こんな夜更けにバナナかよ映画の見どころと内容!出演者俳優一覧と役どころも
第35回大宅壮一ノンフィクション賞、第25回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞
した、渡辺一史の小説
『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』
が映画化されます。
鹿野靖明さんが実際に暮らしていた札幌や美瑛・旭川など、オール北海道ロケで
撮影が行われたようです。
公開は、2018年12月28日(金)。
ということで気になる内容と見どころ、出演者一覧と役どころについてまとめました。
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』予告
スポンサードリンク
こんな夜更けにバナナかよ映画の内容
難病の筋ジストロフィーを患った鹿野靖明の生き様を描いた映画です。
筋ジストロフィーは、全身の筋肉が衰えていく病気で自分で呼吸をすることさえ
困難になるという介護が必要とされる難病です。
物語の舞台は札幌。
札幌で暮らす鹿野靖明は12歳という若い年齢で難病の筋ジストロフィーに罹って
しまいます。車いす生活を強いられてストレスもかかり体で動かせるのは首と手
だけで、介助なしでは生きられない状態です。
介護も24時間体制で普通の病気とは次元が違うことを徐々に自覚していくことに。
主人公の鹿野は難病の重さを受け止めきれずに病院を飛び出しました。その後
ボランティアの人達に支えられて生活を送ることになります。
夜中にいきなり「バナナ食べたい」とワガママな彼に周りのボランティアたちは
振り回されます。
また美咲に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白までボランティアに頼んだり
とめちゃくちゃです。しかも告白を頼んだ相手は、美咲の恋人でした。
最初は思いがけない告白に面食らう美咲でしたが、一緒に過ごす日々が長くなる
につれて、次第にうち解けていきます。
このようなやりとりを通じて鹿野は障害者は可哀そうな存在ではなく、普通の人間
だということを訴えかけているようにも感じられます。また自分に素直な生き様を
鹿野という男のフィルタを通して夢を追う大切さなど訴えてきているようです。
そして物語は良いことばかりではなく、病状が悪化し、鹿野が突然倒れて命の危機
にさらされる事となります。
果たして鹿野と病気の戦いの果てには何が待ち受けているのか?
生きるとは?いったい何なのか?
答えは映画の中にあるかもしれません!
こんな夜更けにバナナかよ映画の見どころ
鹿野靖明さんを主人公としたノンフィクションというところが見どころです。
実話ということで全てに説得力がありますね。
病気の怖さや人生観、その人の生き様など、心にささります。また他のこういった
映画とは異なり、主人公が超ワガママで目立ちたがり屋。障がいを逆手に威張って
いるような雰囲気すらある主人公の鹿野という男そのものが面白く見どころの一つ。
映画のタイトルである『こんな夜更けにバナナかよ』の『バナナ』は、24時間体制
で待機しているボランティアにバナナ持ってこいというシーンから名づけられたと
予想できます。
普通はボランティアがいても気を遣い、自分が我慢できる事は我慢しがちですが、
思う存分こき使うところもユニークで面白さが増す要因になっています。
見どころ満載です^^
スポンサードリンク
こんな夜更けにバナナかよ映画の出演者一覧と役どころ
鹿野靖明(大泉洋)
公式サイト参照
役名:鹿野靖明
演者:大泉洋
生年月日:1973年4月3日(45歳)
出身地:北海道江別市大麻
身長:178 cm
血液型:B型
事務所:CREATIVE OFFICE CUE
大泉洋は『恋は雨上がりのように』『騙し絵の牙』にも出演していて、
その演技力も高く評価されています。
車イスと介助を受ける役にチャレンジする為、10キロの減量をしたそうです。
コメント
脚本を読ませて頂いて、まず鹿野靖明という人の生き様に衝撃を受けました。重い難病を抱えながらも、それを決してハンデとは捉えず、自ら沢山のボランティアを集め、自分のやりたいように「ワガママに」生き抜いた生涯。「こんな夜更けにバナナかよ」のタイトルの通り、バナナが食べたいと思えば、深夜でも自ら集めたボランティアにそれをお願いするワガママ。「障がいがあるから」と遠慮することなく、1人で生活して、仕事もして、喧嘩もして、恋もして、どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野さんの人生に強烈に惹かれました。どんなに「ワガママ」を言っても周りから愛された続けた鹿野さんを、その理由を考えながら真摯にコミカルに演じられたらと思ってます。前田哲監督とは本当に久しぶりのお仕事で、人の心にズシリと響く作品作りを今からワクワクしながら待ってます。また高畑充希さん、そして三浦春馬くんというキラキラした若いお2人との共演も楽しみにしています。三浦くんの近くに居たら、イケメンが感染(うつ)るんじゃないかと思うので、なるべく三浦くんの至近距離にいようと思ってます。
安堂美咲(高畑充希)
公式サイト参照
役名:安堂美咲
演者:高畑充希
生年月日:1991年12月14日(26歳)
出身地:大阪府東大阪市
身長:158 cm
血液型:AB型
事務所:ホリプロ
鹿野と心を通わせていく女子大生役を演じる。
コメント
こんな夜更けにバナナかよ、という題名に、ズキュンときました。そしてこの物語の主人公である鹿野さん。知れば知るほどそのパワーや色気、吸引力に翻弄され、一度でいいからお会いしてみたかったなぁ、、と。でもでも、撮影がはじまれば大泉さんの鹿野さんにお会い出来るので、今から楽しみでワクワクしています。そして、14歳の時、まだ少年の様だった私の映画デビューを見守ってくれた前田監督とまた作品創りが出来ることも、とても幸せに思っています。1シーン1シーン、丁寧に、北海道でのびのびと。素敵な映画になりますように、がんばります!
