知って驚き! 観て驚き! アカデミー賞受賞者が共演する映画徹底解説!

 

何気なく観ていた映画の出演者に注目してみると、実はアカデミー賞を

受賞していた俳優や女優が共演していることに気付く時がある。

 

有名な映画俳優や女優同士が映画で共演していることだけでも豪華だが、

アカデミー賞受賞者が共演しているとなると、映画がより一層魅力的に

なること必至。

 

そこで今回はアカデミー賞受賞者が共演する映画を徹底解説します。

 

あなたのお気に入りの作品でアカデミー賞受賞者が共演していることが

あるかもしれませんね。

 

 

 

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1.オスカー俳優が夢の共演! 火花散る演技で魅せるクライムアクション!

 

映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』でアカデミー主演男優賞を受賞した

アル・パチーノと映画『ゴッドファーザーPARTⅡ』でアカデミー助演男優賞、

映画『レイジング・ブル』でアカデミー主演男優賞を受賞したロバート・デ・

ニーロが共演したクライムアクション映画が『ヒート』である。

 

映画『インサイダー』『フェラーリ』『パブリック・エネミーズ』で知られ、

深くて徹底的な人物描写を得意とするマイケル・マンが監督を務めた。

 

1989年にアメリカで放送されたテレビ映画『メイド・イン・L.A.』をマイケル

・マン自身が劇場用映画としてリメイクした作品。

 

 

 

あらすじ

 

アメリカの大都市ロサンゼルス。

 

白昼堂々、現金輸送車が襲撃され、鮮やかかつ完璧な手口な手口で無記名

証券が奪われた。

 

ロサンゼルス市警察警部補ビンセント・ハナは事件現場に残されたわずかな

手がかりから現金輸送車を襲撃した犯罪者ニール・マッコーリーと彼の仲間

を瞬く間に割り出していった。

 

仕事に取り憑かれて家庭生活を顧みることができないビンセントと犯罪組織

の一員でありながらも孤独に身を置くニールは抗うことができない運命に

導かれ、対決の時を迎えるのだった。

 

 

 

見どころ

ロサンゼルス市街地で繰り広げられる12分間に及ぶ銃撃戦は迫力に満ちており、

映画の名シーンである。

 

驚いたことといえば、撮影のために週末にロサンゼルスのオフィス街の大通り

を丸ごと借り切ったという。

 

銃撃音は録音された本物の音が使用されており、刑事を演じたパチーノは

警察官の銃撃方法、デ・ニーロとバル・キルマーは犯罪者の銃撃方法の

訓練を受けた。

 

また、ダイナーのテーブルを挟んでアル・パチーノとロバート・デ・ニーロ

が見せる演技も見事。実はこのシーンはリハーサルなしで撮影され、2人の

演技は全てアドリブだという。

 

内に秘めた感情を今にも爆発させそうな空気を感じさせるデ・ニーロの演技と

デ・ニーロをまっすぐに見つめて内に秘めた感情を見抜こうとするパチーノ

の演技にはピンと張り詰めた緊張感に満ちている。

 

また映画『帰郷』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優ジョン・ボイトと

ロバート・デ・ニーロの共演を観ることができる。

 

さらに、映画『ブラック・スワン』でアカデミー主演女優賞を受賞したナタリー

・ポートマンとアル・パチーノの共演シーンも観ることができる。

 

 

 

2.もう隠れることはできない! 監視社会の恐怖を描くハイテクサスペンス!

