ラ・ラ・ランドのタイトルの意味は?悲しい結末の解釈とメッセージ性についても

2016年、世界を席巻した傑作映画といえば『ララランド』をおいて

ほかにないでしょう。

 

ラブロマンスとしてもミュージカルとしても、見どころは尽きません。

しかし映画『ララランド』といえば、やっぱりこのタイトルの意味が

気になりませんか?

 

そんな映画『ララランド』は、2月8日、『金曜ロードSHOW!』で放送されます。

全世界を熱狂させた作品だけに、とても楽しみですよね。

 

夢を追う2人のカップルを描くというラブストーリーであり、ミュージカルでもあります。

そんな映画『ラ・ラ・ランド』ですが、何かと興味深い作品でもありました。

タイトルの意味は何か、悲しい結末はどう解釈すべきか、そしてメッセージ性など。

気になるところをまとめてみました。

 

『ラ・ラ・ランド』本予告

 

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ララランドタイトルの意味を考察!

2016年を代表する映画作品となったデミアン・チャゼル監督の映画

『ララランド』。

 

女優志望の女性とジャズピアニストの男性の恋愛をミュージカル形式で描き、

話題になりました。ライアン・ゴズリングエマ・ストーンのダブル主演

ということも注目されることに。

 

ミア・ドーランは、女優になろうとオーディションに挑み続けますが、

うまくいきません。一方セブ・ワイルダーは、ジャズピアニストとして

行き詰っていました。

 

そんな2人は、パーティーで親しくなっていき、やがて交際を開始することに。

あいかわらずオーディションに挑んでは不合格になるミア・ドーランを

見守っていくセブ・ワイルダー。

 

しかし、2人には、思いもよらぬ運命が待ち構えていたのでした。

こんな映画『ララランド』ですが、不思議なタイトルだけにどういう意味なのか

が興味深いでしょう。

 

一見「ララ」は歌のフレーズ、「ランド」は国のようで、なにかおとぎの国とか、

メルヘンチックな意味のように思えますよね。そこで調べてみましたが実は、

予想外の意味があったみたいです。

 

「ララランド」には、「ロサンゼルス」と「現実からかけ離れた精神状態」

という意味があるようです。

 

「ロサンゼルス」といえば、ミア・ドーランが目指す女優たちがいるハリウッド

のある街、そしてセブ・ワイルダーとともに恋愛の舞台。

 

一方「現実からかけ離れた精神状態」については、ミア・ドーランの女優への

無謀ともいえる挑戦が挙げられるでしょう。

 

セブ・ワイルダーも自分の店を持ちたいと思いつつ、実現できずにいるため、

これに該当しそうです。

 

つまり、「ララランド」というのは、2人が物語を繰り広げる舞台という意味、

そして、2人の理想を追い求める姿という意味だと考えられます。

 

映画『ララランド』が単なるラブストーリー、ミュージカルを超えた評価を

批評家から得ている理由が分かるような気がしますね。

 

 

悲しい結末の解釈

ここから先は、映画『ラ・ラ・ランド』のネタバレを含んでいますので、ご覧になる方は、

じゅうぶん注意していただくよう、お願いします。

 

映画『ラ・ラ・ランド』は、不思議な感じのタイトル、そしてミュージカルという設定ながら、

実は悲しいオチで終わる作品です。

 

さいわい、セブ・ワイルダーもミア・ドーランも、死ぬようなことはありません。

しかし、結論としては、セブ・ワイルダーとミア・ドーランは結ばれません。

 

ミア・ドーランは女優として成功を収めたものの、セブ・ワイルダーの前から

去ってしまいます。とはいえ、まったく絶望的というわけでもありません。

 

ミア・ドーランは、別の男性と結婚し子供もいましたが、セブ・ワイルダーを

忘れたわけではありません。

 

またセブ・ワイルダーも自分の店を持つという夢は実現しています。

しかし、セブ・ワイルダーがピアノ演奏中に、ミア・ドーランとの熱愛を回想する

シーンはなんとも切ないものが…。

 

このオチをハッピーエンドと見るか否かは人それぞれですが、

決してバッドエンドではなく、現実的ながらも希望を持たせるオチだと思いたいですね。

 

 

メッセージ性について

映画でもドラマでも、通常は、なんらかのメッセージ性があるものだと思います。

それでは、映画『ラ・ラ・ランド』の場合は、どういったメッセージがあったのでしょうか。

 

そもそも、この作品は、タイトルの意味でもあるように、ハリウッドがあるロサンゼルス

という華やかな舞台で展開される、夢を追うカップルたちの物語。

 

あいにく最後には結ばれませんでしたが、セブ・ワイルダーもミア・ドーランも、

それぞれ異なった幸せを手にすることができたと思います。

 

ですから、映画『ラ・ラ・ランド』の観客へのメッセージは、夢をあきらめないで

頑張ろうといったところでしょうか。

 

こういったところから見ても、映画『ラ・ラ・ランド』は、決してバッドエンドではなく

この映画を観た人に1人でも多く勇気を与えたいと言う思いが込められているのだと

感じました。

 

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『ララランド』地上波初放送で放送日、放送時間は?

ということで、実はタイトルに想像以上ひねった意味が込められていた、

映画『ララランド』。

 

そんな傑作映画が、とうとう地上波初放送となります。

これだけの話題作ですから、絶対に見逃さないようにしたいですよね。

 

放送されるのは、日本テレビ系のおなじみ『金曜ロードSHOW!』。

それでは、気になる放送日と放送時間は、いつだったのでしょうか?

 

2019年2月8日(金)の21:00~23:29までとなっていました。

放送枠を35分拡大で本編ノーカットで放送されます。

 

当日は見忘れることのないよう、あらかじめ気を付けておきたいですね!

 

 

ララランドのデミアンチャゼル監督の最新作は?

 

さて映画といえば、監督も何かと注目されるもの。映画『ララランド』とも

なればなおさらですが、監督はデミアン・チャゼル監督。

 

デミアン・チャゼル監督は、2009年に映画『Guy and Madeline on a Park Bench』

でデビュー。以後、2019年まで10年のキャリアとなっていましたが、

2014年の映画『セッション』で脚光を浴びることに。

 

そして映画『ララランド』では、アカデミー監督賞を受賞して、大ブレイクを

果たしました。そんなデミアン・チャゼル監督の最新作は、いったいどんな映画

なのでしょう。

 

成功した後に振るわないケースもありますが、デミアン・チャゼル監督は、

映画『ララランド』だけでは終わりませんでした。

 

2018年には、あらたに超話題作の映画『ファースト・マン』を公開していました。

映画『ファースト・マン』は、宇宙飛行士のニール・アームストロングの

伝記が原作。

 

ニール・アームストロングが参加したアポロ計画をめぐって、彼自身やNASAの

動きが描かれていきます。実話であることと、そのスケールの大きさから、

映画『ララランド』に勝るとも劣らない評価を受けたことは、

説明するまでもありません。

 

キャストも、ライアン・ゴズリングなど、豪華な顔ぶれになっていました。

どうやら、これからもデミアン・チャゼル監督の動向から目が離せなく

なりそうです。

 

こちらも合わせてご覧ください。

 

 

まとめ

まさか映画『ララランド』のタイトルに「現実からかけ離れた精神状態」

なんて意味があったとは、驚きでした。

 

意味を知らないまま、すでに観たという方もこの意味を意識して再視聴すれば

ずいぶん見え方が変わってくるのではないでしょうか。

 

2019年2月8日(金)21:00~23:29

『金曜ロードSHOW!』をお見逃しなく^^

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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