ミナマタ(映画)のキャストと役どころ!あらすじや見どころについても
映画『ミナマタ』が、2021年9月23日(木)に公開されます。
タイトルからも想像がつくでしょうが、水俣病をテーマにした作品です。
とはいえ邦画ではなく、洋画ということで、また新たな視点で水俣病を知ることが
できるものと考えられます。
ということでこの記事では、映画『ミナマタ』のキャストや役どころ、また
あらすじや見どころについてもまとめました。
9月23日(木・祝)公開『MINAMATAーミナマター』/本予告
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ミナマタ(映画)のキャストと役どころ
ユージン・スミス(ジョニー・デップ)
役名 | ユージン・スミス |
役どころ | 過去に功績を評価されながらも心に傷を抱え、酒に溺れるというすさんだ生活を送る写真家 |
演者 | ジョニー・デップ |
生年月日 | 1963年6月9日(58歳) |
出身地 | アメリカ・ケンタッキー州 |
出演作品 | 『シザーハンズ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』『ブラック・スキャンダル』『ニック・オブ・タイム』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』など |
ヤマザキ・ミツオ(真田広之)
役名 | ヤマザキ・ミツオ |
役どころ | チッソに補償を求める活動を行うリーダー |
演者 | 真田広之 |
生年月日 | 1960年10月12日(60歳) |
出身地 | 東京都 |
出演作品 | 『リング』『たそがれ清兵衛』『亡国のイージス』『ラスト サムライ』『47RONIN』『モータルコンバット』『アーミー・オブ・ザ・デッド』など |
マツムラ・タツオ (浅野忠信)
役名 | マツムラ・タツオ |
役どころ | 水俣病に冒され生まれつき目が見えず、話すこともできない娘の父親 |
演者 | 浅野忠信 |
生年月日 | 1973年11月27日(48歳) |
出身地 | 神奈川県 |
出演作品 | 『日本独立』『ある船頭の話』『寄生獣』『マイティ・ソー』『47RONIN』『モンゴル』『モータルコンバット』『唐人街探偵 東京MISSION』『ミッドウェイ』など |
キヨシ(加瀬亮)
役名 | キヨシ |
役どころ | チッソに補償を求める中心メンバーの1人 |
演者 | 加瀬亮 |
生年月日 | 1974年11月9日(46歳) |
出身地 | 神奈川県 |
出演作品 | 『旅のおわり世界のはじまり』『鈴木家の嘘』『硫黄島からの手紙』『3月のライオン』『劇場版 SPEC』シリーズ『アウトレイジ』シリーズなど |
ロバート・ヘイズ(ビル・ナイ)
役名 | ロバート・ヘイズ |
役どころ | 雑誌『LIFE』編集長 |
演者 | ビル・ナイ |
生年月日 | 1949年12月12日(71歳) |
出身地 | イギリス |
出演作品 | 『アンダーワールド』シリーズ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『ナターシャの歌に』『マリーゴールド・ホテル』シリーズ『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』『名探偵ピカチュウ』など |
アイリーン・美緒子・スミス(美波)
役名 | アイリーン・美緒子・スミス |
役どころ | 写真家ユージン・スミスの妻で、水俣病問題を取材する夫と行動を共にする |
演者 | 美波 |
生年月日 | 1986年9月22日(34歳) |
出身地 | 東京都 |
出演作品 | 『富江 REVENGE』『さくらん』『乱暴と待機』『ユモレスク~逆さまの蝶~』『大人ドロップ』『ばるぼら』など |
ノジマ・ジュンイチ(國村隼)
役名 | ノジマ・ジュンイチ |
役どころ | チッソの社長 |
