映画『ハピネス』が、2024年5月17日（金）に公開されます。

 

余命宣告を受け、残り少ない人生を命の限り輝かせようする少女とそんな

彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げるラブストーリー

を描いた作品。

 

この記事では、映画『ハピネス』のあらすじや結末を原作小説よりネタバレ、

またキャストと役どころについてもまとめました。

 

 

映画『ハピネス』本予告 ＜2024年5月17日（金）公開＞

 

 

ハピネス(映画)のあらすじ

 

高校生の国木田雪夫と山岸由茉は、美術部で知り合い、その後、交際する

ことになりました。

 

やがて雪夫と由茉は、いたって平凡でありながらも、とても満ち足りた日々を

送っていきますが、ある日、2人の日常は、突然、一変してしまう。

 

それはある日、由茉が雪夫に自分は後1週間で死んでしまう運命にあるのだと

告白したから。

 

雪夫は、あまりにも突然の由茉の告白に、言葉を素直に受け止めることが

できず、困惑してしまう。

 

一方で当事者の由茉は、雪夫とは異なり、自分の余命がごくわずかであること

を受け入れ、あまりにも短い人生を「多少のリスクを冒しても、楽しく毎日を過ご

したい」と考えていた。そして雪夫にも「普段どおりにしてほしい」と求めた。

 

そしてそんな由茉の願いを尊重することに決め、由茉の短い時間を共に過ご

していこうと決めた。

 

由茉は、自らの運命をちゃんと受け入れているものの、やりたいことが、

たくさんありました。

 

それはこれまでしたくてもできなかったファッションをしてみたり、日本一のカレー

を食べてみること、などだった。

 

雪夫と由茉は、とても短いながらも、充実した日々を共に過ごしていくことに

なるのだった・・・。

 

 

 

ハピネス(映画)の結末を原作小説よりネタバレ

 

死ぬまでにできることを雪夫と楽しむのですが、大阪旅行の後、雪夫の部屋に

泊まることに。

 

ところが部屋に着くなり、由茉はひどい発作を起こし、疲れ切ってそのまま

寝てしまうのだったが、翌朝、雪夫が目を覚ますと由茉は穏やかな顔で

死んでいました。

 

雪夫は、最後の日々を自分と過ごさなければ、もう少し生きられたはずだった

と母親の莉与に謝った。

 

ところが莉与は、雪夫に「羨ましくすら、思えるんです。最後の最後まで、大好き

な人の傍にいられたんですから。この世で一番大切な人に見守られて息を引き

取れたんですから」と後悔してしていないと慰めた。

 

雪夫は由茉が亡くなった事実に困惑しつつも、生きていたころ、彼女が死に

ついて、サマージャンボ宝くじで3千円があたるくらい、特別なことではない

と語っていたとおりだと思う。

 

そして由茉を生かしてくれなかった神様を恨みつつも彼女は天国にいると

信じるがために、神様がいることを肯定するのだった。

 

そしてこの苦しみは、自分が由茉を愛したからのものだと気づくのでした。

 

 

 

ハピネス(映画)のキャストと役どころ

 

役名	国木田雪夫
役どころ	山岸由茉と出会う男子高校生
演者	窪塚愛流
生年月日	2003年10月3日
出身地	神奈川県
出演作品	『泣き虫しょったんの奇跡』『麻希のいる世界』『少女は卒業しない』『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』など

 

役名	山岸由茉
役どころ	余命宣告1週間と受ける女子高校生
演者	蒔田彩珠
生年月日	2002年8月7日
出身地	神奈川県
出演作品	『万引き家族』『いちごの唄』『星の子』『#ハンド全力』『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』『クレイジークルーズ』『Pure Japanese』など

 

役名	国木田月子
役どころ	雪夫を心配している姉
演者	橋本愛
生年月日	1996年1月12日
出身地	熊本県
出演作品	『残穢 -住んではいけない部屋-』『ここは退屈迎えに来て』『オズランド 笑顔の魔法おしえます』『21世紀の女の子「愛はどこにも消えない」』『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』『ホリック xxxHOLiC』など

 

役名	山岸英生
役どころ	由茉の父親
演者	山崎まさよし
生年月日	1971年12月23日
出身地	滋賀県
出演作品	『Jam Films S「すべり台」』『僕らは静かに消えていく』『8月のクリスマス』『ザロングシーズンレビュー』『忌野清志郎ナニワサリバンショー〜感度サイコー!!〜』『影踏み』など

 

役名	山岸莉与
役どころ	由茉の母親
演者	吉田羊
生年月日	1974年2月3日
出身地	福岡県
出演作品	『七つの会議』『記憶にございません!』『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』『沈黙のパレード』『マイブロークンマリコ』『映画 イチケイのカラス』など

 

 

 

まとめ

ありきたりな設定ではあるものの、由茉の死が間近に迫る中、必死に生き

ようとする切なさ、そして彼女の夢をそばで支えようとする雪夫の健気な

姿に感動を覚える。

 

しかし由茉の両親の心境を考えると忍びない。ふたりの純粋な気持ちを

尊重した両親の行動に考えさせらる。

 

雪夫を演じた窪塚愛流、由茉を蒔田彩珠、脇を固めた橋本愛、山崎まさよし、

吉田羊と、若手からベテランまでと幅が広く、その演技に期待です。

 

公開は、2024年5月17日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