ブラッド・ピット出演おすすめ映画徹底紹介!還暦過ぎても魅力は健在!
今回もセブン公開30周年記念として、セブンに赴任間もない血気盛んな若手刑事
として出演していたブラッド・ピット出演のその他のおすすめ映画をご紹介します。
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セブン
【IMAX初上映】映画『セブン』4K版予告 2025年1月31日(金)期間限定公開
概要
映画『ゲーム』、『ソーシャル・ネットワーク』、『ゾディアック』などで知られる
鬼才デビッド・フィンチャーが監督を務めた戦慄のサイコサスペンス・スリラー。
定年退職間近のベテラン刑事と赴任間もない血気盛んな若手刑事がキリスト教に
示された「七つの大罪」を模倣した猟奇的な殺人事件を捜査する姿を描いていく。
若く血気盛んな刑事をブラッド・ピットが演じ、定年退職を間近に控えたベテラン
刑事をモーガン・フリーマンが演じている。
また、ブラッド・ピット演じる刑事の妻役をグウィネス・パルトロウが演じ、
正体不明の殺人犯をケビン・スペイシーが怪演した。
あらすじ
雨が降り続くアメリカのある都市。アパートの一室で肥満した男がイスに縛り
つけられたままの状態で死亡していた。
食べ続けることを強要された末に殺害されていたことがわかり、殺害現場の壁
には「大食」と書かれた一枚のメモが貼られていた。
続けて悪徳弁護士が殺害され、現場の床の上には被害者の血で「強欲」と
書かれていた。
定年退職を間近に控えた刑事ウィリアム・サマセットは現場に残されていた
「大食」と「強欲」の文字から、二つの事件はキリスト教に示された「七つの
大罪」を模倣した殺人事件であり、新たな殺人事件が発生することを予想した。
サマセットは赴任間もない若手刑事デビッド・ミルズと共に連続猟奇殺人事件
を捜査していくが、事態は予想もしない恐ろしい結末を導いていく。
見どころ
重苦しく沈んだ空気、陰影が強いシャープな映像、降り続く雨が感じさせる
湿った空気が観る者全てを中毒にしてしまう。
映画から伝わる気だるい雰囲気がさらに気持ちを沈めてしまう。
特に連続殺人犯を演じたケビン・スペイシーの不気味な演技はトラウマになる
こと必至。
表情ひとつ変えることなく殺人計画を進めていく頭の良さにはただ
驚かされてしまう。
リバー・ランズ・スルー・イット
リバー・ランズ・スルー・イット 日本版劇場用予告篇
概要
シカゴ大学で教授を務めたノーマン・マクリーンによる自伝小説『マクリー
ンの川』を原作に、ロバート・レッドフォードが監督を務めた瑞々しい感動
に満ちた名作。
雄大な自然が残るモンタナを舞台に、ある兄弟の成長と別れを描き出していく。
ゆっくりと流れる川の映像にフライフィッシングと雄大なモンタナの自然と
写した映像が重なり合い、若き日のブラッド・ピットが見せるまぶしい笑顔
がいつまでも心に残る。
あらすじ
20世紀初頭、雄大な自然に囲まれたアメリカ・モンタナ州ミズーラ。
スコットランドからアメリカに渡った厳格な牧師を父親に持つノーマンと
ポールは父親から読み書きとフライフィッシングを教えられながら育った。
真面目で秀才の兄ノーマンはマサチューセッツ州にあるダートマス大学へ
進み、弟ポールはモンタナ州の州都ヘレナで新聞記者として働いていた。
共に笑い、共に泣き、時には喧嘩もしながら成長してきたノーマンとポール
だったが、やがて思いがけない出来事が起きる。
見どころ
映画館のスクリーンで観るべき作品のひとつである。雄大で美しいモンタナの
自然を映した映像にフライフィッシングに取り組む登場人物の姿が見事に重な
り合い、瞬く間に映画の中に引き込まれてしまう。何よりも若き日のブラッド・
ピットが見せるまぶしい笑顔が目に焼き付いて離れない。
時にゆっくりと、時に荒々しく流れ続ける川に自身の人生を自然と重ね
合わせてしまう。
テンポが良いアクション映画を観ることも楽しいが、時にはゆっくりと流れる
時間を感じながら楽しみたい時にピッタリの作品である。
ジェシー・ジェームズの暗殺
ジェシー・ジェームズの暗殺(字幕版)
概要
