【映画】半世界のタイトルの意味とは?脚本家の意図を作風やノベライズから考察

2019年2月15日(金)、映画『半世界』が公開されます。

あらすじ、キャストと、とにかく見どころが多い作品になっていますから、

とても楽しみです^^

 

しかし「半世界」とは、変わったタイトルではないかと思います。

そこで、この映画のタイトルには、いったいどういう意味があったのか、

調べてみました。

 

あわせて脚本家の意図についても、またその作風やノベライズから

考察していきたいと思います。

 

『半世界』本予告 2月15日(金)公開

 

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【映画】半世界のタイトルの意味とは?

映画『半世界』は、阪本順治監督作品。主演は、元SMAPの稲垣吾郎さん

というかなり豪華なキャスティングとなっています。他にも長谷川博己さん

渋川清彦さんなどが共演しています。

 

ところで稲垣吾郎さんといえば、おしゃれで都会的なイメージが強いですね。

しかし映画『半世界』では、これまでの稲垣吾郎さんのイメージを覆すような

配役で話題になっています。

 

今回、稲垣吾郎さんが演じるのは、高村紘という炭焼き職人です。

映画『半世界』では、そんな高村紘が元自衛隊員の沖山瑛介によって、

その生活を驚かれ、これまで自分がやってきた仕事は何だったのか、

考えさせられていきます。

 

しかしそれだけでは終わらず、同級生の岩井光彦からも、息子の高村明に

対する態度で苦言を呈され、家庭内の問題とも向き合っていくことに。

 

一方では、沖山瑛介が大きな問題を抱えていたという事実が発覚し、

高村紘や岩井光彦は考えさせられていくことになるのでした。

 

こういったストーリーになっている映画『半世界』ですが、タイトルである

『半世界』の意味とは、はたして何だったのでしょうか?

 

考えてみても正直なところ、なかなかうまくイメージすることは

できませんよね?そこでさっそく調べてみたところ、タイトルのルーツは

意外なところにありました。

 

小石清さんという写真家の写真展名にあったのです。いったいこれはどういう

ことなのかと言うと、小石清さんは、戦前に活躍していた写真家でした。

 

一般的な写真家活動だけではなく、従軍カメラマンとしても活躍しました。

そんな小石清さんは、日中戦争に従軍したときに『半世界』という

タイトルの写真を撮っていたのです。

 

阪本順治監督が、そんな小石清さんの写真展に行ってみたところ、

『半世界』に強い影響を受け、そのまま自身の映画のタイトルに

使いたいと考えたとか。

 

どうしてそう考えたかというと、小石清さんの『半世界』には、

戦場の風景であるにもかかわらず、兵士ではなく、普通の人々や動物ばかり

が写っていたからだというのです。

 

おそらく、一つの世界であっても、それぞれの世界観や生き方があり、

自分の世界、他人の世界が存在していてそれぞれの世界が合わさって

一つの世界に構成されている。

 

その自分の世界が『半世界』ということではないでしょうか?

その自分の世界を表現したのが今作品とリンクしているのかもしれません。

まさか、炭焼き窯の職人のストーリーと日中戦争に生きた人や動物などと

リンクさせたとは驚きですね。

 

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脚本家の意図を作風やノベライズから考察

 

このようにタイトルは、小石清さんの写真「半世界」からつけられた

映画『半世界』。それでは、映画『半世界』における脚本家の意図とは

何だったのかも気になりますよね。

 

その作風や、映画公開前に刊行されていたノベライズから、それぞれ考察して

いきたいと思います。

 

まず、映画『半世界』の脚本家ですが、阪本順治監督が兼ねていました。

阪本順治監督は、小石清さんの写真「半世界」のことを、「もう1つの世界」

と位置付けていました。

 

小石清さんの写真展には、先ほどもご説明したとおり、ふつうの戦場とは

異なった風景がありました。それが、映画『半世界』では、高村紘が、

元自衛隊員の沖山瑛介によって見せられる、それまでとは異なった世界に

つながっていたというわけでした。

 

要は、阪本順治監督の意図は、自分が今まで見ていた世界とは違う世界を

描くことだったようです。因みに阪本順治監督が炭焼き窯の職人の

ストーリーにしたのは、それまでに自身が映画の題材として手掛けたことが

ない職業だったからだといいます。

 

主演に稲垣吾郎さんが選ばれたのは、阪本順治監督がもともと炭焼き職人役

にマッチしていると思ったからだそう。このあたりの着眼点が面白いと感じました。

 

なお、映画『半世界』のノベライズについてですが、こちらは2018年12月に

豊田美加さんによって刊行されていました。

 

しかし、こちらは原作小説ではなく、映画公開を前提とした作品ですから、

豊田美加さんが独自に解釈等を大はばに変えたものではありません。

ですので、阪本順治監督の意図としては、作風と一緒と見ていいのでは

ないでしょうか。

 

こちらも合わせてご覧ください。

 

 

まとめ

稲垣吾郎さんがSMAP解散後に出演する作品であり、役柄もこれまでとは

全く異なっていたため、そもそも話題だった、映画『半世界』。

 

稲垣吾郎さんにとって、俳優としての新境地になる作品だと思いましたが、

想像以上に深い背景があって製作されたもののようです。

 

このことを念頭に置いて鑑賞してみれば、あなたの映画『半世界』に対する

イメージも、だいぶ変わってくるのではないでしょうか。

 

公開は、2019年2月15日(金)

 

自身の半世界と見比べて観るのも面白いかもです^^

公開が楽しみですね!

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ 

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