 

映画『ドリームプラン』でアカデミー主演男優賞を受賞したウィル・スミスが

ある下院議員暗殺の証拠を偶然手にした弁護士を演じ、アメリカ国家安全保障

局の高官から追われる姿を描くハイテクサスペンスが『エネミー・オブ・

アメリカ』である。

 

オスカー俳優ウィル・スミスの他に映画『帰郷』でアカデミー主演男優賞を

受賞したジョン・ボイト、映画『フレンチ・コネクション』でアカデミー

主演男優賞、映画『許されざる者』でアカデミー助演男優賞を受賞した

ジーン・ハックマンも出演している。

 

またクレジットなしで映画『大統領の陰謀』と『ジュリア』でアカデミー

助演男優賞を2年連続で受賞したジェイソン・ロバーズも出演している。

 

 

 

あらすじ

 

労働問題を専門とする弁護士ロバート・ディーンはある日、下院議員フィリ

ップ・ハマースリーの暗殺の一部始終を映した映像を偶然手にしてしまう。

 

事件の首謀者であるアメリカ国家安全保障局高官トーマス・レイノルズは

最新鋭の技術を駆使して事件の隠蔽工作を開始し、ロバートを証拠と共に

葬り去ろうとする。

 

愛する妻の信頼を失い、身に覚えのない罪を着せられ、あろうことか仕事を

解雇されてしまう。

 

孤立無援となったロバートはアメリカ国家安全保障局の元工作員ブリルこと

エドワード・ライルを味方にし、反撃を開始するのだった。

 

 

 

見どころ

映画『クリムゾン・タイド』では潜水艦という閉じられた空間を舞台に

緊迫感あふれるストーリーを展開させ、映画『スパイ・ゲーム』では

アメリカ中央情報局の上層部の目をかわしながら部下の救出に挑む引退

間近の工作員の姿を描き出したトニー・スコットが監督を務めた。

 

映画『エネミー・オブ・アメリカ』で短いカット割りをテンポ良く映し

出し、観る者を映画の中に引き込み、手に汗握る緊張感を生み出していた。

 

有名俳優を共演させて演技の化学反応を引き起こす手腕は見事である。

 

 

 

3.ダークでシャープな映像と重苦しい空気が融合したサイコサスペンス!

 

映画『ソーシャル・ネットワーク』『ベンジャミン・バトン数奇な人生』

などで知られる鬼才デビッド・フィンチャーが監督を務めたサイコサス

ペンスが『セブン』である。

 

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー

助演男優賞、映画『ディパーテッド』と『それでも夜は明ける』で

アカデミー作品賞を受賞したブラッド・ピットが主演を務めた。

 

映画『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー助演男優賞に輝いた

モーガン・フリーマン、『恋に落ちたシェイクスピア』でアカデミー

主演女優賞を受賞したグウィネス・パルトロウも出演している。

 

冷酷な殺人犯を演じたのは映画『ユージュアル・サスペクツ』でアカデ

ミー助演男優賞、映画『アメリカン・ビューティー』でアカデミー主演

男優賞を受賞したケビン・スペイシーだ。

 

 

 

あらすじ

 

雨が降り続くアメリカのある都市。

 

極度に肥満した男がイスに縛りつけられたままアパートの一室内で遺体と

なって発見された。

 

そしてアパートの壁には「大食」という文字が残されていた。

 

やがて第二の殺人事件が発生し、イーライ・グールドという名の弁護士が

殺害され、弁護士事務所の床には「強欲」と血で書かれた文字があった。

 

7日後に退職を控える刑事ウィリアム・サマセットはキリスト教が示す

「七つの大罪」をなぞった猟奇的殺人事件と断定し「肉欲」「憤怒」「嫉妬」

「怠惰」「高慢」をなぞった殺人事件が続くと考えた。

 

サマセットは赴任間もない若手刑事デビッド・ミルズと共に殺人事件の捜査

を進めていくが、二人には予想もできない展開が待ち受けていた。

 

 

 

見どころ

陰影が強くシャープな映像、重苦しい空気、降り続く雨が感じさせる湿った

空気に覆われた気だるい映画である。

 

若くて血気盛んな刑事を演じたブラッド・ピットと定年退職を間近に控えた

刑事を演じたモーガン・フリーマンの演技が対照的。

 

和やかな空気に包まれた夕食のシーンがあるからこそ、映画が持つ独特の

気だるい空気感や重苦しい空気が際立っている。

 

 

 

4.ひとりの女性秘書の死から浮かび上がるアメリカ最大の陰謀を追え!

