映画『カオス・ウォーキング』が、2021年11月12日（金）に公開されます。

 

ジャンル的には、近未来を舞台にしたSFサスペンス。とは言え、ただのSFサスペンス

というわけではありません。昨今の現実社会の世相に通じるような、なんとも意味深

な内容だったからです。

 

ということで映画『カオス・ウォーキング』のあらすじネタバレやトム・ホランド

演じる主人公トッド・ヒューイットの最後についてもまとめました。

 

 

11/12公開『カオス・ウォーキング』予告篇

 

 

カオスウォーキング(映画)のあらすじネタバレ

 

物語の舞台は、西暦2257年、汚染された地球を旅立った人類がたどり着いた新天地

（新世界）。

 

ところがこの星は、未知の感染症で世界中の女性が死に絶え、生き残ったのは、男性

とプレンティスタウンという町だけだった。

 

そしてその感染症が原因で男たちの頭の中の考えや心の中の想いが「ノイズ」

としてさらけ出せれるという現象が発生してしまう世界になっていた。

 

このことにより人間はもとより動物に至るまで、心の中で考えていること全部

分かるようになっていた。 

 

この星で生まれた13歳になる1ヶ月前の青年トッド・ヒューイットは、こうしたことを

養父母のベン・ムーアとキリアン・ボイドによって教えられていた。

また彼の両親は、彼が幼い頃に亡くなっている。

 

ところがそんなある日トッドは、偶然にも亡くなった母親の遺品から近くの沼地に

ノイズが起こらない場所があることを知ります。そしてこのことをトッドがベンに

教えると「今すぐ町から逃げるように」と言われた。

 

そんな中、言われるままに町を出たトッドは、地球からやって来た宇宙船が墜落し、

独りの生存者、ヴァイオラ・イードという女性と出会い、ひと目で気に入り恋に

落ちた。

 

2人はプレンティスタウンの町長デヴィッド・プレンティスが差し向けた追っ手に命を

狙われることになりますが、母親が持っていた地図に記された「ヘイブン」という町に

向かい辛うじてその刺客から逃れることができました。

 

やがてトッドとヴァイオラは、隠された世界の恐るべき真実を目の当たりにすることに

なるのだったが・・・。

 

 

ところで『ノイズ』とは？

ノイズとは、新世界に住む男性や動物が罹る病気のこと。

 

映画の中では、動いているときは人の頭の周りに白い煙のように見え、じっと

止まっているときは頭の周りに白い霧のように見えている。また黒いノイズも

存在している。

 

プレンティスタウンの男たちは、町の女たちにノイズがないことを不審に思っていた。

その頃、女たちは何か恐ろしいことが起こるに違いないと感じていて、沼地を通り、

逃走を図るが、その多くはプレンティス町長に捕まり、殺されてしまった。

 

また物語の舞台でもある新世界は、森や川、湖や山に囲まれた惑星で

プレンティスタウンのある沼地も存在する。また軌道上に2つの月がある。

 

 

 

カオスウォーキング(映画)の見どころ

 

映画『カオス・ウォーキング』は、かなり変わった世界観で驚愕の真実が隠された

作品です。そんな映画『カオス・ウォーキング』は、『人という怪物』によって、

カーネギー賞を受賞するなど注目のパトリック・ネスの小説『心のナイフ』が原作

で映画『ボーン・アイデンティティー』などのダグ・リーマン監督作品。

 

そして主人公のトッド・ヒューイット役を映画『スパイダーマン:ホームカミング』

のピーター・パーカー/スパイダーマン役のトム・ホランド。もう1人の主人公

ヴァイオラ・イード役を映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の

レイ役だったデイジー・リドリーが務めた。

 

他にはデヴィッド・プレンティス役をマッツ・ミケルセン、デヴィッド・プレンティス

・Jr役をニック・ジョナス、ウィルフ役がオスカル・ハナエダ、アーロン役をデヴィッド

・オイェロウォ、ベン・ムーア役がデミアン・ビチル、キリアン・ボイド役をカート・

サッター、ヒルディ役がシンシア・エリヴォが脇を固める。

 

独特な世界観をどのように演じ魅せてくれるのか？彼らの演技に注目です。

またなぜ男だけに『ノイズ』に罹り、女は死に絶えたのか、そして地球から来た女は

なんのためなのか？などきになるところや見どころ満載です。

 

 

 

カオスウォーキング(映画)トッド(トム・ホランド)の最後

 

それでは主人公のトッド（トム・ホランド）は、最終的にどうなるのでしょうか。

 

ヴァイオラとトッドは最初のコロニー船の廃墟にたどり着きます。そして中に入り、

コロニー船に信号を送ろうとする。しかしアンテナが破損していたため、トッドが

修理に向かう。

 

やがてプレンティスたちが到着した。

しかしプレンティスがベンを人質にしてたのでトッドは投降することに。

 

アーロンはヴァイオラを殺そうとするが、ヴァイオラは自分のガジェットで彼を

殺してしまう。

 

トッドが現れ、プレンティスはベンを撃つ。トッドはプレンティスの元へ。

そしてプレンティスが見ていないすきにナイフを渡した。

 

トッドはプレンティスと戦おうとするが、プレンティスは自分の幻影を使いトッドの

気を逸し、トッドに殴りかかる。トッドは自分の母親やあらゆる女性の幻影を使い、

プレンティスを臆病者と叫ぶ。

 

ヴァイオラはプレンティスを攻撃、プレンティスは落下して死んだようだった。

 

コロニー船が現れ、デイヴィーとプレンティスタウンに残った男たちは逃げ出す。

その時、トッドは怪我により気を失ってしまう。

 

植民地の船で目を覚ましたトッド。ヴァイオラと共に他の植民地の人々と会う準備

をする。

 

トッドはヴァイオラにキスをしようとするが、ヴァイオラは微笑み歩き続けるのだった。

 

 

 

まとめ

映画『カオス・ウォーキング』は、これまでにあまりない独特な世界観を放ち、

新感覚のSF映画で興味を深いところ。

 

またトム・ホランドやデイジー・リドリーの演技も気になるところで見逃せない作品

の一つと言えるでしょう。

 

公開は、2021年11月12日（金）

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