護られなかった者たちへ(映画)のあらすじや結末をネタバレ!犯人と事件の真相についても

 

映画『護られなかった者たちへ』が、2021年10月1日(金)に公開されます。

 

東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま放置され餓死させられる

という連続殺人事件を巡り、日本の生活保護制度の欠陥に迫る中山七里の同名

ミステリー小説が原作。

 

そんな映画『護られなかった者たちへ』のあらすじや結末、また犯人と事件の真相

についてもまとめました。

 

 

映画『護られなかった者たちへ』本予告(60秒)

 

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護られなかった者たちへ(映画)のあらすじ

 

あの、日本中にきわめておおきな影響を与えた東日本大震災から9年の歳月が

経ちました。そんな中、被災地である宮城県において、連続殺人事件が発生する。

 

それは被害者が全身を縛られたうえ、放置され餓死させられるという、あまりにも

その手口が醜悪で残忍なものだった。

 

しかも連続殺人事件の被害者は、どういうわけなのか誰もが慕う人格者たちばかり。

 

この連続殺人事件を捜査していった宮城県警の刑事・笘篠誠一郎は、それぞれの

事件において、とある共通点を発見することになる。

 

やがて連続殺人事件の容疑者として、利根泰久という男が浮上した。

 

利根泰久は放火や傷害といった凶悪事件を起こしていたものの、知人を助ける

ために犯したことで、すでに刑務所も出所し社会復帰も果たしている元模範囚

だった。

 

また利根泰久が犯人だという物証が出てこない中、さらに新たな事件が発生してしまう。

 

 

 

護られなかった者たちへ(映画)の見どころ

 

映画『護られなかった者たちへ』は、このように不条理な連続殺人事件を巡り、

日本の生活保護制度の欠陥に迫る社会派ミステリー。

 

はたして容疑者の利根泰久は本当に犯人なのか、それとも別に犯人が存在する

のか、興味深いところ。

 

そんな映画『護られなかった者たちへ』は、『8年越しの花嫁奇跡の実話』『友罪』

『菊とギロチン』『楽園』『糸』などの瀬々敬久が監督を務めた。

 

原作は『さよならドビュッシー』『ドクター・デスの遺産』など数多くの人気

ミステリー小説を発表してきた中山七里。

 

そしてキャストには、主人公の利根泰久には佐藤健、笘篠誠一郎に阿部寛、円山

幹子に清原果耶、蓮田智彦には林遣都、上崎岳大に吉岡秀隆、遠島けいには

倍賞美津子が顔を揃えた。

 

話題の小説を原作に人物描写には定評の監督、そして豪華俳優陣、スタッフで

見どころ満載です。

 

 

 

護られなかった者たちへ(映画)の結末

 

それでは、気になる映画『護られなかった者たちへ』の原作小説の結末です。

 

三雲忠勝と城之内猛留が殺された連続殺人事件の背景には、遠島けいという女性

の存在がありました。

 

遠島けいは生活困窮者で、利根泰久の勧めで福祉保健事務所に生活保護を申請

する。ところが福祉保健事務所で働いていた被害者らによって生活保護の申請を

却下されていた。

 

利根泰久は福祉保健事務所に抗議するものの無駄に終わる。

その結果、遠島けいは餓死してしまう。

 

これに激怒した利根泰久は、福祉保健事務所に押し掛け、被害者を暴行し、

放火してしまった。

 

やがて利根泰久は、連続殺人事件の容疑者として捕まりますが、一連の連続殺人

事件の犯人は、彼ではありませんでした。

 

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護られなかった者たちへ(映画)の犯人と事件の真相

 

映画『護られなかった者たちへ』の原作小説の犯人と事件の真相は、それぞれ、

どうなっていたのでしょうか。

 

連続殺人事件の犯人は、利根泰久ではなく彼が気にかけていた円山菅生でした。

 

三雲忠勝と城之内猛留が福祉保健事務所で勤務していたころ、円山菅生は三雲

忠勝の部下で、遠島けいを慕っていたのです。そのため遠島けいの復讐で連続

殺人事件を起こしていた。

 

そして3人目の被害者になりかけていた、三雲忠勝と城之内猛留の元上司だった

上崎岳大を拘束していたところ、円山菅生は逮捕されたのです。

 

なお犯人の円山菅生は、映画『護られなかった者たちへ』の円山幹子ではないか

とみられます。

 

 

 

まとめ

映画『護られなかった者たちへ』の原作小説は、連続殺人事件の内容が異様だった

のが印象的でしたが、このようなオチだったとは意外でした。

 

映画『護られなかった者たちへ』は、どのように描かれているのか興味深いところ。

 

公開は、2021年10月1日(金)

 

最後までありがとうございました。

ゆうすけ

 




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