選ばなかったみち(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『選ばなかったみち』が、2022年2月25日(金)に公開されます。
もしもあの時、あの日、歩んでいたかもしれないもう一つの人生を冒険する。
認知症の父親とその娘を描いた感動のヒューマンドラマ。
ということでそ映画『選ばなかったみち』のキャストや役どころ。またあらすじ
や見どころについてもまとめました。
映画『選ばなかったみち』本予告/2月25日(金)公開
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選ばなかったみち(映画)のキャストと役どころ
レオ(ハビエル・バルデム)
役名 | レオ |
役どころ | モリーの父親、認知症を患っている作家 |
演者 | ハビエル・バルデム |
生年月日 | 1969年3月1日 |
出身地 | スペイン |
出演作品 | 『ノーカントリー』『それでも恋するバルセロナ』『BIUTIFUL ビューティフル』『007 スカイフォール』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『DUNE/デューン 砂の惑星』など |
モリー(エル・ファニング)
役名 | モリー |
役どころ | レオの娘で、認知症の父親レオを世話している |
演者 | エル・ファニング |
生年月日 | 1998年4月9日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『最高に素晴らしいこと』『トランボハリウッドに最も嫌われた男』『ネオン・デーモン』『20センチュリー・ウーマン』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』『ティーンスピリット』『マレフィセント2』『ガルヴェストン』など |
ドロレス(サルマ・ハエック)
役名 | ドロレス |
役どころ | 初恋の女性 |
演者 | サルマ・ハエック |
生年月日 | 1966年9月2日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『デスペラード』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『フリーダ』『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』『エターナルズ』『ハウス・オブ・グッチ』など |
リタ(ローラ・リニー)
役名 | リタ |
役どころ | レオの元妻でモリーの母親 |
演者 | ローラ・リニー |
生年月日 | 1964年2月5日 |
出身地 | アメリカ |
出演作品 | 『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』『愛についてのキンゼイ・レポート』『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』『冷たい晩餐』『フォーリング 50年間の想い出』『ハドソン川の奇跡』など |
選ばなかったみち(映画)のあらすじ
ニューヨークに住むメキシコ移民の作家レオは認知症を患い、娘モリーやヘルパー
の手を借りなければ生活ができない状態になっていた。さらに娘やヘルパーと意志
の疎通もままならない状態になってしまっていた。
ある朝、モリーは父親レオを病院に連れて行くためにアパートを訪れる。
しかしレオは娘が自分の隣にいるにもかかわらず、初恋の女性と出会ったメキシコ
や作家生活に行き詰まった時に独りで旅をしたギリシャへと心の旅を繰り広げて
いくのであった・・・。
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選ばなかったみち(映画)の見どころ
映画『選ばなかったみち』は、認知症になってしまっている父親とその介護に奔走
する娘を描いていくヒューマンドラマ。
とはいえ、よくある介護ものとは異なり、父親が心の中で繰り広げていく旅と
そんな父親を現実に介護していく娘の苦労を、それぞれ描いていくという、
かなり実験的な作品でもある。
そんな映画『選ばなかったみち』は『オルランド』『タンゴ・レッスン』『耳に残る
は君の歌声』『愛をつづる詩』『ジンジャーの朝〜さよなら、わたしが愛した世界』
のサリー・ポッターが監督を務めた。またベルリン国際映画祭コンペティション部門
に出品されたという力作。
ちなみにサリー・ポッター監督は、自らの弟を介護した体験があり、このことを
モチーフに本作品を監督し、脚本も担当しています。このエピソードから本作は
ただの絵空事ではなく、真に迫ったドラマであることが期待される。
見どころは作家レオが繰り広げる心の旅。認知症により意志の疎通がままならない
状態になったレオが初恋の女性に出会ったメキシコや作家生活に行き詰まった時に
独りで旅をしたギリシャへと心の旅をする。
どのように初恋の女性に出会うのか、独り旅をしたギリシャで何をして過ごして
いたのか、作家が想像する世界に映画を見る者を連れていくことに期待が膨らむ。
ギリシャの美しい海、メキシコの荒野や灯火といった幻想的で臨場感ある映像も
見逃せない。
人は人生の中でいくつもの選択をしていることを気付かせる点も見どころ。
もしも初恋の人と結婚していたら別の人生があったかもしれない。ギリシャで独り旅
をしていなかったら、また別の人生があったかもしれない。別の選択をしていたこと
で歩んでいたかもしれないもう一つの道を想像していくことができる。
メキシコ移民の作家レオを演じているのはハビエル・バルデム。スペイン出身で
2007年の映画『ノーカントリー』では非道な殺し屋を演じアカデミー助演男優賞
を受賞した。
2012年の映画『007 スカイフォール』ではMI6に復讐を企てる冷酷なサイバー
テロリストを演じ、イギリス人女優ジュディ・デンチに堂々たる演技を見せた。
作家レオの娘モリーを演じているのはエル・ファニング。トニー・スコット監督の
映画『デジャヴ』やデビッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン数奇な
人生』、実話を基にした『幸せへのキセキ』、ファンタジー映画『マレフィセント』
と続編『マレフィセント2』、青春ドラマ『20センチュリー・ウーマン』スリリング
なサスペンス『ガルヴェストン』など異なるジャンルの作品に出演し、今後の活躍
も楽しみな女優のひとり。ちなみに姉はダコタ・ファニングで仲良し姉妹として有名。
ハビエル・バルデムとエル・ファニングの他にも『エターナルズ』のサルマ・ハエック
やクリント・イーストウッド監督の『ハドソン川の奇跡』や『ミスティック・リバー』
『目撃』に出演したローラ・リニーが脇を固めている。
主人公レオを演じるハビエル・バルデムと娘モリーを演じるエル・ファニングと
どのように関わっていくのか見逃せない。
まとめ
タイトルでもある「選ばなかったみち」あの日あの時あの瞬間、もしもう一つの道を
歩んでいたらどうなっていたのか?記憶が薄れていく認知症の父親と娘が繰り
広げる感動作。
レオやモリーの姿から、何かと考えさせられることが多いと言える。誰もが一度は
考えたことのあるもう一つの人生の選択に着目したところが興味深い。
公開は、2022年2月25日。
見逃せませんね。
最後までありがとうございました。
ゆうすけ