

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』が現在公開中ですが、蜷川実花さんの独特な

世界観と太宰治のクズっぷりを小栗旬さんが見事に演じていて、かなり話題になって

いますね。

 

しかし!ただ「クズ」と言っていいのでしょうか?

 

ということで今回は、評価や感想を含め、共感できるところ、共感できないところ

についてまとめてみました。これから【映画】人間失格を観ようかどうしようか

悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」主題歌入り本予告(90秒)

 

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【映画】人間失格の簡単なあらすじ(内容)

 

愛人と川に身をなげて自殺した文学界の文豪であり、太宰治ほど才能ある日本人は

少ないのかもしれません。『人間失格 太宰治と3人の女たち』では、太宰治の生々しい

スキャンダルが描かれています。

 

監督を務めるのは『ヘルタースケルター』で話題になった蜷川実花さんです。

『ヘルタースケルター』で主演を努めた沢尻エリカが、太宰治の愛人・太田静子役を

演じます。キャストやストーリーから興味深い作品であることは間違いありません。

また小栗旬さんをはじめ、豪華俳優陣が脇を固めそれぞれの演技にも注目と言える

でしょう。

 

太宰治は、若くして天才として知られた作家でした。これまでに多数の傑作を排出し

世間から高く評価されていました。

 

しかしそんな太宰治には、もう1つの顔がありました。それは天才であるがゆえの

悩みなのか?またはタダのクズなのか?どうしようもないルーズな女性関係。

 

妻もいて、2人の子供もいる太宰ですが、愛人も2人いて、その愛人からは子供が欲しい

とせがまれ、おまけにこれまで自殺未遂を引き起こしたことは数知れず。

 

とこのようにイカれた日々を過ごしながら、やがて太宰治は自身の代表作なる

『人間失格』の執筆に取り掛かりますが・・・。

 

 

【映画】人間失格の評価や感想まとめ!

蜷川実花監督らしい、コントラスト鮮やかな色彩のカットとポップな音楽が印象的な作品です。監督の美意識が全編を貫いていて、私は映画をこう撮りたいという強い意志が感じられました。

参考:Filmarks映画

一番かっこいい!と思ったのは、三島由紀夫を演じる高良健吾です。一瞬登場しただけなのに、太宰治に啖呵を切って、彼の作品を全否定する姿が目に焼き付きました。太宰治と対照的な姿をうまく描いていました。

参考:Filmarks映画

 

 

 

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【映画】人間失格の共感できるところ

https://twitter.com/koshi0ch/status/1172885994837696513?s=20

https://twitter.com/ksmwta/status/1175060190086848512?s=20

 

太宰治の遺作として人気が高い人間失格は、衝撃的なストーリーが話題になることも

多いです。太宰治は酒や薬物、女に溺れ、次第に廃人となっていきます。

 

そんな自分を『人間失格』だとところは共感できる人もいるのかもしれません。

酒や薬物、浮気や不倫を経験して罪悪感を感じたことがある人なら、人間失格を通して

何か感じるものがあるのかもしれませんし、共感できるところがあるのかもしれません。

 

また太宰治を演じるのは小栗旬というところも注目したいところです。

公開されたポスターでは、男の色気がヤバいと話題になっていました。

 

小栗旬さんほどの大物俳優でも、太宰治という大役を演じることに戸惑いがあったこと

を明かしています。また太宰治ファンからは、小栗旬と太宰治のイメージが違うとの

意見も上がっているようです。

 

太宰治は死んだ後も文豪として小説家の目標的な存在であり、太宰治ファンも数多く

存在します。蜷川実花監督は「魂をかけた芝居」と『人間失格 太宰治と3人の女たち』

の完成度に自信を持っていました。

 

 

【映画】人間失格の共感できないところ

 

人間失格には共感できないところが多いという方が少なくありません。

例えば太宰治は恋人と共に何度も自殺を試みたり、何度も浮気に走ったりします。

 

女性は浮気を許せないという方もいるでしょう。共感できない部分もあるかも

しれません。太宰治は、妻がいるのの愛人を抱えているため『無責任』といった声も

上がっているようです。

 

浮気や自殺、太宰治の考え方については共感できない部分も多いかもしれません。

太宰治は独特の感性や生き方をしていることも、天才と言われるゆえんになっています。

 

太宰治のアンチファンが多いことを考えても【映画】人間失格 太宰治と3人の女たちでは

太宰治の生き方に共感できない部分が多くても納得できます。38歳という若さでこの世を

去った太宰治は現在でも謎が多く「愛人の強要説」「自身の体調憂慮説」など様々な噂

がささやかれています。

 

太宰治の遺書には『小説を書くのがいやになった。みんないやしい欲張り。井伏は悪人』

と書かれていたので、人間とはどういうものなのか?人間のいやらしさみたいなものに

悩まされていたのか?

 

また愛人である山崎富栄の遺書にも『みんなして太宰治をいじめ殺す』と書かれており

太宰治の自殺は謎だらけです。太宰治の黒歴史が映画化されるということで小説が

好きなファンや小説家志望の人にとっては見逃せない作品かも。

 

人の弱さや汚さみたいなのが理解できるそれなりの人生経験がないと共感できない

のかもしれません。

 

こちらも合わせてご覧ください

 

 

まとめ

【映画】人間失格 太宰治と3人の女たちについて評価や感想などまとめてみました。

 

太宰治の知られざるスキャンダルなどの黒歴史が明かされるため、楽しみにしている人

も多いでしょう。太宰治は小説家の中でも変わった人柄で知られており、自殺未遂を

何度も犯すリスキーな人物だったようですね。

 

その一方で太宰治の生き方が魅力の一つだと考えるファンもたくさんいます。

あなたなりの共感できる部分と共感できない部分があるはずです。

 

ぜひ【映画】人間失格 太宰治と3人の女たちを鑑賞して、彼の生き様に触れてみては

いかがでしょうか。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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