映画『違国日記』が、2024年6月7日（金）に公開されます。

 

「心が救われる」と大きな反響を呼んだ累計発行部数180万部を突破した、

ヤマシタトモコの人気作品『違国日記』が待望の映画化。

 

この記事では、映画『違国日記』のあらすじや結末を原作コミックより

ネタバレ、またキャストと役どころについてもまとめました。

 

 

映画『違国日記』本予告《60秒》【2024年6月7日(金)公開】

 

 

違国日記(映画)のあらすじ

 

35歳の小説家・高代槙生は交通事故で亡くなった姉夫婦の葬式で、姉の娘

で15歳の朝が親戚たちの間でたらい回しにされているのを目の当たりにする。

 

そんな朝の姿を見過ごすことができず、槙生は姪の朝を勢いで引き取ることに。

 

こうしてほぼ面識のなかったふたりの同居生活が始まった。ところが槙生は

人見知りで片付けが苦手、一方の朝は、人懐っこく素直な性格、そんな全く

正反対と言っても良いふたりの生活は、当然のことながら戸惑いの連続で、

互いのことをなかなか理解することができなかった。

 

しかし何気ない日々に手間と時間をかけ生活を共にすることで、家族とも

異なるかけがえのない関係を築いていくのだった・・・。

 

 

 

違国日記(映画)の結末を原作漫画よりネタバレ

 

朝の母親・実里は、朝のために日記を遺してしました。その日記は朝が

成人したら渡すという約束だったので、槙生が大切に保管していました。

 

ところがある日、朝はその存在に気づいてしまいます。

母が亡くなってから1年が経ち、朝は「自分探し」に奔走していました。

 

同級生が音楽で活躍することに刺激を受け、彼女は自分の才能を見つける

ために歌詞を書き、槙生に見せた。

 

朝には親友の楢えみりがいて、えみりには誰にも言えない秘密がありました。

 

実は彼女は同性愛者で相思相愛の彼女がいましたが、今まで隠していたものの

親友の前で自分らしくいられないことに悩んでいて朝には伝えることが出来ず

伝えるべきなのか槙生に相談することにした。

 

ふたりが暮らし始めて1年と少し経った頃、槙生はスランプ中で小説が書けなく

なり苦悩していた。それでも書く手を止めなかった。

 

それを見ていた朝は「なぜ書く手を止めないのか」と槙生に尋ねた。

 

高校2年生の秋、朝は自身の進路について悩んでいました。やりたいことが

決まっていて、その夢に向かって努力をするえみりや千世や才能がある神田

と違って自分にはやりたいことが全く浮かびません。

 

どうすれば良いのか解らず悩む朝が、軽音部の演奏を槙生に見せると、

槙生は、自身の過去のことを話し始めます。

 

依然として悩んでいた朝に友人や先生は「何もない人なんていない」と優しい

言葉をかけた。

 

そんなある日、学校へ行く朝を見送った後、槙生はいつも通り仕事を始める。

しばらくすると醍醐が訪ねて来た。

 

理解し合えない親子について話していると、聞いていた槙生は愛について

ふと漏らす。

 

「大切だ」「愛らしい」と何かを伝えたいと感じるたびに疲弊してきた槙生は

「こんな気持ちになるはずじゃなかった」と後悔の涙を流す。

 

これまで大人へと成長していく朝との接し方に悩み、その距離感について

自問自答してきた槙生。帰宅した朝に自分の気持を伝えます。

 

ここにいたいだけいていい

わたしがいやになったら二度と戻ってこなくていいし、

何年も・・・なんなら一生わたしに連絡しなくて構わない

でもいつまでもここに戻ってきて暮らして構わないし

このまま一生ここにいても構わない

わたしはいつでも不機嫌だし、部屋は散らかっていて、

食事のメニューはつまらないけれど、

それでもあなたが幸せでいてくれればいい

って言うと幸せでいなきゃいけないみたいだね

ときどき不幸せでもいいよ

 

そんな槙生に朝は、クッションを槙生の顔面に叩きつけ、胸に飛び込み

「そんなの愛してるの一言でいいじゃん」と言うと「それは言葉が足りない」

と告げる。

 

