ノスフェラトゥ(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『ノスフェラトゥ』が、2025年5月16日(金)に公開されます。
1922年のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』をリメイクしたゴシック・
ロマンスホラー映画。
この記事では、映画『ノスフェラトゥ』のキャストと役どころ、またあらすじ
や見どころについてもまとめました。
映画『ノスフェラトゥ』予告編|5月16日(金)全国ロードショー
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ノスフェラトゥ(映画)のキャストと役どころ
役名 | オルロック伯爵 |
役どころ | 廃城で暮らす謎めいた貴族。正体は吸血鬼 |
演者 | ビル・スカルスガルド |
生年月日 | 1990年8月9日 |
出身地 | スウェーデン |
出演作品 | 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』『エターナルズ』『ナイン・デイズ』など |
役名 | トーマス・ハッター |
役どころ | ドイツの街ビスボルクに暮らす青年でノックが経営する不動産屋で働いている |
演者 | ニコラス・ホルト |
生年月日 | 1989年12月7日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』『ザ・メニュー』『X-MEN:ダーク・フェニックス』など |
役名 | エレン・ハッター |
役どころ | トーマス・ハッターの妻。幼少期のあることからノスフェラトゥと精神的に結ばれてしまい、オルロック伯爵に狙われるように |
演者 | リリー=ローズ・デップ |
生年月日 | 1999年5月27日 |
出身地 | フランス |
出演作品 | 『ヴォイジャー』『サイレント・ナイト』『クライシス』など |
役名 | フリードリヒ・ハーディング |
役どころ | アンナの夫 |
演者 | アーロン・テイラー=ジョンソン |
生年月日 | 1990年6月13日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『クレイヴン・ザ・ハンター』『フォールガイ』『ブレット・トレイン』など |
役名 | アルビン・エーバーハルト・フォン・フランツ教授 |
役どころ | 錬金術、神秘主義、オカルトに精通しているスイス人哲学者 |
演者 | ウィレム・デフォー |
生年月日 | 1955年7月22日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ビートルジュース ビートルジュース』『憐みの3章』『哀れなるものたち』など |
役名 | アンナ・ハーディング |
役どころ | フリードリヒの妻でエレンの友人 |
演者 | エマ・コリン |
生年月日 | 1995年12月13日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『デッドプール&ウルヴァリン』『ため息に乾杯』『彼女たちの革命前夜』など |
役名 | ビルヘルム・ジーファース医師 |
役どころ | ノスフェラトゥに悩むエレンの治療を請け負う医師 |
演者 | ルフ・アイネソン |
生年月日 | 1969年12月15日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『オーメン:ザ・ファースト』『ザ・クリエイター/創造者』『ノースマン 導かれし復讐者』など |
役名 | ノック |
役どころ | トーマスが働く不動産屋の主でオルロック伯爵の使用人 |
演者 | サイモン・マクバーニー |
生年月日 | 1957年8月25日 |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『ほの蒼き瞳』『喜望峰の風に乗せて』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』など |
ノスフェラトゥ(映画)のあらすじ
不動産業者の仕事をしているトーマス・ハッターは所有する城の売却を考えて
いるオルロック伯爵を訪ねる。
トーマスの妻エレンは夫が仕事で不在の間に夫の友人宅で過ごすが、ある夜から
夢の中に現れる得体の知れない男の幻覚と恐怖感に悩まされるようになっていく。
そして時を同じくして、エレンの夫トーマスやエレンが滞在する街にも多くの
災いが起こり始めていくのだった。
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ノスフェラトゥ(映画)の見どころ
アイルランド人作家ブラム・ストーカーによる怪奇小説『吸血鬼ドラキュラ』
を非公式に映画化した『吸血鬼ノスフェラトゥ』をリメイクした作品が
『ノスフェラトゥ』である。
廃城で暮らす謎めいた貴族オルロック伯爵を演じているのはビル・スカルスガルド。
スウェーデン出身のビル・スカルスガルドは俳優ステラン・スカルスガルドを
父親に持ち、2人の兄アレクサンダーとグスタフ、弟バルターも俳優という
まさに俳優一家の生まれ。
兄アレクサンダーが出演した『White Water Fury』(英題)で10歳の時に映画
デビューし、2008年には映画『アーン 鋼の騎士団Part2 愛と戦いの果て』で
父親ステランと兄グスタフと共演した。
2009年にストックホルムにある名門校を卒業して本格的に俳優活動を開始、
2010年公開の映画『シンプル・サイモン』『青空の背後』『シーモンとオー
クの木』『アンナ・カレーニナ』『ヴィクトリア』などに出演し、6年後の
2016年に映画『ダイバージェントFINAL』でハリウッドへ進出。
2017年公開の映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』で悪役ペニー
・ワイズを演じた。