 

イギリスで2003年に放送された全6話のテレビドラマ『ステート・オブ・

プレイ~陰謀の構図~』をアメリカに舞台を置き換えたリメイクした作品

が『消されたヘッドライン』である。

 

映画『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞したラッセル・

クロウと『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー脚本賞

『アルゴ』でアカデミー作品賞を受賞したベン・アフレックが共演し、

映画『クィーン』でアカデミー主演女優賞を受賞したイギリスの大女優

ヘレン・ミレンが新聞社の編集長役を演じている。

 

また、ワンシーンだけであるが、映画『フェンス』でアカデミー助演女優

賞を受賞したビオラ・デイビスも出演している。

 

ミュンヘンオリンピックで発生した人質事件を題材にした映画『[ブラック

・セプテンバー]ミュンヘン・テロ事件の真実』でアカデミー長編ドキュ

メンタリー映画賞を受賞したスコットランド出身のケビン・マクドナルドが

監督を務めた。

 

 

 

あらすじ

 

アメリカの首都ワシントンD.C.の暗い路地裏でひとりの黒人少年が何者かに

射殺された。

 

その翌朝、新進気鋭の下院議員スティーブン・コリンズの女性秘書ソニア・

ベーカーが地下鉄の駅で死亡した。

 

秘書死亡を知らされたコリンズは自身が議長を務める軍事企業ポイントコープ

に関する公聴会の席で出席者を前に涙を流した。

 

程なくしてコリンズと死亡したソニアとの不倫疑惑が浮上し、たちまちスキ

ャンダルとなってしまう。

 

コリンズの大学時代の友人でありワシントン・グローブの新聞記者カル・

マカフリーは一見すると何のつながりもないと思われている黒人少年の

射殺事件と女性秘書死亡事件のつながりを発見してさらなる取材を進めて

いくが、カル自身の身に危険が迫ってくる。

 

 

 

見どころ

一見すると何の関連もないように思われていた二つの事件がつながり、驚く

べき真実を浮かび上がらせ、緊張感が途切れることなく続いていく展開が見事。

 

政治と軍事企業との癒着、新聞の役割とは何かを突きつけ、政治の裏に潜む

大きな闇を感じさせる。

 

またウォーターゲートビルと地下駐車場が登場するシーンがあり、映画

『大統領の陰謀』へのオマージュとなっている。

 

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5.死刑執行直前に語られた驚くべき証言とラストに待ち受ける衝撃の真実!

 

映画『愛を読むひと』でアカデミー主演女優賞を受賞したケイト・ウィン

スレットと映画『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー助演男優賞、

映画『アメリカン・ビューティー』でアカデミー主演男優賞を受賞した

ケビン・スペイシーが共演した映画が『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

である。

 

映画『ミッドナイト・エクスプレス』でアカデミー監督賞にノミネート

されたアラン・パーカーが監督を務め、死刑制度の是非と冤罪の危険性を

観る者に突きつける衝撃の社会派サスペンスドラマ。

 

 

 

あらすじ

 

アメリカ南部テキサス州。

 

哲学の教鞭を執るデビッド・ゲイルは大学の中で人気を誇る教授であり、

家庭では妻を愛する良き夫、そして息子を愛する良き父親でもある。

 

そしてゲイルは死刑制度廃止に熱心に取り組んでいる活動家としての顔も

あったが、彼は死刑制度廃止運動に共に取り組む女性コンスタンス・ハラ

ウェイを強姦して殺害した罪により死刑判決を言い渡されていた。

 

ゲイルは死刑執行まで残り3日と迫った時、自ら指名した雑誌記者ビッツィ

ー・ブルームに対して事件の経緯を語り始めていく。ゲイルから驚くべき

証言を聞いたビッツィーはゲイルの無罪を確信して独自に調査を開始して

いくのだが、やがて衝撃の真実を知ることとなる。

 

 

 

見どころ

アカデミー賞受賞歴を持つケビン・スペイシーとケイト・ウィンスレットが

共演した社会派サスペンスドラマである。

 

