ホリック(映画)のタイトルの意味とは?クランプ(CLAMP)の意図やメッセージを考察

 

映画『ホリック xxxHOLiC』が、2022年4月29日(金・祝)に公開されます。

 

累計発行部数1,400万部を超えるクランプ(CLAMP)の伝説的大ヒットを誇る

コミック『xxxHOLiC』が原作。そして刊行当時から原作のファンで約10年に

わたり構想を温めできたという蜷川実花が監督を務めた。

 

そして本作では、この一風変わったタイトルにも興味を惹かれるところ。

 

ということで、そんな映画『ホリック xxxHOLiC』のタイトルの意味、またクランプ

(CLAMP)がタイトルに込めた意図やメッセージについてもまとめました。

 

 

映画『ホリック xxxHOLiC』60秒本予告 4月29日(金・祝)全国公開!

 

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ホリック(映画)のタイトルの意味とは?

 

映画『ホリック xxxHOLiC』は、このかなり特徴的なタイトルにまず目がいきます。

この「ホリック」というタイトルには、いったいどのような意味があるのか?

 

おそらく多くの方は「ワークホリック」という言葉を目にしたことがあるかと思います。

この「ワークホリック」とは「仕事中毒」、つまり中毒になってしまうくらい仕事に

のめり込んでいる様子を表します。

 

workaholic・・・仕事人間

alcoholic・・・アルコール中毒

 

そのため「ホリック」というタイトルには、「中毒」という意味がありました。

似たような言葉としては、「依存」「アディクション」などが挙げられます。

使い方としては、「〇〇中毒」という形で用いられます。

 

鑑賞される方においては、このことを意識して鑑賞すれば、より物語の世界に

没入することが出来るかもしれません。

 

 

 

クランプ(CLAMP)の意図やメッセージを考察

 

映画『ホリック xxxHOLiC』は、人の心の闇に取り憑く「アヤカシ」が視える高校生

四月一(わたぬき)と対価さえ払えばどんな願いも叶えるという不思議な店を営む

妖しく美しい女主人侑子や仲間たちとの日常を描いた作品。

 

さてそんな映画『ホリック xxxHOLiC』の原作コミック『XXXHOLiC』に対する

作者のクランプ(CLAMP)のタイトルに込めた意図やメッセージとは?

 

先述の通り「ホリック」というタイトルには「中毒」という意味がありました。

 

一方「xxx」は、なにかを意味するさいに使われる表現で、上記で述べたように

不特定なあらゆる言葉が入ります。アルコールや仕事といった言葉。

 

なお原作コミック『xxxHOLiC』では、何かに依存(中毒)した人達が登場します。

そのためこの『ホリック xxxHOLiC』というタイトルに対し、クランプ(CLAMP)は

「何らかの中毒や依存」を意図し、そんな依存症の人たちと出会う物語を意味する

タイトルだと考えられれる。

 

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ホリック(映画)のクランプ(CLAMP)とは?

 

原作コミック『XXXHOLiC』の作者であるクランプ(CLAMP)とは、どのような人物

なのでしょうか?

 

実は、クランプ(CLAMP)とはいち個人ではなく、4人の漫画家からなるグループ

でした。藤子F不二雄さんと藤子不二雄Aさんからなる「藤子不二雄」のように、

漫画家のコンビは見かけます。

 

しかし、クランプ(CLAMP)のように、4人もメンバーがいる漫画家グループとなると、

かなりレアであると言える。

 

クランプ(CLAMP)は、大川七瀬いがらし寒月猫井椿もこなからなる漫画家で

構成され、同人グループとして執筆活動をスタートさせ、1989年に『聖伝-RG VEDA-』

でデビューしています。

 

これまでの作品は『東京BABYLON』『CLAMP学園探偵団』『X』『魔法騎士レイアース』

『カードキャプターさくら』『XXXHOLiC』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』などが

あります。

 

なお、クランプ(CLAMP)というグループのネーミングについても興味深いところ。

 

メンバーたちは、まだ高校生の頃から活動していて、大川七瀬と秋山たまよが

うしろ指さされ組、もこなと猫井椿といがらし寒月がZぷろじぇくとに所属して

いました。

 

その後、うしろ指さされ組とZぷろじぇくとがいっしょになって、クランプ(CLAMP)に。

なお、秋山たまよさんは、後にクランプ(CLAMP)を脱退していました。

 

そんな中、同人誌販売イベントに高河ゆんがやって来たため、高河ゆんの「CLUB/Y」

の横にするために、辞書で調べた結果「CLAMP」というネーミングになったとのこと。

 

 

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まとめ

「ホリック」というタイトルの意味も、クランプ(CLAMP)のタイトルに込めた意図

やメッセージ、そしてクランプ(CLAMP)そのものについても、それぞれ興味深いもの

でした。

 

公開は、2022年4月29日(金・祝)

ホリックの世界観を蜷川実花監督がどのように描いているのかも気になるところ。

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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