ぼくが生きてるふたつの世界(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が、2024年9月20日(金)に
公開されます。
原作は、作家・エッセイスト五十嵐大による自伝的エッセイ『ろうの両親
から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた
30のこと』。
きこえない両親と、そのもとで愛情をたくさん受けて育ったきこえる息子の
心の軌跡を描いた作品。
この記事では、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』のキャストと役どころ
またあらすじや見どころについてもまとめました。
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』本予告 9月20日(金) 全国順次公開!
ぼくが生きてるふたつの世界(映画)のキャストと役どころ
役名 | 五十嵐大 |
役どころ | 耳のきこえない両親から、多くの愛情を受けて育つ |
演者 | 吉沢亮 |
生年月日 | 1994年2月1日 |
出身地 | 東京都 |
出演作品 | 『キングダム』シリーズ、『一度死んでみた』『青くて痛くて脆い』『さくら』『東京リベンジャーズ』シリーズ、『ブラックナイトパレード』『ファミリア』など |
役名 | 五十嵐明子 |
役どころ | ろう者で大の母親 |
演者 | 忍足亜希子 |
生年月日 | 1970年6月10日 |
出身地 | 北海道 |
出演作品 | 『アイラヴユー』『アイラヴフレンズ』『アイラヴピース』『黄泉がえり』『僕が君の耳になる』など |
役名 | 五十嵐陽介 |
役どころ | ろう者で大の父親 |
演者 | 今井彰人 |
生年月日 | 1990年12月26日 |
出身地 | 群馬県 |
出演作品 | 『上州ろうあ物語り』『LISTEN リッスン』『イマージュ』『夢の男』『親子劇場』など |
役名 | 河合幸彦 |
役どころ | 編集プロダクション社長 |
演者 | ユースケ・サンタマリア |
生年月日 | 1971年3月12日 |
出身地 | 大分県 |
出演作品 | 『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』『エイプリルフールズ』『バースデーカード』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』『アキラとあきら』など |
役名 | 鈴木広子 |
役どころ | 大の祖母 |
演者 | 烏丸せつこ |
生年月日 | 1955年2月3日 |
出身地 | 滋賀県 |
出演作品 | 『ロストクライム -閃光-』『樹海のふたり』『祈りの幕が下りる時』『明日の食卓』『なん・なんだ』『夕方のおともだち』など |
役名 | 鈴木康雄 |
役どころ | 大の祖父 |
演者 | でんでん |
生年月日 | 1950年1月23日 |
出身地 | 福岡県 |
出演作品 | 『映画 めんたいぴりり』『星屑の町』『一度死んでみた』『アイアムまきもと』『ある男』『ミステリと言う勿れ』『ゆとりですがなにか インターナショナル』など |
ぼくが生きてるふたつの世界(映画)のあらすじ
物語の舞台は、東北の宮城県にある、とある小さい港町。
ここで主人公・五十嵐大は、耳の聞こえない両親の元で、大いに愛情を受け
育てられてきた。大自身は、聞こえない両親とは違い、健常者で生活する上で
全く支障はなかった。
そのため、大は、母親の明子の通訳をすることなど、至って普通の日常で、
何の問題もなく、楽しく暮らしていた。
ところが成長するにつれ、周りの人たちが特別な目で見られることに対して、
困惑するなど、不愉快に思うようになっていく。また明子が明るく振る舞う
ことも疎ましく感じられるようになってしまう。
やがて成人を迎えると、故郷の港町から逃げるかのようにして、東京に出て
行くのだが・・・・。
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ぼくが生きてるふたつの世界(映画)の見どころ
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、五十嵐大さんのノンフィクション
『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して
考えた30のこと』が原作で自伝的エッセイ。
耳の聞こえない両親に多くの愛情を注がれ育てられた主人公・大が、幼い頃
から両親に負い目を感じたり、変わっていく出会いや環境を通して、きこえる
世界ときこえない世界に生きる自分を見つめなおしていくという作品。
こういう環境で育ったものが直面する、世間の偏った目や態度など、思春期、
から成人へと年齢を重ねていく上で、心の葛藤ややりきれない気持ちなど
どのように解消していくのか見どころ。
健常者がどのように接し、関わりあっていくのが、正解なのかなど考えさせ
られる。
五十嵐大は、これまでに『聴こえない母に訊きにいく』『しくじり家族』
『エフィラは泳ぎ出せない』『隣の聞き取れないひと APD/LiDをめぐる
聴き取りの記録』といった作品を発表してきました。
なお、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、呉美保監督作品。
呉美保監督は、これまでに『酒井家のしあわせ』『ハチミツドロップス』
『サビ男サビ女』『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』など映画をまた
ドラマでは『DRAMATIC-J「ノンノンフィクション」』『Friend-Ship Project
〜君が教えてくれた夢〜』『青春アルゴリズム』といった作品を手掛けています。
脚本は、『妖女伝説セイレーンXXX〜魔性の悦楽』『私の奴隷になりなさい』
『インターミッション』『最近妹のようすがちょっとおかしいんだが』『正欲』
『あゝ荒野 前篇後編』など映画をまたドラマでは『本当にあったありえない話』
『原発アイドル』『僕たち女の子』『前科者 -新米保護司阿川佳代-』といった
作品を手掛けた港岳彦が担当しています。
主人公・吉沢亮をはじめ、その両親を演じた忍足亜希子、今井彰人は実際に
ろう者だということで、どのように掛け合い、演じているのか気になるところ。
またユースケ・サンタマリア、烏丸せつこ、でんでんが三人にどのように
関わっていくのか興味深いところ。豪華俳優陣の演技に注目です。
まとめ
コーダとして生まれた葛藤を抱えながらも、両親から沢山の愛を受けて育った
五十嵐大さんの人生を、昔からご一緒したいと夢見ていた呉美保監督が本作
をどのように観せてくれるのか、楽しみ。
公開は、2024年9月20日(金)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