死刑執行が3日後に迫る中で語られる驚くべき証言の内容とラストに

待ち受ける衝撃の真実に圧倒されること必至。

 

 

 

6.砂漠の都で繰り広げられる迫力と興奮のアクションアドベンチャー

 

映画『ザ・ホエール』でアカデミー主演男優賞を受賞したアメリカ人俳優

ブレンダン・フレイザーと映画『ナイロビの蜂』でアカデミー助演女優賞

を受賞したイギリス人女優レイチェル・ワイズが共演した映画が

ハムナプトラ/失われた砂漠の都』である。

 

1932年に公開された映画『ミイラ再生』、1959年に公開された映画『ミイラ

の幽霊』に続く3度目のリメイク作品。

 

映画『ジャングル・ブック』『ヴァン・ヘルシング』などで知られる

スティーブン・ソマーズが監督を務めた。

 

 

 

あらすじ

 

1923年、エジプト。

 

フランス外人部隊に所属していた勇猛果敢なアメリカ人リック・オコーネル

はトゥアレグ族との戦闘に敗れ、ひとりで砂漠を放浪することになる。

 

3年後、カイロの刑務所に収監されていたリックのもとにカイロ博物館に

勤める不器用だが美しいエブリン、根っからの遊び人で金儲けを常に

考えている彼女の兄ジョナサンが訪ねてきた。

 

処刑される寸前にエブリンに助け出されたリックは、彼女と彼女の兄ジョナサン

と共に失われた砂漠の都「ハムナプトラ」へ冒険の旅に向かうのだった。

 

 

 

見どころ

驚異の視覚効果を駆使した映像とアクションに胸躍る冒険が加わった映画で、

冒険の旅に出ているかのような気持ちになってくる。

 

美しく知的な雰囲気を持つレイチェル・ワイズが不器用だが憎めない好奇心

と冒険心に満ちた女性を演じ切った。

 

ブレンダン・フレイザーが好戦的でありながらも冷静で戦闘能力が高い

アメリカ人を演じている。

 

 

 

7.盗まれた核弾頭を探し出せ!緊迫感に満ちたサスペンス・スリラー!

 

映画『めぐりあう時間たち』でアカデミー主演女優賞を受賞したオースト

ラリア人女優ニコール・キッドマンと映画『シリアナ』でアカデミー助演

男優賞、映画『アルゴ』でアカデミー作品賞を受賞したアメリカ人俳優

ジョージ・クルーニーの共演作が『ピースメーカー』である。

 

人気医療ドラマ『ER 緊急救命室』、映画『ディープ・インパクト』などで

知られるミミ・レダーが監督を務め、スピーディーなカメラワークと世界規模

で展開する緊迫感に満ちた息もつかせぬサスペンス・スリラーを創り上げた。

 

 

 

あらすじ

 

アメリカとロシアの二国間で締結された第一次戦略兵器削減条約に基づいて

廃棄されるはずだった10基の核弾頭がコドロフ将軍の手引きによって盗み出

され、事故と見せかけるために核弾頭1基が爆破された。

 

核爆発を察知したアメリカ政府は核物理学者ジュリア・ケリーを調査責任者

に任命し、陸軍情報士官トム・デボー大佐と共に消えた核弾頭の行方を追う

ことになる。

 

 

 

見どころ

盗まれた核弾頭を追って世界中を駆けめぐる緊迫感あふれるストーリーに

息をすることを忘れてしまうほどである。

 

ウィーンで繰り広げられるカーチェイス、ヘリコプターによるトラックの追跡

と空中アクションが次から次へと展開され、ニューヨークでの核弾頭の追跡

シーンで緊張感が一気に増す。

 

単なるサスペンス・スリラーではなく、今もなお世界のどこかで続く民族紛争

の問題が盛り込まれており、女性監督ならではの演出と言える。

 

 

 

8.二人の若手新聞記者による執念が暴くアメリカ大統領のスキャンダル!