演者 | 國村隼 |
生年月日 | 1955年11月16日(65歳) |
出身地 | 熊本県 |
出演作品 | 『半落ち』『アウトレイジ』『シン・ゴジラ』『海賊とよばれた男』『キル・ビル Vol.1』『パンク侍、斬られて候』『寄生獣』シリーズ、『樹海村』『タロウのバカ』『アルキメデスの大戦』『ミッドウェイ』『影裏』『ステップ』『騙し絵の牙』『ゾッキ』『太陽の子』など |
マツムラ・マサコ (岩瀬晶子)
役名 | マツムラ・マサコ |
役どころ | 水俣病に冒され、生まれつき目が見えずに話すこともできない娘を持つ母親でタツオの妻 |
演者 | 岩瀬晶子 |
生年月日 | 9月15日 |
出身地 | 栃木県 |
出演作品 | 『JUKAI-樹海-』『下校するにはまだ早い』『燦々ーさんさんー』『二宮金次郎』『アースクエイクバード』など |
ミナマタ(映画)のあらすじ
1971年、アメリカ・ニューヨーク。
ユージン・スミスはアメリカを代表する写真家の1人として称えられていたが、
今では酒に溺れるというすさんだ生活をしていた。
そんな中、アイリーンと名乗る女性からある依頼を受ける。
日本の熊本県水俣市にあるチッソという工場が海に有害物質を垂れ流し、それにより
苦しむ人たちを写真に写して欲しいというもの。
水銀によって歩くことも話すこともできない子供たち、工場への激しい抗議運動、
その運動を力で抑えつけようとする工場側といった驚くべき光景を目にしながらも
ユージンは冷静にカメラのシャッターを押していく。
しかし、あることをきっかけにユージン自身も危険な反撃に遭うのだった。
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ミナマタ(映画)の見どころ
四日市ぜんそく、阿賀野川水銀中毒、イタイイタイ病と共に日本四大公害病の1つ
である水俣病は今もなお救済や補償をめぐる問題が続いている。
映画の見どころは急速な経済発展の裏側で起きた公害が罪のない人々を蝕む
惨状を写真に撮り続けていく写真家ユージン・スミスの日々。
報道写真家として評価されながらも心に傷を抱えている写真家が妻と共に熊本県
水俣市を訪れ、水俣病の惨状を取材していく姿は観る者を圧倒するだろう。
激しい暴行を受けて血だらけになりながらも、真実を伝えるためにカメラを手に取る
姿はまさに写真家ユージン・スミスその人とそのものと言える。
暴行を受けながらも写真を取り続ける理由は何なのか?
ユージン・スミスを突き動かすものは何であるのか?
を映画を通して知ることになるだろう。
鬼気迫るユージン・スミスをどのように演じるのか、ジョニー・デップの演技に注目。
映画『ブラック・スキャンダル』では実在のギャングを演じ、その鬼気迫る演技には
鳥肌が立つほどだった。
一方、映画『ネバーランド』では夢見る心を持ち続ける実在の劇作家を演じるために
スコットランド訛りを習得し、優しく紳士的な言動はまさに劇作家そのものであった。
急速な経済発展の裏側で起きていた公害の惨状に目を向けさせ、映画を見る人々が
環境問題に対して何をするべきなのか、国と企業はその問題にどのように対応していく
べきなのかを強く問い掛けるに違いない。
また、映画『ミナマタ』は写真家ユージン・スミスの再生の物語としても見ることが
できるだろう。
かつては報道写真家として高い評価を得ながらも、荒んだ生活を送るスミスが水俣病の
惨状を写真を通し、希望の光を見出し、自身も生まれ変わっていく姿を目に焼き付ける
ことができると期待したい。
ジョニー・デップを始め、真田広之さん、國村隼さん、浅野忠信さんなどの
日本人俳優陣との絡みも見どころと言える。
こちらも合わせて御覧ください。
まとめ
映画『ミナマタ』は、2021年を代表する作品の1つになるのではないでしょうか。
海外の作品だけに、日本でどのように受け入れられるのかも興味深いところ。
また豪華俳優陣の演技も楽しみ。
公開は、2021年9月23日(木)
最後までありがとうございました。
ゆうすけ