映画『笑いのカイブツ』が、2024年1月5日（金）に公開されます。

 

「伝説のハガキ職人」として異名を持つツチヤタカユキの同名私小説を原作

に笑いにとり憑かれた男の純粋で激烈な半生を描いたヒューマンドラマ。

 

ということでこの記事では、映画『笑いのカイブツ』のあらすじや結末を

原作小説からネタバレ、またキャストと役どころについてもまとめました。

 

 

『笑いのカイブツ』90秒本予告

 

 

笑いのカイブツ(映画)のあらすじ

 

高校生のツチヤタカユキは『ケータイ大喜利』という視聴者が大喜利に参加

できる番組に夢中になります。

 

『ケータイ大喜利』とは、視聴者参加型の大喜利番組で出されたお題に対して

視聴者がボケを送信、審査員の評価が高かったものに段が与えられると

いうもの。

 

読まれたネタが「アンテナ3本」＝最高評価をもらえれば、初段、二段、三段と

昇格していき、その先に「レジェンド」の称号が与えられ殿堂入りできるという

システムだった。

 

そしてツチヤは、その番組でレジェンドとなり、お笑いのプロになりたいと

考え、番組にネタを投稿し続けましたが、全く採用されませんでした。

 

しかし21歳で死ぬと決め、それまではネタ作りに励むと決めた。

 

やがて21歳になったツチヤ。夢にまで見た『ケータイ大喜利』のレジェンド

になることに成功した。夢を叶えたにも関わらず、なぜか空虚さだけが残り、

その一方で死ぬ予定だったことだけは、忘れていた。

 

そして更に6年が経ちツチヤは、お笑いに憧れていたが、27歳にもなって、

無職でカネもなく、女もおらず、また死にたいと考えていくようになった。

 

ツチヤはお笑いの劇場作家へとなりますが、人間関係が苦手で辞めてしまう。

その後「ハガキ職人」となって、ネタを書いたハガキを送り続けます。

 

ネタが採用されるようになったものの、うれしさはなく、自分がカイブツに

見えてしまうのだった・・・。

 

 

 

笑いのカイブツ(映画)の結末を原作小説よりネタバレ

 

いよいよツチヤは、崖っぷちに追い込まれることに。

 

バイトの面接にも受からなくなってきたそんな日々の中、立川志の輔の

「浜野矩随」を聞いた時、真っ暗な人生に一筋の光が差し込まれた気持ち

になった。

 

全く作品が評価されず、自殺をしようとした腰元掘りの職人・浜野矩随が、

死ぬ気で作った最後の作品が世間に認められるというお噺。

 

最後にもう一度だけ光輝く1日をと、笑いに狂ってきた12年をぶつけ落語の

賞に応募することを決意する。

 

ところが結果は落選。

もうこれで終わりかと悲鳴をあげるカイブツ。

 

なんとか救いを求め、本を読んだり、テレビを観たり、お笑いを観ても、何を

観ても楽しくなく。絶望だけが存在していた。

 

そこで笑いのカイブツことや自身の存在理由について遺書に残そうと考えた。

ツチヤにとっては、このことが最後の使命のように思えた。

 

やがてツチヤは「絶望」が答えになるような大喜利をと考えていくのでした。

 

このようにして、ツチヤは、これまでとまったく変わらないひどい一日を

繰り返すこととなるのです。

 

 

 

笑いのカイブツ(映画)のキャストと役どころ

 

役名	ツチヤタカユキ
役どころ	笑いに取り憑かれた”伝説のハガキ職人”
演者	岡山天音
生年月日	1994年6月17日
出身地	東京都
出演作品	『空飛ぶタイヤ』『翔んで埼玉』『新聞記者』『引っ越し大名!』『青くて痛くて脆い』『ホテルローヤル』『キングダム2 遥かなる大地へ』『キングダム 運命の炎』『百花』『沈黙のパレード』『あの娘は知らない』『ある閉ざされた雪の山荘で』など

 

役名	おかん
役どころ	不器用な息子を心配しながらも信じ続けるツチヤの母親
演者	片岡礼子
生年月日	1971年12月20日
出身地	愛媛県
出演作品	『楽園』『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』『地獄少女』『ステップ』『科捜研の女 -劇場版-』『空白』『グッバイ・クルエル・ワールド』『＃ミトヤマネ』など

 

役名	ミカコ
役どころ	ツチヤが想いを寄せる女性
演者	松本穂香
生年月日	1997年2月5日
出身地	大阪府
出演作品	『あの頃、君を追いかけた』『チワワちゃん』『君は月夜に光り輝く』『君が世界のはじまり』『青くて痛くて脆い』『今夜世界からこの恋が消えても』『“それ”がいる森』など

 

役名	氏家
役どころ	お笑いコンビ・べーコンズが出演する人気ラジオ番組の構成作家
演者	前原滉
生年月日	1992年11月20日
出身地	宮城県
出演作品	『銀魂2 掟は破るためにこそある』『億男』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』『あなたの番です 劇場版』『岸辺露伴ルーヴルへ行く』など

 

役名	水木
役どころ	人気お笑いコンビ・べーコンズ
演者	板橋駿谷
生年月日	1984年7月1日
出身地	福島県
出演作品	『ギャングース』『宮本から君へ』『泣く子はいねぇが』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』『異動辞令は音楽隊!』など

 

役名	西寺
役どころ	ツチヤの才能を見出し、大阪から東京へと呼び寄せる人気お笑いコンビ・ベーコンズ
演者	仲野太賀
生年月日	1993年2月7日
出身地	東京都
出演作品	『50回目のファーストキス』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』『町田くんの世界』『タロウのバカ』『今日から俺は!!劇場版』『泣く子はいねぇが』『すばらしき世界』『あの頃。』『ONODA 一万夜を越えて』『ぜんぶ、僕のせい』『ある男』『愛にイナズマ』など

 

役名	ピンク
役どころ	大阪で出会い、全く異なる境遇ながらツチヤと意気投合するキーパーソン
演者	菅田将暉
生年月日	1993年2月21日
出身地	大阪府
出演作品	『銀魂2 掟は破るためにこそある』シリーズ、『火花』『生きてるだけで、愛。』『アルキメデスの大戦』『タロウのバカ』『糸』『浅田家！』『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』『CUBE 一度入ったら、最後』『百花』『銀河鉄道の父』『ミステリと言う勿れ』など

 

他、

淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平

 

 

 

まとめ

映画『笑いのカイブツ』は、実在する人物ツチヤタカユキを主人公にしていることで、

とても興味深く、説得力のある作品だと感じます。

 

お笑いに関心が深いという方であれば、きっと楽しめるに違いありません。

 

岡山天音をはじめ、片岡礼子、松本穂香、前田旺志郎、菅田将暉、仲野太賀

など豪華俳優陣の演技にも注目です。

 

公開は、2024年1月5日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