 

初監督作『普通の人々』でアカデミー監督賞を受賞したロバート・レッド

フォードと映画『クレイマー、クレイマー』と『レインマン』でアカデミー

主演男優賞を受賞したダスティン・ホフマンが実在の新聞記者を演じた

社会派ドラマが『大統領の陰謀』である。

 

ウォーターゲート事件を暴いたワシントン・ポストの新聞記者ボブ・ウッド

ワードをロバート・レッドフォード、カール・バーンスタインをダスティン

・ホフマンが演じた。

 

第49回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞、助演男優賞、

録音賞、美術賞、編集賞の合計8部門にノミネートされ、脚色賞、録音賞、

美術賞、編集主幹ベン・ブラッドリーを演じたジェイソン・ロバーズが助演

男優賞を受賞した。

 

 

 

あらすじ

 

1972年6月17日、アメリカの首都ワシントンD.C.にあるウォーターゲートビル

で巡回中の男性警備員がドアに奇妙なテープが貼られていることに気付いた。

 

通報を受けた警察官によって5人の男たちが不法侵入の罪で逮捕され、

ワシントン・ポストの新人記者ボブ・ウッドワードは逮捕された男たちの

裁判を取材していく。

 

当初は単なる窃盗目的と思われていた不法侵入事件の裏に見えざる大きな力の

存在を感じ取り、ウッドワードは先輩記者カール・バーンスタインと共にさら

なる取材を進めていくことになった。

 

地道な取材を進めていくウッドワードとバーンスタインの二人はアメリカ最大

の権力者リチャード・ニクソンの辞任のきっかけとなる一大スキャンダルへと

たどり着いていく。

 

 

 

見どころ

立法、行政、司法に次ぐ第四の権力と呼ばれるメディアの役割とは何かを突き

つける社会派ドラマである。権力の監視という役割を担う新聞をはじめとする

メディアの役割が機能していた時代があったことを教えられる。

 

 

 

9.二つの殺人事件に隠された政治的陰謀を描く緊迫のサスペンスミステリー!

 

映画『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー主演男優賞を受賞したジュリ

ア・ロバーツと映画『グローリー』でアカデミー助演男優賞、映画『トレ

ーニングデイ』でアカデミー主演女優賞を受賞したデンゼル・ワシントン

が共演したサスペンスミステリーが『ペリカン文書』である。

 

ベストセラー作家ジョン・グリシャムによる映画と同名の小説を映画化した

作品であり『大統領の陰謀』と『推定無罪』で知られるアラン・J・パクラ

が監督を務めた。

 

原作者グリシャムの主人公のイメージはジュリア・ロバーツということで、

まさに彼女にとって適役である。

 

 

 

あらすじ

 

二人の連邦最高裁判所判事がひと晩で殺害された。

 

アメリカを震撼させた殺人事件に興味を持った法学生ダービー・ショウは

殺害事件の動機について大胆な仮説を立てるが、あまりにも的外れな仮説

であったことから、法科大学の教授で恋人のトーマス・キャラハンにレポ

ートとして提出した。

 

ダービーからキャラハンに手渡されたレポートは「ペリカン文書」となって

彼の友人であるFBI法律顧問の手に渡り、やがてアメリカ政治の中枢ホワイト

ハウスを震撼させることになる。

 

 

 

見どころ

出版される小説が映画化されるベストセラー作家ジョン・グリシャムの

『ペリカン文書』を原作としてサスペンスミステリーである。

 

連邦最高裁判所判事の殺害事件に対する大胆な仮説をレポートに

まとめたことから命を狙われる恐怖を感じさせる演出が見事である。

 

映画全編を通して緊迫感に満ちており、最後まで息つく暇がないほどだ。

 

 

 

まとめ

さて今回は、アカデミー賞受賞者が共演する映画について解説、選出させて

いただきました。

 

どれも傑作で大好きな作品ばかりです。

 

まだ観ていないものあれば、是非ご覧になってはいかがでしょうか。

きっとまた映画が好きになるはずです。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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