田中久(三浦春馬)
公式サイト参照
役名:田中久
演者:三浦春馬
生年月日:1990年4月5日(28歳)
出身地:茨城県土浦市
身長:178 cm
血液型:AB型
事務所:アミューズ
医学生で鹿野のボランティア。
人生に悩んでいる。
コメント
まず「こんな夜更けにバナナかよ」というタイトルを聞いただけで興味を引き立てられました。そして、そんな作品で素晴らしいキャスト、スタッフの皆様とご一緒できて、とても嬉しく思います。僕が演じるのは、医師を目指しながらも将来や自分の存在意義に悩む繊細な青年です。この役を前田監督と丁寧に作っていくのが今から楽しみです。同じ事務所の先輩である大泉さんにしっかりついていき、サポートできるよう頑張ります!!
高村大助(萩原聖人)
公式サイト参照
役名:高村大助
演者:萩原聖人
生年月日:1971年8月21日(47歳)
出生地:神奈川県茅ヶ崎市
身長:175cm
事務所:アルファエージェンシー
鹿野と同じ年齢のベテランボランティア。
コメント
前田監督とは久しぶりの再会でした。我々ボラチームは映画におけるスタッフのような感覚で参加しました。監督、鹿野さんをしっかりサポートできたらと思います。
前木貴子(渡辺真起子)
公式サイト参照
役名:前木貴子
演者:渡辺真起子
生年月日:1968年9月14日(50歳)
出身地:東京都
身長:165 cm
血液型:AB型
事務所:ディケイド
鹿野からもスタッフからも慕われるベテランボランティア。
コメント
物語を通して、「生き方」に改めて向き合うことになりました。はじめてご一緒させて頂く皆様と、力を合わせる事ができたと感じる瞬間が、みてくださる方に伝わりますように願っています。
塚田心平(宇野祥平)
公式サイト参照
役名:塚田心平
演者:宇野祥平
生年月日:1978年2月11日(40歳)
出身地:大阪府
身長:169cm
血液型:A型
鹿野に忠実。
新入りスタッフの指導が細かいベテランボランティア。
コメント
前田組で鹿野さんの人生に触れ、迷惑をかけてはダメ、我儘もダメなど、なんとなくある道徳を気にしてしまう自分には新しい教科書をもらったような清々しい気持ちになる作品でした。
泉芳恵(韓英恵)
公式サイト参照
役名:泉芳恵
演者:韓英恵
生年月日:1990年11月7日(27歳)
出身地:静岡県
鹿野の看護師。
コメント
鹿野さんと鹿野さんを支えるボランティアのみなさんと北海道ですごく温かくて優しい時間を過ごしました。初めての看護師役で戸惑うこともあり「こんな夜更けに痰吸引かよ」な日々が、今ではもうすでに懐かしく愛しき思い出です。
鹿野清(竜雷太)
公式サイト参照
役名:鹿野清
演者:竜雷太
生年月日:1940年1月21日(78歳)
出生地:箕面市
身長:176 cm
血液型:AB型
事務所:アートプロモーション
鹿野の父。
コメント
私の周りでは信じられない様な人と人との繋がり。こんなテーマを持った作品に対して、私は何をすればいいのでしょうか。そうだ、要は自分が自信を持って自分自身でいる事が、大事だと云う事かもしれない。それしか出来ない。そう思って仕事場に出向きました。
鹿野の母(綾戸智絵)
公式サイト参照
役名:鹿野の母
演者:綾戸智恵
生年月日:1957年9月10日(61歳)
出身地:大阪府大阪市阿倍野区
鹿野の母。
コメント
5年早くても。5年遅くても。いや、自分でもびっくり。今、どっぴんしゃの、このタイミングにこの役!本物の光枝さんにお会いした時、何故監督が私を選んでくれたのかわかったように思えた。それにしても撮影を終えた今、テレビで大泉さんを観ると大スターなのに“あのバカ息子”と心配になる私。追伸:クランクアップの日、夜中寝ている私の実息むすこの手を握ってしもた。ヤバっ、また涙出てとまらへん。
こちらも合わせて御覧ください。
まとめ
『こんな夜更けにバナナかよ』をご紹介させていただきました。
困難を乗り越えて生きるという意味を問う映画となっています。
ユニークで笑えるシーンも満載で、日本中が笑いと涙で包まれること
間違いありません!
障がいをもっていようと卑屈な姿勢を見せずに生きる鹿野靖明の生き様が
映画に凝縮されています。
公開は、2018年12月28日(金)
公開が楽しみで待ち遠しいです!
最後までありがとうございました。
ゆうすけ