シャイロックの子供たち(映画)のあらすじや結末ネタバレ!阿部サダヲ(西木)の最後も

 

映画『シャイロックの子供たち』が、2023年2月17日(金)に公開されます。

とある銀行の小さな支店で発生した、現金の紛失事件、銀行員の失踪事件

そして、その背景にある不正を描く群像劇。

 

ということでこの記事では、映画『シャイロックの子供たち』について原作小説

よりあらすじや結末のネタバレ、また阿部サダヲ演じる西木雅博の最後について

まとめました。

 

 

映画『シャイロックの子供たち』本予告【2023.2.17(金)公開】 

 

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映画『シャイロックの子供たち』のあらすじ

 

東京第一銀行長原支店の副支店長の古川は、大卒エリートたちを見返すべく、

支店長になろうと目論んでいた。ところが長原支店は融資や投資の成績が振る

わず悩みの種だった。

 

そんなある日、投信を売ることに反対した小山を古川が殴ってしまい、小山は

診断書を取り、刑事事件にしますが、古川は不起訴となり小山は銀行を辞めます。

 

そしてまた、行員のキャッシュボックスから現金100万円も紛失してしまい、

行員たちのロッカーや持ち物など調べたが、家が貧しく家計が苦しい北川愛理

のカバンから札束をまとめる帯封が見つかり疑われることに。

 

ところが突然現金が出てきて一件落着するものの、なんの説明もなく、愛理への

疑いは晴れることもなかった。

 

そしてそんな中、愛理の交際相手三木の元カノの半田麻紀が愛理を陥れるため、

愛理ののカバンに帯封を入れたことが判明。

 

愛理のことを信じていた上司の西木がおもちゃの指紋採取セットで帯封から指紋を

取り犯人を見つけられると言うとあっさりと白状したのだった。

 

しかし実際には、紛失した100万円は見つかっておらず、事件を公にしたくない

支店長たちが金を集めて補填したものだった。

 

もちろん麻紀も100万万円の行方は知りません。麻紀が愛理を陥れるために現金を

盗んでいれば、そのまま愛理のカバンに入れればいいことです。

 

現金を盗んだ犯人を見つけるべく、西木は、指紋を取り続けました。そしてある

指紋を発見したことで驚愕することになる。

 

そして西木は、そのまま行方不明になってしまう。銀行に嫌気がさして行方を

くらましたのかとも考えられました。

 

しかし西木には、妻も子供もいたため、突然失踪するものなのかと、銀行内では

疑問視する声も絶えません。そんな西木の代わりに、仕方なく竹本が仕事を引き

継ぐことになった。

 

西木は出世を諦めていますが、部下たちからの評価は低くなく、もしかすると

西木は何らかの事件に巻き込まれてしまったのではないかと心配された。

 

 

 

映画『シャイロックの子供たち』の原作小説より結末ネタバレ

 

やがて西木のロッカーに紛失した100万の帯封など、いろんなものが保管されて

いたことが判明。そうした保管物は、持ち主たちがみんな紛失したと思っていた。

 

そして引き出しの奥から指紋キットが出てきて、西木はみんなの指紋を集めていた

と判明したのだった。

 

竹本は、近くに犯人がいて、西木は殺されたのではないかと考えた。

その後、竹本は広島への人事異動により支店から去って行った。

 

そして長原支店に新たに赴任した検査部の黒田は、紛失した100万を支店長たちが

補填したことを見抜きますが、実は彼自身にも過去に知られたくないことがあった。

 

そこで九条が、黒田の弱みを握ってもみ消すよう頼み、紛失の件はうやむやにされた

のです。

 

融資課新人の田端は、銀行にすっかり失望してしまい、転職活動を続けていた。

そんなある日、融資課のエース滝野の代わりに、江島工業に書類を届けることに。

 

ところが江島工業があるはずの場所は古いアパートの一室で、その中には人の気配

もなく、田端は不審に思いつつも滝野から、社屋の再建までのことだと説明された。

 

しかしその後、田端は、西木が滝野の個人口座を調べていたことを知りました。

そして田端と北川は、滝野の架空融資疑惑を考えた。

 

結局、田端は、滝野と石本の癒着を考え、実際、滝野は赤坂支店で石本から謝礼

をもらっていて、これがその後、面倒なことに発展していくことになる。

 

 

 

映画『シャイロックの子供たち』西木(阿部サダヲ)の最後

 

石本の協力のおかげで滝野は出世していました。ところが石本の会社が焦げ付

きだし、これが発端となって、滝野は銀行の100万円を盗んだのです。

 

しかし西木にこれを知られてしまい、滝野が石本に報告したところ、西木を殺す

ことになったと言われました。

 

おどろく滝野だったが、結局、西木がどうなったのかは分からずじまいです。

また石本も現在逃走中。

 

西木の家族と面識があった河野晴子は、滝野と石本の関係を示す資料を赤坂支店

に引き取りに行きました。

 

そして河野は、西木と石本がつながっていたこと、石本が滝野を利用していたこと、

架空融資に西本が見破ったことを知ったのだった。

 

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映画『シャイロックの子供たち』の見どころ

 

映画『シャイロックの子供たち』は、池井戸潤の同名小説が原作。本木克英監督

作品。

 

池井戸潤は、金融をテーマにした小説の書き手として有名。『半沢直樹』や

『下町ロケット』など、実写化された池井戸潤作品は枚挙にいとまがありません。

 

本木克英監督は、これまでに池井戸潤原作の映画『空飛ぶタイヤ』などを手掛けた。

現金の紛失事件、銀行員の失踪事件、不正。とても魅力的な展開です。しかし

映画版ということで、小説版との間に、いったいどのような違いがあるのかなど、

楽しみは尽きません。

 

原作小説もさることながら、豪華俳優陣によりさらにパワーアップした感のある

映画『シャイロックの子供たち』は、見どころ満載です。

 

 

 

まとめ

ということでこの記事では、映画『シャイロックの子供たち』の原作小説の

あらすじや結末ネタバレ、阿部サダヲ演じる西木雅博の最後についてまとめ

ました。

 

池井戸潤作品の中でも、かなり熱量が感じられる作品とい言えるのではないで

しょうか。

 

阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、佐々木蔵之介、杉本哲太、佐藤隆太

柄本明、橋爪功など豪華俳優陣の演技にも注目です。

 

公開は、2023年2月17日(金)

見逃すわけには行きませんね。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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