アメリカ西部開拓時代の犯罪者でありながらも英雄として語り継がれる実在の
無法者ジェシー・ジェームズの半生を繊細かつ緊迫感あふれる映像と演出で
描いたウェスタンドラマ。
実在の無法者ジェシー・ジェームズをブラッド・ピットが言い知れぬ緊迫感を
身にまとって演じた。
ジェシー・ジェームズに憧れながらも、最後は暗殺犯となる小心者ロバート・
フォードをケイシー・アフレックが繊細に演じた。
あらすじ
ジェシー・ジェームズは兄フランクや仲間と共に強盗や殺人を繰り返しながら
15年に及ぶ逃亡生活を送っていた。
南北戦争に従軍したジェシーは北部による圧政に苦しめられる南部の各州では
英雄視されていた。
1881年、列車強盗を計画していたジェシーの前に彼を崇拝して止まない小心者
の若者ロバート・フォードが自分を仲間にして欲しいと現れた。
ジェシーは兄フランクと意見を衝突させながらもロバートを仲間に引き入れる。
仲間に引き入れられたロバートは有頂天となるが、ジェシーに対する憧れを
やがて殺意へと変えていくのだった。
見どころ
西部劇と言えば銃撃戦をイメージするが、この映画は心理サスペンスと呼ぶ
のがふさわしい。張り詰めた空気が観る側の全身を覆い尽くしていく。
無法者ジェシー・ジェームズを演じるブラッド・ピットが見せる隅から隅まで
抑制が効いた演技が新鮮。
映画『セブン』で演じた血気盛んな刑事の姿はなく、内に秘めた己の感情を
抑えながら見事に演じ切っている。
ケイシー・アフレックの演技がかすんでしまうほどブラッド・ピットの演技が
見事であり、新たな一面を見せつけている。
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ジョー・ブラックをよろしく
映画『ジョー・ブラックをよろしく』(1998)予告編 死神と人間の女性が紡ぎ出すファンタスティックなラブストーリー
概要
1934年公開の映画『明日なき抱擁』をブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス
共演でリメイクしたファンタジックなラブストーリー。
映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』でアル・パチーノにアカデミー主演
男優賞をもたらしたマーティン・ブレストが監督を務めた。
美しい青年の姿を借りて人間界に舞い降りた死神が会社社長の娘に恋を
する姿が描かれていく。
あらすじ
わずか一代で大企業を築き上げたビル・パリッシュが自身に近付く死期を
感じていたある日、目の前にひとりの青年が姿を現した。
彼は交通事故に遭って命を落とした青年の姿を借りた死神であり、数日間
だけ人間界に舞い降りてきたのだった。
ビルはその青年を「友人のジョー・ブラックだ」と言って家族に紹介する。
ジョーはビルと行動を共にし会社の役員会議を見学するが、会社の役員たち
はジョーを連れ歩くビルに戸惑いを隠せないでいる。
ビルの次女スーザンも父親から紹介された青年を見るなり驚きを隠せなかった。
彼は、その日の朝にコーヒーショップで出会った名前も知らないまま一目惚れ
した相手だったからだ。
スーザンはジョー・ブラックの正体を知らぬまま彼の正体を知らぬまま恋に
落ちていくのだった。
見どころ
人間界に数日間だけ舞い降りてきた美しい死神をブラッド・ピットが演じている
ファンタジックな恋愛映画である。
心地良い音楽とブラッド・ピットが身にまとう幻想的な空気が伝わってくる。
ピーナッツバターの味が気に入るシーンはかわいらしくあるが、病院でひとり
の女性患者の前では死神の恐怖の一面が感じられる。
タキシードに身を包んだブラッド・ピットの姿はほれぼれとするほど格好いい。
また、アンソニー・ホプキンスの存在感ある演技も見逃せない。
ベンジャミン・バトン数奇な人生
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 予告編
概要
フランシス・スコット・フィッツジェラルドによる映画と同名の短編小説を
