映画『ほかげ』が、2023年11月25日（金）に公開されます。

 

一見しただけでは、イメージがつかないタイトルですが、終戦直後の闇市

を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたヒューマンドラマ。

 

ということでこの記事では、映画『ほかげ』のキャストと役どころ、また

あらすじや見どころについてもまとめました。

 

 

映画「ほかげ」予告編

 

 

ほかげ(映画)のキャストと役どころ

 

役名	居酒屋の女
役どころ	戦争で家族をなくし、焼け残った居酒屋で体を売って生きている女
演者	趣里
生年月日	1990年9月21日
出身地	東京都
出演作品	『勝手にふるえてろ』『生きてるだけで愛』『空白』『ホリック xxxHOLiC』『流浪の月』『もっと超越した所へ』『零落』『愛にイナズマ』など

 

 

 

役名	戦争孤児
役どころ	空襲で家族をなくし闇市で食べ物を盗んで暮らしている
演者	塚尾桜雅
生年月日	2015月4月8日
出身地
出演作品	『ラーゲリより愛を込めて』

 

 

 

役名	復員した若い兵士
役どころ	復員した若い兵士
演者	河野宏紀
生年月日	1996年1月22日
出身地	神奈川県
出演作品	『バレンタインシンドローム』『いいことでありますように』『スペシャルアクターズ』『透明人間☆田村透』『ファンファーレが鳴り響く』『由宇子の天秤』など

 

 

 

役名	片腕の動かない謎の男
役どころ	片腕の動かない謎の男
演者	森山未來
生年月日	1984年8月20日
出身地	兵庫県
出演作品	『サムライマラソン』『隠れビッチやってました』『オルジャスの白い馬』『アンダードッグ』『ボクたちはみんな大人になれなかった』『シン仮面ライダー』など

 

他、

利重剛、大森立嗣

 

 

ほかげ(映画)あらすじ

 

物語の舞台は、終戦後まだ荒廃している日本。

 

とあるところで火が燃えていて、その火が揺れるのに合わせながら、影が変化を

観せていました。そしてその影の中には、戦争を生き抜いた人たちが必死になり

生活していた。

 

そのたくさんの人々の中に、1人の女性がいました。その女性は、半分焼けた

状態の小さい居酒屋で、たった1人で生活していた。おまけにその女性はとても

不遇の身で、自身の体を売ることを斡旋されていた。

 

しかし戦争に対する絶望から逃げることがどうしてもできなくて、そのようにして

日々暮らさざるを得なかったのです。

 

その一方で、戦争を生き抜いた人たちの中には、まだ幼い子供もいた。

その子供は、空襲で愛する家族を全て失い戦争孤児となってしまった。

 

先の女性と同じように不遇な生い立ちであったその子供は、闇市で食べ物を

盗むことで、なんとか生きていた。

 

そんなある日、その女性と子供は、運命的な出会いを果たす。

 

それは戦争孤児である子供が、女が暮らしている居酒屋にその女の姿を

見かけたことで盗み目的で侵入したからだった。

 

それからというもの、その子供は、女の居酒屋に入り浸ることになった・・・。

 

 

 

ほかげ(映画)の見どころ

 

映画『ほかげ』は、『野火』『斬、』など、これまで暴力をテーマにした作品で

知られてきた塚本晋也監督作品で戦後の闇市を舞台に絶望感に打ちひし

がれながらも強く生きる人々を描いたヒューマンドラマ。

 

主演の趣里は、2023年下半期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で主演

することも決まっているため、一層注目は高まることでしょう。

 

終戦後80年が迫っている中、この時期だからこそ鑑賞する意義がある作品と

言えるのかもしれません。

 

終戦しても尚、未だ絶望感に打ちひしがれている人々をどのように描いている

のか？またその人達に明るい未来はあるのか？

 

戦争に打ちひしがれながらも生きているいる限りわずかな光を胸に強く生きる

女性や戦争孤児たちをどのように描き観せてくれるのか興味深いところ。

 

趣里をはじめ、塚尾桜雅、河野宏紀、利重剛、大森立嗣さ、森山未來といった

個性派揃いの俳優陣の演技に注目です。

 

 

 

まとめ

映画『ほかげ』は、戦争後の苦しい時代を生き抜いた人々が抱えていた苦しみ

を目の当たりにして現代を生きる我々がどのように感じ、何を考えるのか問い

かけてくる作品だと言える。

 

戦争を忘れかけている、また知らない現代の我々こそが、観るべき作品では

ないでしょうか。

 

公開は、2023年11月25日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