こうしてふたりにはより深い絆が生まれた。

 

そして迎えた創業式の日。

移動中の電車内で、朝とえみりは槙生が執筆しているコラムを読んだ。

 

それには朝の門出を祝う、まるで詩のように謳われた槙生の言葉が綴られて

いました。

 

そして時が過ぎ、大人へと成長した朝とえみりが楽しそうに話していました。

 

 

 

違国日記(映画)のキャストと役どころ

 

 

役名	高代槙生
役どころ	極度の人見知りで不器用な小説家、両親を亡くした姪の朝を引き取ることになる
演者	新垣結衣
生年月日	1988年6月11日
出身地	沖縄県
出演作品	『BALLAD 名もなき恋のうた』『麒麟の翼 〜劇場版新参者〜』『トワイライト ささらさや』『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』『コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など

 

役名	田汲朝
役どころ	交通事故で両親を亡くした槙生の姪。槙生に引き取られ、同居生活を送ることに
演者	早瀬憩
生年月日	2007年6月6日
出身地
出演作品

 

役名	醍醐奈々
役どころ	槙生の友人
演者	夏帆
生年月日	1991年6月30日
出身地	東京都
出演作品	『劇場版 タイムスクープハンター-安土城 最後の1日-』『ピンクとグレー』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『東京ヴァンパイアホテル映画版』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』など

 

役名	笠町信吾
役どころ	槙生の元カレ
演者	瀬戸康史
生年月日	1988年5月18日
出身地	福岡県
出演作品	『わたしのハワイの歩きかた』『寝ても覚めても』『人間失格太宰治と3人の女たち』『事故物件 恐い間取り』『コンフィデンスマンJP -英雄編-』など

 

役名	楢えみり
役どころ	朝の親友
演者	小宮山莉渚
生年月日	2005年7月14日
出身地	宮城県
出演作品	『ヤクザと家族 The Family』『少女は卒業しない』など

 

 

役名	高代実里
役どころ	朝の母親で槙生の姉
演者	中村優子
生年月日	1975年1月7日
出身地	福井県
出演作品	『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』『九月の恋と出会うまで』『前科者』『ケイコ 目を澄ませて』『エゴイスト』『彼方のうた』など

 

 

役名	森本千世
役どころ	朝の同級生で秀才
演者	伊礼姫奈
生年月日	2006年2月7日
出身地	群馬県
出演作品	『まく子』『マイ・ブロークン・マリコ』『この小さな手』『シンデレラガール』『毒娘』など

 

役名	三森
役どころ	朝と同じ軽音楽部の女子
演者	滝澤エリカ
生年月日	2005年9月4日
出身地	東京都
出演作品	『ジオラマボーイ・パノラマガール』『ちひろさん』など

 

役名	塔野和成
役どころ	朝の後見人で槙生を監督する役目を持つ弁護士
演者	染谷将太
生年月日	1992年9月3日
出身地	東京都
出演作品	『泣き虫しょったんの奇跡』『サムライマラソン』『パラレルワールド・ラブストーリー』『初恋』『唐人街探偵 東京MISSION』『怪物の木こり』『陰陽師0』など

 

役名	高代京子
役どころ	槙生と実里の母で朝の祖母
演者	銀粉蝶
生年月日	1952年5月13日
出身地	栃木県
出演作品	『ねことじいちゃん』『哀愁しんでれら』『あのこは貴族』『大怪獣のあとしまつ』『生きててよかった』など

 

 

 

まとめ

年齢も性格も生きてきた環境も違うふたりが、かけがえのない関係へと

変わっていく様子をどのように演じ、観せてくれるのか興味深いところ。

 

槙生を新垣結衣、またオーディションで抜擢された新人・早瀬憩が朝役で

ダブル主演を務める。槙生の友人・醍醐を夏帆、元恋人・笠町を瀬戸康史、

朝の親友・楢えみりを小宮山莉渚が脇を固めるということで豪華俳優陣の

演技に注目です。

 

公開は、2024年6月7日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