不動産業者として働く青年トーマス・ハッターを演じているのはニコラス・ホルト。
イギリス出身のニコラス・ホルトは6歳の時に子役とし活動を開始し、2002年
公開の映画『アバウト・ア・ボーイ』でヒュー・グラントと共演して一躍有名
になる。
映画『ニコラス・ケイジのウェザーマン』にも出演し、ファッション業界
で活躍したトム・フォードの監督デビュー作『シングルマン』のキャスト
に選ばれ、子役の頃から成長した美貌が話題となった。
また190センチという身長を活かしてモデルとしてトム・フォード創設の
ブランドでモデルを務めた。
以降も映画『女王陛下のお気に入り』『エジソンズ・ゲーム』『モンタナの
目撃者』実在の作家を演じた『トールキン 旅のはじまり』などに出演し、
巨匠クリント・イーストウッドが監督を務めた法廷サスペンス『陪審員2番』
では殺人事件に関与しているのではと自身を疑う陪審員役を演じ、板挟みに
苦しむ心情を細やかに表現した。
ニコラス・ホルト演じるトーマス・ハッターの妻で、夜な夜な夢の中に現れる
得体の知れない男の存在に悩むエレンをリリー=ローズ・デップが演じている。
映画『ネバーランド』『シザーハンズ』『ブラック・スキャンダル』などで
知られるアメリカ人俳優ジョニー・デップを父親、フランス女優兼歌手バネ
ッサ・パラディを母親に持ち、2014年に『Mr.タスク』で映画デビューし、
父親ジョニー・デップと共演した。
以降も映画『クライシス』『ザ・ダンサー』オスカー女優ナタリー・ポートマンと
共演した『プラネタリウム』などにも出演。
2016年には香水「シャネル N°5ロー」のミューズに起用された。
錬金術、神秘主義、オカルトに精通するスイス人哲学者アルビン・エーバーハ
ルト・フォン・フランツ教授を演じているのはアメリカ人俳優ウィレム・デフォー。
1980年公開の映画『天国の門』にエキストラ出演し『ラブレス』でオートバイ
ギャングのリーダー役を演じ『L.A.大捜査線/狼たちの街』で注目される。
社会派監督オリバー・ストーンによる1986年公開のベトナム戦争を題材にした
映画『プラトーン』で軍人役を演じてアカデミー助演男優賞にノミネートされ、
さらに2000年公開の映画『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』と2017年公開の
映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』でもアカデミー助演男優賞にノミ
ネートされた。
また、2019年公開の映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』ではオランダ人画家
フィンセント・ファン・ゴッホを演じてアカデミー主演男優賞にノミネートされた。
2002年公開の映画『スパイダーマン』では科学者ノーマン・オズボーン/グリーン・
ゴブリン役を演じて強い印象を残すなど、容貌と雰囲気から怪しげな人物を演じる
など個性派俳優として知られている。
灯台守を務める二人の男が秘められた狂気を露わにしていく姿を描いた息詰まる
スリラー『ライトハウス』、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレ原作による『誰
よりも狙われた男』『ファーナス/訣別の朝』俳優エドワード・ノートンが監督を
務めた『マザーレス・ブルックリン』、イエス・キリストを演じた『最後の誘惑』
などにも出演している。
他にも『ブレット・トレイン』クリストファー・ノーラン監督『TENETテネット』
『ザ・ウォール』などに出演し、人気スパイ映画「007シリーズ」の次期ジェームズ
・ボンド役として呼び声高いアーロン・テイラー=ジョンソン。
『彼女たちの革命前夜』『ため息に乾杯』などで知られるエマ・コリンも出演
している。
監督と脚本を務めたのはロバート・エガース。
映画『ノスフェラトゥ』はロバート・エガースが幼少期に夢中になった
サイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に独自の視点を入れている。
『吸血鬼ノスフェラトゥ』に魅了されたというロバート・エガース監督は
友人と高校時代に映画の舞台脚本を執筆して上演した過去がある。
監督デビュー後に何度も映画化を試みながらも実現しなかったが、三度目の
挑戦で映画化が実現した。
映画『ノスフェラトゥ』で正体が見えない存在がじわりじわりと忍び寄ってくる
恐ろしさを観客に体験させる。
見どころはリアリティを追求した美しい映像。
影に必要な演出のためにロウソクの明かりが必要となれば、その明かりに適した
カメラのレンズを使用し撮影スタジオには当時の建物を研究した約60ものセット
を作り上げるというこだわりよう。
また本物のネズミを約2000匹使用して撮影を行うなど映画ではなく現実と錯覚
させる映像世界を生み出した。
ロバート・エガースは演劇の世界で活動した後に映画の世界へ移り、2015年に
自身が脚本と監督を務めたホラー映画『ウィッチ』で長編映画デビューを飾った。
2019年には『ノスフェラトゥ』でもタッグを組んだウィレム・デフォーを起用
した『ライトハウス』でも脚本と監督を務め、『ノースマン 導かれし復讐者』
では脚本、監督、製作を務めた。
なお脚本と監督を務めた映画『ノスフェラトゥ』は第97回アカデミー賞で
撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の合計
4部門にノミネートされた。
まとめ
リアルな映像表現に徹底的にこだわり、これによって観客を恐怖へと誘う
リアルな質感が実現されているようです。
そしてそのこだわりにより、第97回アカデミー賞で4部門にノミネートされた
ということで、どのように仕上がっているのか興味深いところ。
吸血鬼が、怪物のような姿ということで、残念だという声もあるようなので
そのあたりも気になる。
公開は、2025年5月16日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