『セブン』『ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク』などで
知られる鬼才デビッド・フィンチャー監督が映画化したファンタジードラマ。
80歳で生まれ、年齢を重ねるごとに若返っていく数奇な人生を歩むベンジャミン
・バトンの姿が描かれていく。
共演は映画『アビエイター』でアカデミー助演女優賞、『ブルージャスミン』
でアカデミー主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェット。
第71回アカデミー賞で美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞の合計3部門で
オスカーを獲得した。
あらすじ
1918年、アメリカ南部ルイジアナ州ニューオーリンズ。
第一次世界大戦が終結した日の夜、ある老人ホームの前に生まれて間もない
赤ん坊が置き去りにされていた。
ホームを運営するティジーとクイニーの黒人夫婦は老人のような姿をした
赤ん坊に驚きを隠せない。
しかし子どもを産めないクイニーは夫の反対を押し切って自らの手で育てる
ことに決める。
ベンジャミンと名付けられた赤ん坊はホームで暮らす老人たちに歓迎される。
身体機能の弱さが心配されたものの、彼は無事に成長し車椅子で生活を送り
始める。
1930年の感謝祭の日、ベンジャミンは老人ホーム入居者の孫娘デイジーと
運命の出逢いを果たし、互いに惹かれ合っていく。
見どころ
年齢を重ねるごとに老いていくのではなく、年齢を重ねるごとに若返っていく
という人とは正反対の人生を歩むことは愛する人との時間がすれ違ってしまう
ことを教えられる。
相手は年齢を重ねるごとに老いていくが、主人公は年齢を重ねるたびに
若返っていく。しかし2人の気持ちが通じ合う姿は感動的。
二度とないその日を懸命に生きることを教えられる映画であり、若返る主人公
を演じたブラッド・ピットの美しさは男でも女でも見とれてしまう。
デビル
THE DEVIL’S OWN [1997] – Official Trailer (HD)
概要
映画『大統領の陰謀』ではジェイソン・ロバーズにアカデミー助演男優賞を
もたらし『コールガール』ではジェーン・フォンダにアカデミー主演女優賞を
『ソフィーの選択』ではメリル・ストリープにアカデミー主演女優賞をもたら
したアラン・J・パクラが監督を務めたサスペンスドラマ。
映画『推定無罪』でパクラ監督とタッグを組んだハリソン・フォードが謹厳
実直なアイルランド系警察官を演じ『セブン』で知られるブラッド・ピット
が純朴な青年の仮面をかぶったIRAのテロリストを演じた。
あらすじ
フランシス・マグワイヤーは8歳の時、IRAシンパだった父親を目の前で
射殺された。
成長した彼は“エンジェル”というコードネームを持つIRAテロリストとなって
いた。
フランシスはローリー・ディバニーという偽名を使ってニューヨークに渡り、
アイルランド系警察官トム・オミーラの家に下宿することになった。
しかしフランシスはスティンガーミサイルを手に入れ、イギリスを攻撃すると
いう恐るべき計画を立てていた。
美しき仮面の裏に隠されたテロリストの顔を知ってしまったオミーラは
抗えない運命に導かれ、フランシスとの対決を迎えるのだった。
見どころ
ハリウッドの2大俳優として知られるハリソン・フォードとブラッド・ピット
がニューヨークを舞台に激突する姿が描かれていく。
ニューヨークでの日常生活が丁寧に描かれているからこそ、フォード演じる
警察官とピット演じるテロリストとの対決がより緊張感に満ちたものになって
いる。
ハリソン・フォードが見せる抑えた演技が味わい深く、冷酷さを感じさせる
ブラッド・ピットの演技を引き立てている。
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まとめ
今回も独断と偏見で選出させていただきました。
まだまだ他にも良い作品はありますので、第二弾として、次の機会にでも
ご紹介させていただきます。
最後までありがとうございました。
ゆうすけ